2016年2月29日月曜日

アーモンドの実

先日、アーモンドの葉の紅葉をお見せしましたが
今日は、アーモンドの実です!


アーモンドの実の中にある種を
私たちはアーモンドとして食べるわけで
シャンバラのアーモンドも食べられるらしいんですが


収穫する前に
鳥、リス、そしてコウモリに食べられちゃうらしいです!


なので、熟したアーモンドの実を
ほとんど見たことがなかったんですね~



こちらがまだ青いアーモンドの実





ふっくらした形が
何とも言えないかわいい感じがします。



そして熟すと・・・・・




こんな感じで、ほんのり赤くなって
柔らかくなります。


この状態を、リスやコウモリが食べちゃうのです。


コウモリがアーモンド食べるっていうのが
あんまりイメージなかったんですが
確かに、夜見てると
コウモリがいっぱい木に飛んできます。


食べているところまでは見えないのですけれど・・・・


ちなみに、洞窟型セノーテが多いせいか
トゥルムにはいっぱいコウモリがいて
鳥と同じように、普通に見られます。笑


大きなコウモリじゃなくて
結構小さいので
そんなに恐怖感もありません。


なんとなく、映画とかのイメージで
コウモリって気味が悪い気もするんですが
実際に見るとそうでもないんですよね。。。



いろんな生き物がいるトゥルムは
本当に面白いです♪







2016年2月28日日曜日

こだわり


シャンバラプチホテルでは
朝食サービスのときに
ご希望があれば
卵料理をお出ししています。


その卵料理というのは
これでもかというぐらいカリカリに焼いて
水分を飛ばした
スクランブルエッグです。







すでに何度かお話ししていると思いますが
メキシコ人は卵が香るのが大嫌い。

なので
トマトや玉ねぎ、ソースなどをフライパンに入れてよく炒め
そのあとで解きほぐした卵を入れて
汁気がなくなるまで
よーーーーーーーく焼きます。


そのあと、
マッシュポテトを作る料理道具、マッシャーを使って
卵を粉々につぶしてそぼろみたいにします。


ふつうはそれで、お皿に盛りつけるのですが
シャンバラプチホテルの場合は
ティンバル(日本でいうセルクル)という
丸い型を使って卵を丸く固めて
デコレーションしてお出しすることになっています。


そのため、ほんの少しでも汁気があると
丸くデコレーションした卵から
汁がにじみ出て、
お皿が汚れてしまうので

卵を漉し器にいれて
ぎゅうぎゅうと絞り
汁気を全部とって、卵をパラパラにします。


そして、このようなおしゃれな盛り付けになるわけなのです。


が・・・・・


私から言わせると
卵のおいしい部分は
その絞り出しちゃってる汁気にあるわけで

盛り付けられているものは
もはや卵というよりは、
卵の残りかす???のように感じるわけです。


だから、かなり味付けを濃いめにしてあり
卵の味がほとんどしません。笑



フムスやディップみたいな感じで
パンにつけて食べれば
スパイシーなお料理だとは思うのですが


スクランブルエッグか?と聞かれると


うーーーーーん。。。。と
答えに詰まってしまいます。笑



自分のホテルで出しているスクランブルエッグに
ケチをつけたくはないのですが(笑)


正直、、、、、
メキシコのスクランブルエッグは
絶対に日本人の口には合わないですし

たぶん、他の国の人からも
そんなに支持はされないと思います。


それが証拠に、
ホテルに来るお客様のほとんどが
2日目には


「ふつうの卵料理はないの?」


と聞いてくるのです。


メキシコ人にとって
これは普通の卵料理で、
トルティーヤに載せて食べると最高!!!らしいですが

欧米人にとって
朝食の卵としてイメージするには
あまりにも不思議な食べ物です。


オーナーからは
「誰が何と言おうと、これがうちの卵料理」
といわれているので


目玉焼きはできないの?
ポーチドエッグは???。。。といわれたときには


「当ホテルでお出しする卵料理はこちらになります。。。」と
言わざるを得ません。


そう説明しても
この卵料理に納得がいかない人が
かなりいらっしゃって(笑)


せめて、ゆでたまごでいいから!
ゆでたまごなら簡単でしょう?
とにかく、この卵料理以外のものを作って!


