2016年4月30日土曜日

でたよ!もしもし!!!

インドネシアにいたとき
いきなり
「もしもし」と言われて
お辞儀をされたことがありました。


????


と思って、よく聞いたら


日本のドラマで
よく、電話に出るとき
「もしもし」と言っていて
それはHelloの意味だから


ふつうにHelloって声をかけるときにも
「もしもし」っていうんだろうって
思ったそうなんです。


たしかに、英語では、
電話でも対面でも、Helloですけど


日本特有の「もしもし」には
「こんにちは」の意味はないですし

ましてや目の前にいる人に
もしもしっていって、お辞儀することもないですからね~



その勘違いに大爆笑したのですが
インドネシアでは、
結構、当たり前のように
その勘違いをしている人がいて
びっくりしたのでした。


そして。。。。


今回、ホテルにいらしたリトリートグループの中に
昔JALで働いていたという
アメリカ人女性がいて


その人がまぶしいぐらいの笑顔で


「もしもし!」と挨拶してくれたのです。



え!アメリカ人でも???!と思って
思わず吹き出しそうになりましたが
じっとこらえて


もしもし=ハローじゃない。。。ということを
説明しました。



彼女の場合は、
一緒に働いていた同僚たちが
電話口でもしもしといっているのを聞いていたので

もしもし=Helloだと
思い込んでいたそうです。


いや~
その人の目の前では笑えなかったけど
あとで、一人になって
大爆笑!


久しぶりにおなかが痛くなるぐらい笑いました。笑






2016年4月29日金曜日

シュガーフリーでデザート尽くし。。

今回、いらしているグループは
すべての食事から砂糖を抜いてください!という依頼なので
デザートも、お砂糖なし!


いつもは、お砂糖たっぷりの
アイスクリームなどをお出ししているのですが
今回は、そういうわけにいかず。。。


でも、シェフたちがいろいろ工夫を凝らして
砂糖の入らないマンゴーシャーベットを
作ってくれました!


こちらが
スイカのスープの中に浮かぶ
マンゴーシャーベット!
力作です♪






スイカのスープにも
マンゴーにも、
一切砂糖は使わず
自然の甘みだけで♪


マンゴーなんて
かなり甘いから
砂糖入れなくても十分ですよね~



というわけで
シェフの機転で
無事に乗り切るか。。。に思えた
砂糖なしウィークですが


なんと
「お誕生日の人がいるからケーキを作ってほしい」

という要望をいただいてしまいました。


このグループは
砂糖なしどころか
グルテンフリー
デイリーフリー
そしてベーガン。。。


つまり
ケーキに最低限必要となる
砂糖、小麦粉、バター、生クリーム、卵などが
全然使えないわけです。


そんな食事制限を持つ人は
そもそもケーキという概念に当てはまる食べ物を
食べられる体質ではないわけですから


ケーキは諦めた方がいいでしょう?と
思うんですが

やっぱり、お誕生日には
ケーキでお祝いしたいらしいです。笑


というわけで、
いろんなところでレシピを見まくって
完成したのが、


シュガーフリー(砂糖不使用)
グルテンフリー(小麦不使用)
デイリーフリー(乳製品不使用)
エッグフリー(卵不使用)


という、バナナケーキでした♪







砂糖の代わりに大量の完熟バナナと干しブドウ。
小麦粉の代わりにオートミールを
乳製品の代わりにアーモンドミルク
そして、卵の代わりに、バナナ。。。


シナモンなどのスパイスを入れて
オートミールの臭さや
卵や乳製品が醸し出す香りの高さを補い・・・


なかなか上手にできましたが
なにせ、
デコレーションクリームがない!!


一般的には
カシューナッツのナマや
絹ごし豆腐を生クリームの代用品にするらしいですが
トゥルムでは、そんなの手に入らないし!!!


仕方がないので
クリームは諦め
フルーツを切って
クッキー型で抜いて
デコレーションしてみました。







まあまあ。。。かな?
本当はラズベリーとブルーベリーがあると
いいと思ったんですが
手違いで入手できず。。。



お客様には大変喜んでいただけました。


味的にも結構おいしかったですが
砂糖たっぷりになれている人には
物足りない味だったかもしれません。。。


卵が入らないので
ふんわりとしたケーキにはならず
どちらかというと
バナナがしっとりとしていて
重厚な感じのケーキ。


ほんのひときれでも十分♪と感じる
リッチなケーキでした。



いや~
今回のお題はなかなか大変だったけど
クリアできてよかったです。













2016年4月28日木曜日

ローフードの卵サラダサンドイッチ

今回、シャンバラプチホテルに宿泊していらっしゃる
リトリートグループは
食事に気を遣うグループで


ランチはすべて、ローフード。
つまり、火を通さないお料理。


もちろんヴェーガンですから
卵も乳製品もNG


先日の野菜のパスタも面白かったですが
今日のランチはなんと
ローフードの卵サンドイッチ!


とはいえ、
卵も使えませんし
パンだって、使えないんです。
だって、パンは焼いてあるから。。。


じゃあ、いったいどうやってサンドイッチを?と思いますよね?


そうです!
パンの代わりはレタスで
卵サラダの変わりには
生のカシューナッツをペーストにしたものを使うんです。


卵の白身に似せているのは
なんと
ココナツの果肉!!
プルンとしていて
まるで茹で卵の白身みたいに見えるから
不思議。。。。


卵サラダみたいに黄色くなかったので
私が持っているターメリックを使ったら?と提案し
少し黄色味がかかった
卵サラダの出来上がり♪






卵サラダの上にトマトとアルファルファを
のせてあります。
おいしそうです♪




紫キャベツとニンジンを
アガベシロップとレモンで和えた
コールスローといっしょに♪


























カシューナッツを使った
卵サラダ風のペーストは結構おいしかったのですが

私的には、ちょっと物足りなくて
私の分には
ガラムマサラをプラス♪

そしたら激うまになりました!


オーナーにもためしてもらったら
ガラムマサラ入りの方が
断然おいしいとのこと♪


とはいえ、
ガラムマサラには
唐辛子が入っていて
サトヴィックなお食事には合わないので
お客様には出しませんでしたけど。。。


でも、自分で作るなら
断然ガラムマサラ味だな♪と思いました。


生のカシューナッツ
(メキシコでは、カシューナッツのことを
ヌエス・インディアといいます。
ヌエスNuesは、ナッツのことですから
つまるところ、インドのナッツ!笑)

を水に浸して柔らかくしてからペーストにするっていうのは

ローフードやベーガンの人たちにとっては
無くてはならない
クリームチーズの代替品♪


トゥルムではカシューナッツの生なんて
手に入らないし、
入ってもスっごく高いので
なかなか使えない食材で、
今まで、一度もやってみたことが無かったのですが


今回、念願かなって
試すことができて、大満足!


