2017年2月18日土曜日

メキシコ人の得意技「それ、私じゃない」

メキシコ人スタッフと働いていて
本当に困るな~と思うことは

指示をまともに聞いてくれないということです。

たとえば、何かが間違っておいてあったり、
掃除されるべき場所がされていなかったり
汚れがあったり
あるべきものが無かったり・・・

そういったミスがあったとき
私は全員に
「こういうことがあったから
次からはこういう風にしてね」と
お願いします。

前は、誰がやったのか?と聞いて回り
その子に伝えようとしていたのですが
絶対に自分がやったとは言わないし
たとえその子がやったことが明らかでも
言い訳し続けて絶対に自分の非は認めません。

犯人捜しをしたり、理由を追及したり、
自分がやったことの非を
認めさせようと努力するのは
時間の無駄ということは
これまでの3年間の経験でよくわかったので、
たとえ誰がやったか知りたいと思っても
あえてそれは聞かないようにしています。

だから、どうしても気を付けてほしいことがあったときや
ミスがあったときには、
全員に対して一般論として

「こういうことがあったから
次にそれを見かけたら
こういう風に直してね」

とお願いするようにしています。

が、しかし。。。

誰を特定するわけでもなく、
一般論としてお願いしても
即答されるのは

「あ、でもそれ私じゃないよ」という答え。

あなたがやったかどうかを聞いてるんじゃないし
私は犯人を捜しているわけでもないの。
こういうことがあったから
もし見かけたら、直してねって
そういうお願いをしているの。

というと、ふーん。。。という顔をするだけです。

とにかく、どの人に言っても

「あ、でもそれは私じゃないから」と即答されるんですね。

誰がやったかは関係ないの。
誰がやったか聞いたって、誰も本当のこと言わないでしょ。
私が言いたいのは、
こういうミスは二度と起きてほしくないから
みんなにお願いしているの。

と、毎回毎回、そこまで説明しなければいけないわけです。。。笑

何を聞いても
自分が責められているんじゃないかと恐れ
それは自分じゃないと言い張らなければいけない
彼らの文化というのは
一体どういうものなのか。。。。

自分もそういうミスをするかもしれないから
気を付けます。。。って
どうして、そういう風に考えられないんだろう。。。

絶対自分は悪くない
万が一何かしたとしても正当な理由がある・・

こういう考え方をしているうちは
何にも学べないと思うんですよね。。。

それとも・・・、
私の言い方に問題があるのか。。。
誰がやったか知りたいっていう
私の深層心理が
彼らに恐怖感を与えるのか。。。

「それは私じゃない」
って即答されるのを
何とか辞めさせる方法を
考えたいと思います。笑

日々、勉強ですね。。。。

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