と懇願されます。笑


私としては、
お客様が喜んでくださるのが一番なので
ゆでたまごでいいから!と言われたときには
オーナーに許可を得て
それをお出しするようにしています。


でも、オーナーは
そういうオーダーを聞くと
ものすごく機嫌が悪くなって


「お前が何でも言うこと聞くような顔しているから
つけこまれるんだ!!」

などなど、
普段は言われないような暴言を吐かれます。


そういう対応をされると
私自身も


「お客様が喜んでくれたら
ホテルにとってもいい話なんだから
ゆでたまごぐらいいいじゃないよ!

なんで、そんな些細なことで
そんなに怒んなきゃいけないのよ!!!!」


とムカつき、


「もう、今度こそ、本当に辞めてやる!!!!」と
思うのです。笑



たかが卵料理のことなのですが
ほぼ、すべてのグループで
この会話が繰り返されるので
私は、正直なところ、ものすごく疲れていました。


(つまり、ほとんどの人から
普通の卵料理が食べたいといわれる)


これだけ、毎回毎回言われているのに
どうして妥協して、普通のジューシーなスクランブルエッグを
作らないんだろう?
どうして、ゆでたまごじゃダメなんだろう?
どうして目玉焼きじゃダメなんだろう?


何度か、質問してきましたが
明確な答えをもらったことはありませんでした。


目玉焼きとかポーチドエッグは
一つ一つ作ると結構時間がかかるので
うちのキッチンの構造上難しいのは確かです。


でも、いわゆる普通のジューシーでふわふわな
スクランブルエッグは簡単に作ることができます。



いろいろアイデアを伝えてみましたが
オーナーは決して首を縦には降らないのです。


そして、なんども言い合いをして
いろいろ自分で考えた結果、

きっと、オーナーは自分が食べておいしくないものは
出したくないんだろうな。。。という結論に至っていました。


つまり、メキシコ人であるオーナーにとって
ジューシーでふわふわなスクランブルエッグは
卵の臭いがひどくて、生っぽい
恐ろしい食べ物でしかないわけです。


そんなものを、
お客様に出すわけにはいかないんだろうな・・・と。



そういうわけで、
私の中では、その結論で落ち着いていました。



そして。。。。



今日になって、
意外な事実が発覚したのでした。



今回も、アメリカから来たヨガのリトリートグループの先生から
2日目に卵料理のクレームが入りました。


いつもだと
「他の卵料理を作ってもらえないか?」という要望なのですが


今回は、よっぽどこの卵料理が変だと思ったらしく


「これはいったい何なのか?卵料理っていうけど
どういう卵を使っているのか?
本物の卵を使っているのか?
それとも粉末になった加工卵を溶かしてつかっているのか?」


といった質問を受けたのです。


オーナーの顔色はみるみるうちに青ざめ
明らかにものすごく怒っているのがわかりました(笑)


それでもオーナーは落ち着いた対応をし、
ちゃんとした卵を使っていること、
これはメキシコの普通のスクランブルエッグであることを
説明しました。


それでもヨガの先生は納得がいかず
明日はどうしても目玉焼きを作ってほしいと言ってきました。


何度かいろいろやり取りがあったのですが
結果的に目玉焼きを作ることになりました。


とはいえ、メキシコ人は
黄身がトロトロの
目玉焼き(いわゆるサニーサイドエッグ)は絶対に食べませんので
目玉焼きの両面焼きを作ることになりました。


ただそれを作ればいいだけなのに
オーナーは
卵料理担当のTに


「明日はトルティーヤを多めに買ってきて
フリホレス(黒インゲン豆のピューレ)も作るように。

トルティーヤを温めて、そのうえにフリホレスを塗り
そのうえに目玉焼きの両面焼き(スペイン語でいうところのHuevos estrellados)を
乗せてアボカドを添えてデコレーションしなさい」


と指示を出しました。


「目玉焼きつくるだけだって
時間かかるのに
なんでトルティーヤにフリホレスまで準備しなくちゃいけないの?