もっと安くて、気軽に手に入ったらいいのに。。。


ちなみにカシューナッツ(ヌエス・インディア)をローストした
スナックは
たくさん売っています。

値段はピーナッツより断然高いですが
でも、結構どこででも買えます。

しかしながら、生のカシューは売ってないんですね~


日本でもあんまり見かけない気がしますが。。。


私はナッツの中では
クルミよりもピーカンよりも
マカデミアよりも、ヘーゼルナッツよりも
アーモンドよりも
なによりもカシューナッツが大好き!!!


だから、カシューが入っているカレーも大好き♪


でも、ナッツの中で
一番カロリーと糖質が多いんで
要注意です!!!笑





2016年4月27日水曜日

モレ Mole

メキシコでモレ(Mole)といえば
日本でいう、カレーみたいなものでしょうか?

いろんなご当地カレーがあるように
メキシコのモレも、地域によって
いろいろ違います。


今回、オアハカのモレをもらったということで
料理担当のTが作ってくれました。


が。。。。。


Tいわく


「このモレは甘すぎる!
たぶん、バナナとかチョコレートとか
干しブドウとか
砂糖とかがいっぱい入りすぎてると思う!!
私は、もっと辛みがあって
甘みが少ないモレがいい!」


というのです。


味見をしてみると
確かに、結構甘い。。。。
明らかに砂糖が入っている甘さ。。。



ミソの味が地域によって違うように
カレーの味が地域や家庭によっても違うように
モレの味も全然違うのです。。。



モレはご飯と食べたりするのですが
今回は、トルティーヤと。。


といっても、焼いたトルティーヤを
脇に添えるんじゃなくて、


たっぷり目の油で焼いたトルティーヤを
モレのソースに浸して
真っ黒にしているではありませんか!





こうやってモレをトルティーヤにしみこませて
柔らかくしたところに
鶏肉を挟んで、二つ折りにした状態で
さらにモレのソースをたっぷりとかけます。


なんか、チョコレートソースかけた
クレープみたいですが
鶏肉が挟まったトルティーヤに
モレをかけたところです!




これに、メディアクレマとよばれる
低脂肪のクリームや
玉ねぎとレタスの千切りなど
お好みのものをかけて食べるのが
ユカタン風。


甘い!!!とかいいながら
私がつくるハバネロソースをかけて
甘辛にして食べていました。


ちなみに
私が作るハバネロのサルサは
達人の域に達したようで(笑)


メキシコ人スタッフたちから


「ねえねえ、ハバネロ買ってきたから作ってよ」


と言われるようになりました♪


これでもう私もメキシコでお嫁に行けます!笑


ちなみに、料理がおいしく作れたときに
必ず言われる褒め言葉が


「もうお嫁に行けるね!Ya puedes casar」


なんですね~


そういう表現って、
世界共通なんですかね?
今だと、セクハラとか、言われるのかな。。。笑







2016年4月26日火曜日

野菜のパスタ仕立て♪ 

私は、ローフードっていうのに
ほとんど関心がなかったのですが


今回のサトヴィックダイエットをなさる方々のおかげで
いろいろ学ばせていただいています。


そんでもって
今日は、野菜のパスタっていうのを
シェフたちが準備してくれました。


つまりパスタはゆでるものだし
乾麺だから、
ローフードにはならないわけで
麺を別のものにしなければいけないわけです。


麺に見立てられるものと言ったら
キュウリ、スクワッシュ、そしてニンジン。

日本だったら、大根もできそうですけど
ユカタン半島で大根はまず無理なので。。



野菜を千切りにするだけでは
パスタには見えませんので
菜麺機というものを使います。


くるくる回すと、
野菜が麺みたいにきれいに切れます♪






そして、出来上がったのがこちら。
トマト風味とバジル風味の野菜パスタ!






ソースにも火は使えませんので
乾燥トマトを水で戻したものに
パプリカやオイルなどを入れて
トマトソースを作り、


バジルソースは、
生ケール、生バジル、松の実、オイルなどを合わせて
ジェノベーゼのようなソースを作りました。


ニンニクとたまねぎは使えないので
とてもシンプルな味付け。



そして、こちらは
にんにくも玉ねぎも入らない
ワカモレ~♪





当然ながら、
トトポス(トルティーヤチップスのこと)は
使えませんから、


ラディッシュの薄切りが
トトポスの代わり♪



なかなか素敵なランチでした♪





2016年4月25日月曜日

サトヴィックな生活

今度の新しいヨガリトリートグループの皆様は

私が今までに一度も接したことが無い
食事制限を持つ方々。。。


英語では、Sattvaと書かれていたので
調べてみたら

アーユルベーダの理論なんですね。。。


アーユルベーダとはご存知の通り
インドで生まれた古代医学体系であり
それは生き方そのものを説く教えでもあります。


で、このアーユルベーダでは
すべてのものに
サットヴァ、ラジャス、タマスと呼ばれる
三つのグナ(性質)があるといわれます。

「サットヴァ」=「純質」つまり、光、純粋、平穏、知的など。
「ラジャス」=「激質」 つまり、情熱、活性、怒りなど。
「タマス」=「翳質 (えいしつ) 」つまり怠惰。


人間の状態がサットヴァになることが
いいことなわけですが
それを目指すには
サトヴィックな食事が一番いいとのこと。


つまり、食べ物も、三つの性質に分類されているわけですね。


サットヴァな食べ物というのは
とにかくフレッシュなもの。
冷凍食品とか缶詰とかは論外。
また、
にんにく、玉ねぎ、唐辛子といったスパイシーなものも
サットヴァな状態を乱すからNG.
砂糖もNG.

肉も魚も、死んでいる生き物を食べるわけですからNG.

乳製品は、本当にフレッシュな、いわゆる「生乳」であれば
いいらしいですが
箱詰めで常温で保存できる牛乳などNG


(トゥルムで売っている牛乳は、全部このタイプで
日本で売っているみたいな牛乳は存在しません。

とはいっても、日本で売っている牛乳も
正確に言えば、生乳じゃなくて、加工乳なので
サットヴァではありませんが。。。笑

日本でホンモノの生乳を提供しているところは
私が知る限りは、北海道の想いやりファームさんです。)



というわけで、
食べられるものが、とっても限られるんですね。。。


朝食にはいつもグラノラをお出ししていますが
ふつうに購入する既製品のグラノラには
砂糖がふんだんに使われていますので


手作りグラノラに挑戦することに!


そして、お食事はローフードなので
トルティーヤを焼くこともできず
ご飯を炊くこともできず
パンを出すわけにもいかず
火を通すサルサもNGだし
卵も肉もNGだし。。。で


かなり限られた材料で
サラダなどをおつくりすることになりました。


いや~
生で食べられるものって
難しいですよね。。。本当に。


それにしても
玉ねぎとにんにくと唐辛子がなかったら
私はインドカレーが食べられないから
きっと生きていかれないな~笑


個人的には長生きよりも
QOL優先です!!!!!(笑)


とはいえ、食べて自分が具合悪くなる食べ物
(砂糖、牛乳、生玉ねぎ、豆類、豆乳)などは
長生きうんぬんよりも
その日の自分のコンディションが落ちるので
食べませんけど。


砂糖に関しては、
メキシコ人スタッフに散々その怖さを説いてきましたが
オーナーも含め、誰一人として
私の言うことは聞いてくれませんでした。


でも、今回
サトヴィックダイエットをするグループがくることで
オーナーはいろんなことを調べたらしく


私が言う通り砂糖は毒だった。。。と言ってきて


「だけどさ、僕たちにとって
コカ・コーラは小さいときから
食事の御供として
ふつうの飲み物だったんだよ。

それが、こんなに悪いものだなんて
考えたこともなかった!!」


と、叫んでいました。


そして
これからは砂糖なし生活をする!と宣言!!!笑



今回、
私が作った砂糖なし(はちみつは入)のグラノラを味見してもらい、

いつも食べている砂糖たっぷりのグラノラとの違いを
感じ分けてもらったところ

あまりの違いに愕然としていました。



砂糖って、慣れればなれるほど
どんどん摂取しちゃうからこわいですよね。。。



さて、今週のお料理はいったいどうなるでしょう?
そして、オーナーは、毎日食べているタコスと
砂糖たっぷりのフルーツジュースを
我慢できるでしょうか?笑



楽しみです♪



















というわけで、
今回のグループのお食事は、
ほとんどがローフード。
つまり生で食べられるもの。




2016年4月24日日曜日

満月♪

ハイシーズンは忙しすぎて
満月の撮影どころではなかったのですが

今月は、たまたま満月の日に
ディナーサービスがない!という幸運に恵まれました♪


いつもは、月の出の時間に
ディナーをお出ししているので
月を見る時間すらありません。

ましてや三脚出して
一眼レフセットして。。。なんてことは
絶対に不可能です。

でも、今回、いらしているグループは
満月の夜に別の場所でディナーを食べることにしたらしく
久しぶりに自由タイム!


さっそく三脚担いで
お客様が誰もいないホテルのビーチを
独り占め!







じっと月が出るのを待っていたのですが
雲が多くて、なかなか出ず。。。

そして、ふと後ろを振り向いたら
信じられないぐらい真っ赤な夕焼けが!








そして、月の出から約40分ぐらい経って
やっと雲の合間から月が顔を見せてくれました。


















久しぶりに満月の撮影ができて
大満足~♪♪♪な夜でした!






2016年4月23日土曜日

だって、怒られたから。。。。

シャンバラプチホテルのハイシーズンでは、
リトリートグループのチェックアウトとチェックインが
重なる日が多いです。


つまり、午前中にそれまで一週間滞在していたグループが
チェックアウトし
午後には、もう、新しいグループが
チェックインするわけです。


その間に、
すべてのお部屋を掃除し
新しいリネンにし
セットアップを完了しなければなりません。


というわけで
その日はスタッフがフル稼働しなければ
間に合わないほどに
忙しいのです。


ある日のこと
たまたま仕事の手があいたDちゃんが、
いつも通りオーナーのオフィスを掃除しに
入室したところ


「こんな時間にオフィスの掃除なんて
何考えてるんだ?
他にも山ほどやることがあるだろう?
オフィスなんか、今日やらなくたっていいんだ!」


と、ものすごい剣幕で怒られてしまったのです。


まあ、確かにオーナーが正しいです。。。


手が空いたんだったら
他の人を手伝うとか
なんぼでもやることはあるわけで

オーナーのオフィスなど
帰るまでもいいわけですから。。。



しかし、Dちゃんは
その日から
どんだけ時間が余っても
チェックアウトの日には
決してオーナーの部屋を
掃除しなくなりました(笑)


意外と早く終わって時間ができたときに


「ぷらぷらしてるなら、オーナーのオフィスやってきなよ」


と言ったところ


「行ったら怒られるからヤダ!」の一点張り。。。笑


「全部終わったから、
オフィスの掃除させてくださいって言えばいいでしょう?」

といっても


「どうせ怒鳴られるからヤダ!

やらないで怒られるのは仕方ないけど
やって怒られるのはイヤ」とのこと。



いや。。。。
メキシコ人の扱いは本当に難しいです。笑






2016年4月22日金曜日

シピポ・コニボ

最近、
ヨガリトリートグループを連れてきたい。。といって
ホテルを訪ねてくるヨガの先生が
とっても多いです♪

シャンバラホテルは
全部の建物が真っ白だし
ヨガスタジオがビーチにあるので

ビーチを散歩している人たちにとっては
とても目立つホテル。

小さいけど、かなり目立ちます。笑


なので、たいていの人は
ビーチから入ってきて
ホテルの中を見てまわり


レストランもバーも、カフェも
お土産物ショップも、
うるさい音楽も、臭いお香もなにもない
とっても静かなホテルであることを発見して


「これならリトリートにぴったり!!」と
感じてくださるわけです。


今日だけでも4組ほど、訪ねてきて
ホテルの中をご案内させていただきました。


そして、、、
そのうちの最後の人が
ちょっと変わったフランス人で


「僕は、ヨガの先生じゃなくて
スピリチュアルマスターだから
スピリチュアルヒーラーになるための
リトリートをするんだ」


というのです。


話を聞いてみると
これまで世界中のいろんなところに住んで、
いろんな場所でリトリートをやってきたそうですが
二週間前からトゥルムに住み始め
トゥルムでリトリートができる場所を
探していたんだそうです。


そして、彼の「スピリチュアル」なセンスが
「ここしかない!!」と感じたとのこと。笑


スピリチュアルなヒーリングって
何をするのかと思って聞いてみたら、

なんと彼は10年間、ペルーのプカルパという
ジャングルの町に通い
そこから、シピボ・コニボという部族の村にいって
シピボ・コニボの言語を習い、儀礼を習い、
薬草を習って、
それを使ってスピリチュアルな癒しをしているんだそうです。


私も今から20年以上前に、
プカルパには何か月か住んでおり
シピボ・コニボの部族とも接触していたので
あまりの偶然にびっくり!!!


私の場合は
シピボ・コニボの人たちの
アヤワスカを使った儀礼に
何度か立ち会わせてもらっただけですが

そのフランス人はスペイン語を学んだうえに
現地の言葉までマスターしているんだそうです。


いや~
物好きというか、変わった人がいるものですね~


実は、シピボ・コニボたちは
とってもいい人たちなんですが
村に入る前に、マサトというお酒を出され
それを全部飲み干さないと、信用されない。。。ということがあります。


そのマサトというお酒は、
いわゆる人間の唾液を使って発酵させたお酒で
作り方を知っている人間にとっては
悪夢としか言いようのないお酒なんですが(笑)


それを、大きなひょうたんのカップいっぱい飲み干せ。。。と言われるのが
何ともきついんです。


私はお酒が飲めないので
助手の人に2杯飲んでもらったりとかして(笑)
なんとかその場をしのいでいましたが

そこがネックで、
完全に入り込むことができなかったという経験があります。


シピボ・コニボと聞いて、ふと、マサトを思い出し
そのことを言ったら、



「さすがだね!マサト知ってるなんて!
本当にシピボのところにいたんだね」と信用してくれたらしく
さらに話が盛り上がりました。笑


マサトなんて、名前、すっかり忘れていたのに
彼の顔を見たら、思い出そうという努力もなく
記憶が戻り、自然とその名前が口から出ていて
びっくりしました。


やっぱり、ペルーは私のふるさとなんだな~と
懐かしくなりました。


ここのところ
仕事でへこむことが多く
ちょっと病んでいたので、

久しぶりにペルーアクセントのスペイン語を聞き
地元の話題で盛り上がって
ちょっと元気になりました♪










2016年4月21日木曜日

だって、この間は何も言われなかったもん!

ホテルのスタッフで
食事のサーブをする子たちは
髪の毛をきっちりとまとめるよう、
指導されています。

当たり前のことですが
長い髪をそのままにして
キッチンやダイニングルームを歩き回っていたら
清潔感がありません。


髪の毛がお客様にお出しする食事に入ったりしたら
もう、それだけでその日のお食事は
台無しになってしまいます。


髪の毛と爪に関しては
何度も何度も注意されているというのに
それでも、
腰まである髪の毛を
ただそのまま三つ編みにして
ぶらぶらさせた状態で
ディナーをサーブしようとしたりします。


先日も、ディナーサーブに入ろうとした子が
三つ編みを伸ばしっぱなしで
まとめていなかったので


「ちゃんとまとめるように言われているでしょう?」というと


「え?だってこの間もこのまま来たけど
オーナーは注意しなかったよ。
だから大丈夫」


というではありませんか!


「オーナーが注意するかどうかは
関係ないでしょう?

そもそも、伸ばしてきちゃダメって
何度も言われているんだから
オーナーが言おうが言うまいが
やっちゃダメなことはやっちゃダメ。

衛生的な問題で
オーナーの好みの問題じゃないの!」


と言いましたが、


「大丈夫よ。この間はなにもいわれなかったんだから」

と、完全に知らん顔。。。


案の定、今回はオーナーに怒られて
また、まとめ直していましたが。。。笑



衛生的な問題でやってはいけないと
何度伝えても、
オーナーの顔色伺って、
何も言われなければ、平気で規則を破る子たち。



やっていいことと悪いことを
きちんとした理由を付けて教えても
結局守ってくれないスタッフ。


そういう子たちを働かせるには
どんな工夫が必要なのか
どうしたら、自分から髪の毛をまとめてくれるようになるのか。。。。


こういう子たちを
うまく使っていけるように
成長しなくちゃな~と思います。


がんばります!





2016年4月20日水曜日

Windows 10 のアップグレードで困ったこと。

Windows 10はずっとアップグレードしないようにしていたのですが
寝ぼけているときに
何かをクリックしてしまい
Windows8から10に
いきなりアップグレードしてしまいました。

バックアップもしてないのに
どうしよう。。。。と思いましたが
とりあえず、無事に終了。


が、しかし。。。。


無事じゃなかったことがありました。
それがWIFI!!!


Windows 10にしてから
何もしてなくてもすぐにwifiが切れてしまって
なかなかつながらないのです。

今までと同じ位置にパソコンを置いているのに
全く電波が入らなかったり
一瞬繋がっても、すぐに切れてしまったり。。。と
本当に不安定。。。


いろんなヘルプを見て
電源が切れないように高パフォーマンスにするとか
設定を変えてみたのですが
全く治らず。。。。。泣


1カ月以上、いろんなことを試したのに
何の効果もなく
windows8に戻そうかと思ったら
もう戻せないほど、アップロードから日にちが過ぎていました。笑


いろんなページにお世話になって
いろんな設定を何度もやり直して
それでもだめで。。。を繰り返していたとき


ネットワークアダプターの
ドライバーソフトウェアの
更新をしていなかったと気付き
さっそくやってみたら

見事に解決!!!


設定より何より
ドライバーが古くてwindows10に対応していなかったって
ことだったようです。


おかげ様で
ネットがブツブツ切れることなく
ネットが閲覧できるようになって
ホッとしました。


この一か月ぐらい、相当ストレスだったので。笑


ただでさえ、ADSLで遅い回線だというのに
ぶつぶつ切れたりしたら仕事になりません。


これでやっと一安心です♪
めでたしめでたし!


windows 10にしてwifiが切れて切れて
どうにもならない。。。という方がいたら
いろんな設定も大切ですが
まずは、ネットワークアダプターの更新やってみてください!


スタートボタン → デバイスマネージャー → ネットワークアダプター →
パソコンに付属のwifiアダプター (私の場合DELLなので Dellwireless)と
たどり着き、
Dellwireless を右クリックして
ドライバーソフトウェアの更新を選択すればOK!

日本だったらほんの数秒でダウンロードとインストールが終わるはずです。

私は数分かかりましたが。笑









2016年4月19日火曜日

鷲とツグミの戦い

ここに来て丸二年がたちますが
初めて、ホテルの中で鷲を見ました!!!!


まだ若鳥ですが、羽を広げたところは
ほれぼれするほどカッコイイ。。。。







この鷲、いったい何をしていたかというと
ヤシの木の中にある
ツグミ(Cenzontle)の巣を襲おうとしていたのです。


そこにいる赤ちゃんたちを食べるつもりだったのでしょう。



こんだけ大きな鷲が巣に突っ込めば
きっとひとたまりもないはず。。。


が、しかし!!!
ツグミの両親は、
絶対に子供を守る!!!と必死になって
鷲に攻撃を仕掛けるのです!!!





体の大きさ、全然違うのに!!!
ありえない!!!





ものすごい鳴き声を出しながら威嚇していたかと思ったら
なんと鷲をくちばしでつつき始めました!!


ツグミ!強い!!!
鷲はあまりの攻撃の激しさにびっくり仰天!









そりゃ、子供たちのためだもの。。。必死ですよ!!








なんどでも襲い掛かります!
がんばれ!!!!












30分以上、攻防戦が続き
結局、ツグミの勝ち!!!


まさかちっちゃなツグミが
鷲に勝つなんて!びっくり!!!



諦めないで、腹をくくって戦えば
どんな相手でも、道は開けるのですね・・・


なんか、ツグミ夫婦に勇気をもらいました。


有難い一日でした。




2016年4月17日日曜日

パヌーチョ Panucho

今日は食事担当のTが
朝から、フリホーレス(黒インゲン)を煮たり
鶏肉をゆでたりして
とってもそわそわ。。。


なぜかというと
パヌーチョを作るからです。


パヌーチョというのは
稲荷用の油揚げみたいに
穴が開いているトルティーヤに


フリホーレスのペーストを入れてから
たっぷりの油を敷いたフライパンで揚げ焼きし、

その生地の上に
鶏肉、レタス、アボカドなどなどをのせて食べる
ユカタンの伝統料理。


私が彼らの料理方法を見ていて
一番不思議なのは


熱々に焼き上げたトルティーヤの上に
レタス、アボカド、玉ねぎなどの冷たいものを
どんどんトッピングして
全員分を準備してしまうこと。





上の写真は
12人分のパヌーチョを作っているところですが
(1名5枚ぐらい食べるので、全部で60枚ぐらい作ってます)

大きなお盆の上にトルティーヤを並べて
トッピングを施し
さらに、そのうえにもう一段トルティーヤを並べて
トッピングを施しています。


私の個人的な見解からいえば

温かいトルティーヤの方が
おいしいはずなので

手巻きずしみたいに
食べる前に自分で好きなだけトッピングして
食べたらいいのに。。。と思うわけです。

だって、レタスの水分で、
パヌーチョの生地は水っぽくしなしなになっちゃうし
何より温かいトルティーヤが冷めます。

だけど、彼らは、
全部トッピングして、準備して
5つぐらいを一皿に盛り付けて
一人分として提供するのです。


作り終わってから、食べ始めるまで
1時間以上ほったらかしにしていることもあるので


確実にトルティーヤは冷めていて
どう考えてもおいしくない。。。。


でも、彼らにはあんまり問題じゃないらしくて
冷たくなったパヌーチョに
辛いサルサをかけ
それをちぎりにちぎって、1時間ぐらいかけて
ゆっくり食べるわけです。






あったかいうちに食べた方がおいしいでしょう?というと
熱すぎると持てない。。。と
現実的な答えが返ってきました。


まあ、確かにね。。。


私がトルティーヤを食べるときは
Tが手作りして焼いたのを
その場でコマル(フライパン)からとって、ちぎって口に入れるので
すごくびっくりされます。


そんな熱いの大丈夫???と。。。。笑


日本のラーメン、
食べさせてやりたい!!!!












2016年4月16日土曜日

マードレ・ソルテーラ Madre soltera

マードレ・ソルテーラとは
未婚の母のこと。


メキシコでは
とってもとっても一般的で、
シャンバラの従業員の中にも
何人もそういう子がいましたし
今もいます。


今、シャンバラで働いている
マードレ・ソルテーラのEちゃんは
なんと20歳で3人の子持ち。


一番上は5歳の男の子
(ってことは15歳で産んでる。。。汗)
二番目は双子の男の子で、3歳。




で、ありがちなことですが
長男と次男で、お父さんが違います。



実は、長男の父親とは
結婚するつもりで
日取りも決め、ドレスまで用意していたそうですが
なんと結婚式を前に
海で遭難して亡くなったのだそうです。


彼女は妊娠していることを隠していたので
彼は知らずに天国に召されてしまったのでした。


堕ろすわけにもいかずにそのまま長男を産みましたが
自分で育てることができず
旦那さんになるはずだった男性の家族に
引き取ってもらって、育ててもらっているのだそうです。


そして、その後、
またある男性と巡り合って妊娠しますが
子供ができたと知ったとたん、彼は蒸発。。。


いきなり生まれてしまった双子を抱え
一人ではどうにもならなかったので
自分のおばさんにお願いして引き取ってもらい
おばさんのところで育ててもらっているとのこと。


長男は、ここから車で1時間半ほど離れたところに住んでおり
双子は、ここから車で1時間ほど離れたところに預けていて

彼女は子供と一緒には住んでいないのです。

引き取りたいけれど
トゥルムには面倒を見てくれる人がいないので
どうにもならないとのこと。

だから必死に働いて
双方の家にお金を送っているんだそうです。


どっちかの町で働いて、
少なくとも、片方とは一緒に住んだらいいじゃないかと思うのですが


それに対してはあまり煮え切らない返事をするのです。


まあ、見てくれる人がいるなら
預かってもらっていた方が
働くにはラクですよね。。。。



子供が一番大事。。。とは口で言いながらも
まだまだ20歳の女の子。


恋もしたいし、遊びたいし。。。というところでしょうか。


もちろん、彼女が特別というわけではなく、
こういうタイプのマードレ・ソルテーラは
結構たくさんいるのです。


それにしても
まだ20歳で、波瀾万丈な人生。。。


話だけきくと、
すごく大変そうに見えますが
本人はいたってケロっとしていて
悲壮感もなく。。。



いろいろな人生。。。


勉強になります。





2016年4月15日金曜日

朝食を売る三輪車

当ホテルのキッチンは
トゥルムの海岸通りに面しており

外に何の車が止まったかとか
誰が来たかが見えるようになっています。


なので、パンやタコスなどを売る行商たちが通るのも
良く見える(聞こえる)ので
欲しいものがあるときは声をかけて止まってもらいます。


基本的に
シャンバラのスタッフたちには
ホテルでのまかないがあるので
行商から何かを買うことはほとんどありません。


でも、最近になって
お料理担当のスタッフTが
朝ごはんをよく行商から買うようになりました。


もちろん、自分のお小遣いで、自分の分を買い
他のスタッフには、
ホテルのまかないを準備します。


スタッフTはここ三か月ぐらい
ずっとダイエットに励んでいたので
急に、タコスとかエンパナーダとかを買うようになったので
とても不思議に思っていました。



そして、今日、
初めてTが行商から買っている場面に遭遇!!



こちらがホテルの前を通る三輪車。
パンって書いてありますが
売っているのはパンじゃありません。笑






毎日いろいろ日替わりらしいのですが
今日売っていたのは
タマレスとエンパナーダ。
お皿に載せているのがエンパナーダで、
タマレスは箱の中に入っている
バナナの葉に包まれたものです。







エンパナーダというのは
餃子みたいな感じの食べ物で、
トウモロコシでつくったトルティーヤの生地の中に
お肉などを挟んで閉じ、揚げたものです。
トッピングは、キャベツの刻んだものと
トマト&唐辛子ソース






こちらがタマレス♪
今日は、卵とチャヤが入ったもの。

タマレスはいわゆるトウモロコシ蒸しパンで
雰囲気としてはちまきに似ています。

鶏肉や野菜などを入れて
いろんな味付けをします。






Tに、なんで最近この三輪車から買うの?ときいたら
田舎から出てきた妹が作っているらしい。笑


売り子とTが似ているな~と思ってはいたんですが
まさか本当に姉妹だったとは!


この妹さんは、
Tの実家があるユカタンの村に住んでいたのですが
ご主人からの家庭内暴力があまりにもひどく
子供たちを連れて、トゥルムにやってきたんだそうです。


お料理上手だった彼女は
三輪車を手に入れ、
今では、これで生計を立てているとのこと。


お姉さんであるTは
大変な目に合った彼女を
なんとか励まそうと、
応援しているのだそうです。



まあ、メキシコでは
家庭内暴力はよくある話ですが
逃げてこられただけでも、
本当によかったと思います。


たいていの場合は
逃げることすらできないので。。。


Tの兄弟は12人もいるのですが
そのうちの2人が、昨年、ほぼ同時に糖尿病で亡くなり
10人になってしまったとのこと。


兄弟の結束は固く、
何かあると、すぐに助け合っているようで、
みていてとてもほほえましいです。


ちなみに、Tは結婚もしておらず子供もいないのですが
なんと甥と姪が、全部で50人いるそうです。笑


日本では最近見られない大家族ですが
これも、メキシコでは普通。。。


しかもTは12人兄弟の
末っ子の方なので
なんと、甥や姪の方が年上だったりするんですね。笑


いつも、家族の話を聞くとき
年齢がごちゃごちゃでややこしいんですが
これもメキシコでは普通のこと。


彼女の話を聞くと、
毎月の誕生日会だけでも、大変な騒ぎで
いつも忙しそうにしています。笑


私は親戚が極端に少ない家に育ったので
にぎやかな家族は
なんだかちょっとうらやましい気もしますけど♪

















2016年4月14日木曜日

ケソ・コティハ Queso Cotija

チーズ大好きな私にとって
メキシコは天国~


おいしいチーズがいっぱいあります!


といっても、
私が住んでいるキンタナ・ロー州は
チーズの産地ではないので
本当においしいチーズは食べられないのですが


それでも、時々
産地直送の大当たり♪に出会うこともあります。


私が一番好きなチーズは
裂けるチーズの原型といわれる
ケソ・オアハカなんですが



今回はオーナーがお気に入りという
ケソ・コティハ(Queso Cotija)をご紹介します。


正直に申し上げますと
私は好きじゃありません。

なぜって、
ものすごくしょっぱいし
ボソボソしているから。。。

結構乾燥していて
ボロボロしたチーズで

いわゆる溶けるチーズじゃなくて
温めても形が残っているチーズなんです。


巷ではメキシコのパルメザンとか言われているらしいですが
たしかに、そういう感じ。。。
でも、パルメザンの香りに比べたら
コティハはかなり劣ると思われます。


使い方はパルメザンと同じで
サラダにかけたり
パスタにかけたり
タコスにかけたり。。。といろいろ。



ちなみにこのコティハは
ケサディージャにするとおいしいということで
スタッフがオーナー用に作りました。


トルティーヤの間にしっかりチーズを挟んで
油を少し引いたコマルというフライパンで焼きます。








両面を焼いていくと
中のチーズはちょっと柔らかくはなりますが
決してとけません。







出来上がり♪





これに、サルサをかけて食べます。



日本でいうホットサンドみたいなのが
ケサディージャなんですね~♪




2016年4月13日水曜日

Hotel Sanara サナラ・ホテル・トゥルム

サナラ・ホテルは
昨年オープンしたばかりの
とてもきれいなホテルです。


シャンバラプチホテルからは、
徒歩8分ぐらいのところにあり、


先日、火事で燃えてしまった
ゼブラというホテル&レストランの
隣になります。


サナラは、こじんまりとしたホテルですが
お部屋は全室スイートで
海が見える、美しいヨガスタジオがあり
そして、ココナツというレストランがあります。


今回、
日本からお客様があったので
朝食を食べに
このレストランに行ってきました!




シャンバラの素朴な感じとは違って
モダンでスッキリとしたデザイン。。。







お食事は、レストランの中でも
ビーチでもOKですが
焼けるのがイヤなので
レストランの中の席にて。。。。


眺めはこんな感じです。







今、トゥルムは
どこのレストランにいっても
グリーンスムージーばかり。。。







サナラのグリーンスムージーは
10種類以上種類があって
いろいろ選べました!


ちなみに、トゥルムのおしゃれ系レストランのほとんどが
このメイソンジャーを使ってるんですが
なんでなんでしょう?


日本でも流行ってるのかな?



って、いいながら
シャンバラでも、
オーナーが買ってきたので
朝食のジュースはメイソンジャーなんですけど。笑




そして、朝食には
フルーツボールを頼んでみました。




本当は、
自家製パンのプレートが
とってもおいしそうだったんですけど

(周囲を見回したら
みんなおいしそうなパンの朝食を食べてた。。。)


今、ダイエットで
粉モノをやめているもので(笑)
泣く泣く諦めました。


体重が戻ったら
絶対、パンプレート、食べにきたいです!!



二人分の朝食で4500円もかかる
高級レストランでしたが(笑)
雰囲気は最高でした♪











2016年4月12日火曜日

ホテルをきれいに保つために。。。

シャンバラプチホテルは
潔癖症のオーナーの指示により
異常なほど、
掃除が行われます。

部屋の掃除はもちろんですが
砂に混ざるごみから、
敷地内の植物の手入れまで
とにかくいろいろです。


二人の男性スタッフによって
朝から夕方まで
敷地内をきれいにするための
いろんな作業が行われます。



ビーチに置かれている
木製のベッドは
つねに水洗いし
マットレスもきれいに拭いていきます。





さりげなく敷地内に置かれているハンモックも
つねに水洗いされています。
これは、干しているところ。
木の棒をさしこんで、広げて乾かします。






少し育ってきたヤシの木は植え替え。。。
根っこのところが
まだヤシの実のままの形です♪かわいい!







そうして、ごみも
枯草もない、
ピカピカのきれいな砂地を
キープできるのです♪




スタッフたちの細かな作業には
本当に頭が下がりますが
言わないとやらない、
言わないと気付かない。。っていうのは
もうちょっと何とかしてほしいところです。笑



私よりも長く働いているスタッフなのに。。。笑




日本人みたいに
自分から仕事を探すってことはないし
何をしたらいいですか?と聞くこともないので


言われなかったら
ただボーっと立ってるんです。笑


上の人がしっかりしないと
全く仕事をしないで
一日終わっちゃうっていうこともあり得るわけで
本当に怖い世界。。。。



最初はなんで???と思っていましたし
私よりもベテランの人に
命令するのは、失礼だとおもっていたのですが

ベテランでも、言わなきゃやらないのは同じなので
どんなに失礼だろうと、なんだろうと
言っていくしかない・・・と理解したのでした。


そしてそういう人たちなのに
人一倍プライドが高いので
言い方に気を付けないと
大変なことになることも知りました。



毎日、いろいろ学びです!






2016年4月10日日曜日

ハイシーズンも、あともう少し。。。

11月下旬から始まったトゥルムのハイシーズンは
ようやく、落ち着きを見せ始めました。


アメリカやヨーロッパのスプリングブレイク(春休み)が終わり、
セマナ・サンタ(イースターホリデー)が終わって
観光客がだいぶ減ってきたからです。


しかしながら、
シャンバラプチホテルは
5月末まで
毎週毎週リトリートグループのご予約が入っているので
あと2カ月はこの状態が続くとのこと。


1月に他の仕事でホテルを抜けた以外は
全く休みを取らずにここまで来ているので
さすがに体がへばってきて、
余裕もなくなり
ブログすら書けなくなってきました。笑


しかも今年はオーナーとの衝突が大変多く、
何よりそれがストレス。。。


1年目は「しょうがないか。。。」でやり過ごせたことも
2年目にはいると、そうはいかないようで
いちいち、いちいち
いろんなことに突っかかってくるようになったのです。


でも、いろいろ言われるたびに
私が良かれと思ってしていることが
相手には相当なストレスになっていることがわかり
愕然とします。


彼にとっての
「良いサービス」の概念が
私が学んできたものとは
全く違うからです。


今日にいたっては


「日本のサービスは素晴らしいかもしれないが
それはお前がやっていることが
完璧という理由にはならない。

お前は完璧じゃない。
お前のやることが全部正しいわけじゃない。
ここにいるんだから、ここのルールを学びなさい。」


といわれました。


日本的な感性を捨てて
気の利かないメキシコ人みたいになれというのか?


なんか、自分的にそれはイヤ~と言う気持ちが
出てきてしまいました。


私はトゥルムというこの場所が好きだけど
メキシコ人やメキシコ文化が好きなわけじゃありません。


確かに、
あんなふうになれたらラクだろうけど
きっと、二度と日本で生きていかれないだろうな。。。


もともと、日本人の繊細な感覚を持ち合わせていないというのに
さらにずれちゃったら、どうなるんだろう?笑



今日も、
サービスのことについて
かなりの言い合いをしたのですが
いつもよりも、建設的?な言い合いだったので(笑)


自分の仕事の仕方を見直そうって思いました。



ホテルの玄関のベルが鳴っても知らん顔。。。
みたいな態度にはなりたくないですけど(笑)


もう少し余裕をもってサービスできるように。。。。




最後に、最近撮りためたトゥルムビーチの様子を♪




雲の隙間からもれる朝日の光線






これぞトゥルムの海!!という色合いです。






シャンバラのビーチを客室から眺めたところ






ある日の朝日






ある日の夕焼け










2016年4月8日金曜日

消火訓練

ちかくのレストランの
大規模火災を受け
シャンバラ・プチ・ホテルでも
避難経路や、消火器具の見直しなどが
行われました。


そして、
消火器具があっても
万が一のときに使えなければ意味がないので
専門家を呼んで
消火訓練をすることに。。。



消火器って、いろんな種類があるんですね。。。


当ホテルには全部で4種類の消火器があります。


1つはキッチンにあって、油専用。


もう一つはCO2で消す消火器。

これはオフィスにあって
パソコンなど、大事なものに水や粉がかからず
後処理がすごく楽です。



3つ目は普通の粉の消火器で
何にでも使えますが
後処理がすごく大変になります。


そして4つ目が水の消火器。
当ホテルの屋根は
サカテという植物でできているため
これが燃えたときは
水の消火器で消すそうです。


こちらが訓練の風景。。。。






水の消火器は、なんと9キロもあって
女の子にはけっこう重たいです。


みんなへっぴり腰。。。笑




でも、ちゃんと訓練してもらったおかげで
使い方もわかりすっきり。


いざというときに備えたいと思います。


備えよ常に!ですね。








2016年4月7日木曜日

耳の痛みはどうやってとる?

私は、小さいころ、
よく中耳炎を繰り返し
病院に行っていましたが

小学校高学年ぐらいから
さすがに中耳炎にかかることはなくなり
耳の中が痛いっていうことが
なくなりました。


そして、
私の周りでも
頭が痛いっていう人はいても
耳の中が痛い。。。っていう大人は
あんまりいなかった気がします。


しかしながら
私が働いている環境では
意外と、耳の中が痛いと騒ぐメキシコ人スタッフが
多いのです。


冷たい風が入ったりすると
耳の中が痛むらしいです。


っていうか、トゥルムの冷たい風なんて
日本の冬に比べたら
どうってことない温度ですけれど
熱帯に住む人にとっては
15度ぐらいの気温の風でも
冷たく感じるようです。笑


で、耳が痛むときの対処方法ですが
非常に独特です。

いわゆる、民間療法ってやつです。


まず、ガーゼに
にんにくをつぶしたものと
メンソレータムを混ぜて包みます。



そして、包んだガーゼを
火で燃やして焦がします。







そして、熱々のところを
痛みのある耳の穴に突っ込みます。







耳の中が火傷するぐらいの感じじゃないと
だめだそうです。



これで、ガーゼで耳に蓋をして一晩寝ると
良くなるんだそうです。



翌日、出社した男の子は
「もう全然痛くない!」と
喜んでいました。


ほんとか????笑


もう、なんどもこの儀式を見ていますが
一度たりとも治らなかったことはないので
効果的なようです。笑



文化の違いは面白いですね。






2016年4月6日水曜日

久しぶりにお酒抜きのリトリートグループ♪

1月から2月にかけて
シャンバラ・プチ・ホテルをご利用のお客様は
ヨガリトリートだったり
ブートキャンプだったり。。。といろいろでしたが
すべての共通点は
お酒を飲まれること。。。


みんなでヘルシーな生活をするのが
リトリートの目的だと思うんですが
意外と、バケーション+合宿みたいなノリのグループが多いのが
実態です。



お酒を飲まれるグループの場合
ほとんどがテキーラを所望されるので


ひたすらレモンをカットし
ひたすら氷を買いつづけ、
ひたすらレモネードを作り続け。。。。。という感じになります。笑



当ホテルには
お部屋にミニバーなどは設置していないので
冷えたお酒が必要な方は
キッチンまで来ていただかなくてはなりません。


とはいえ、キッチンは
基本的に昼食や夕食を作るためにフル稼働しているため
次々やってくる人にコックたちが
お酒をサービスする余裕はないため、


たいていの場合、私がスタンバッて
皆様のご要望にお応えすることになります。笑



それにしても
泥酔するほど夜中まで飲んで、
朝の6時からヨガをするみなさんたちの
バイタリティーに、本当に驚きます。


しかも、若い人たちじゃなくて
50代とか60代の方々なのです。


本当にすごいです。


丸二か月、そんな感じのお客様が続いたのですが
やっと、今週は
ヨガリトリートらしいグループが
いらっしゃいました♪


引率の先生は
イギリスから来た、キャロライン先生


彼女は、5~6年前から
ハイシーズンはトゥルムでヨガのインストラクターをし
ローシーズンは
自国で仕事をする。。。という生活をしています。


まだ若い先生なのですが
非常に評判がよく、
トゥルムでは、
ヨガ・シャラーといいう小さなホテルのヨガスタジオで
教えています。






ちなみにヨガシャラは、
シャンバラから1分ほど歩いたところにあり
非常に近いんです。


実は、このヨガシャラは、
もともとシャンバラで働いていたヨガの先生が
独立して作ったところらしいんです。

それで、
最初はヨガスタジオだけだったのですが
後から宿泊施設まで作って
しかも「プチ・ホテル」って名前にしたんですね。

シャンバラ・プチ・ホテルのマネっこ。



そして、ヨガシャラとシャンバラを間違える人続出。。。笑


てなわけで
オーナーは、ひたすらムカついて、
先方にも苦情を入れたようですが
そんなことで、名前変えるほど気の小さい人なら
最初からマネをするわけないですよね~笑


というわけで、相手の方が一枚上手です。笑


すでに16年もこの地にあって
名の通ったシャンバラの名前と似せて
お客を呼ぼうっていうんですから。笑



まあ、その辺のいざこざは置いとくとして・・・笑




今回、初めて自分のリトリートグループを
トゥルムに連れてくるということで
とっても緊張してたキャロライン先生でしたが


すぐに皆さんと打ち解けて
とてもいい感じのリトリートになりました。


やっぱり、
お酒が入らず
夜は寝静まり
朝からしっかりヨガをやって
一日を静かに過ごすリトリートは
見ていて気持ちが良いです。。。


日本のリトリートでは
お酒ガンガン飲んで。。。ということはないと思いますが
外国人主催のリトリートは
いろんな種類がありますので


参加してみたいな~と思う方は
しっかり調べた方がいいと思いますよ。


まあ、参加するメンバーにもよるので
こればっかりは
運かもしれませんが。。。。笑



















2016年4月4日月曜日

チチャロン Chicharón

チチャロン(Chicharón)というのは
中南米全般で、豚肉の揚げ物のことを指します。


ペルーで、チチャロンというと
ちょっと特別な料理で
豚肉の大きな塊をゆでていき
水がほとんどなくなったところで
豚肉の塊から出たラードで
カラっと肉を揚げる・・・というものなんです。


つまりj自分の身から出た
ラードを使った素揚げ豚肉のことを
チチャロンといいます。


本当の意味は、それなんです。


でも、実際には
ふつうに油で揚げた「揚げ物」一般も、
チチャロンということがあります。


普通のスペイン語では
揚げ物全般のことは、フリット/フリッタ(Frito/a)となりますが
チチャロン・デ・カマローネス(Chicharrón de camarones)(海老の揚げ物)
チチャロン・デ・ポーヨ(Chicharrn de pollo)(鶏肉の揚げ物)
などと呼んだりすることもあります。



で、メキシコのチチャロンはどうかというと
ユカタンの場合は、
豚の皮をラードで揚げたものが
チチャロンらしいです。



スタッフが朝食用に買ってきたチチャロンがこちら。
見た目は、揚げせんべいみたいな感じ。。。





かなり脂っこいですが
スタッフにとっては、これが朝食らしい。。。



しかも、こちらの炭酸飲料といっしょに
食べるのが一般的。




ラードで揚げた豚の皮と
コーラやファンタを一緒に。。。っていうのは


ポテトフライや鶏のから揚げとビール。。。みたいな
そんな感じなんでしょうけれど


朝っぱらから、これを食べられるメキシコ人は
やっぱりすごい。


みんなに勧められましたが
私は、遠慮させていただきました。笑


ペルーでチチャロン食べたときは
油に当たって
おなか壊して大変な目にあったので
ちょっと怖いんですよね~


でも、おなかに自信のある方は
ぜひ、メキシコの典型的な朝食を
食べてみてくださいませ。。。