お客様の要望は、目玉焼きなんだから
そんな小細工しないで
普通に目玉焼きを作ればいいじゃない!」


と、自分の意見が出かかったのですが
オーナーの顔がかなり怖かったので
何も言わずに、
指示に従うことにしました。



そして翌日。。。。



かなり時間がかかりましたが
なんとか無事に作って
皆様に喜んでいただくことができました。


が、

オーナーはものすごくご機嫌斜め。


一つ一つ焼いて時間がかかりすぎ
お客様をお待たせしてしまったことが
気に入らなかったのかな。。。と思ったのですが


実はそうではなかったようです。


まるでストレスを発散するかのように
私のことをわけのわからない理由で怒鳴りつけ、
キッチン全体が、氷のように固まった後


いきなり自分の考えを話し出しました。



・・・・・・
・・・・・
・・・
・・



自分が外国に行ったときは
そこで出されたものを食べる。
卵料理がメキシコ風じゃない、
サルサがない、唐辛子がない・・・・などと
文句を言ったりはしない。


なぜならその国を訪れて
その国の文化を楽しんでいるからだ。
その違いを楽しむために
別の国に行くんだ。


それと同じで
メキシコに来たなら
メキシコのものを試すべきだ。

メキシコに来て、欧米風の卵料理を期待するなんて
おかしいだろう?

メキシコに来たからには
メキシコのものを食べて、楽しんでもらいたい。
メキシコを体験してもらいたい。


自分が食べたい卵料理なら
自分の家でいつでも食べられるじゃないか?


なんで家で食べるのと同じものを食べようとするんだ?

ここにきたなら
メキシコならではのものを食べてもらいたい。


他のどこのホテルが
彼らの要望に合わせて
欧米風のスクランブルエッグを作っても
うちではやりたくない。

ここはメキシコで、メキシコのホテルで
メキシコを体験してもらうためのホテルだから。

他のどこのホテルが
欧米スタイルに迎合しても

うちだけは
「ここはメキシコなんだ!
メキシコに来たなら
メキシコスタイルを受け入れて楽しみなさい」

とお客様にいえるホテルでありたいんだ。



・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・



これを聞いて、
なんでわざわざ
目玉焼きにトルティーヤとフリホーレスをつけたのかが
理解できました。


ただの目玉焼きを出したら
欧米風になってしまう!
それでは、オーナーのこだわる
「メキシコ風」ではなくなってしまう。

だから、
ほとんどの人が
トルティーヤやフリホーレスを残すであろうことは
あらかじめ想像できたのに、

メキシコスタイルを貫いたというわけです。



なるほどなるほど。。。。



正直、これが正しいのかどうか
よくわかりません。


でも、自分の軸をブラさないというのは
こういう個性的なホテルを経営するうえでは
とても大切なことじゃないかと思いました。


オーナーがこだわりをもって経営し
そのスタイルを気に入った人たちが
何度もリピートしてくれる。。。


もちろん、気に入らない人は
ものすごく気に入らないでしょうけど
気に入ってくださる方は、とっても気に入ってくださる。


誰に何と言われようと
迎合せずに自分のこだわりは守り抜く。


たかが卵料理でも!(笑)


私は、そういうところ
とっても意志が弱くて
お客様にいわれたら
簡単に、いろいろ変えてしまうタイプ。。。(笑)


そういう弱いところが見えてしまうのか
お客様から
無理難題やイレギュラーなことを頼まれるのは
いつも私。。。笑


そして、
こんなご要望をいただいたんですがと
オーナーに確認するたびに
叱り飛ばされる日々。。。。。笑



たかが卵のことで。。。っという私の甘さが
ホテル全体に迷惑をかけることがないよう
しっかり気を引き締めたいと思います。


お客様に満足していただきつつ
自分たちのこだわりは守る・・・


線引きが難しいところなのですが
でも、
いくらお客様に言われたからと言って
何でもできるわけではないので
オーナーのさじ加減をしっかり見習っていこうと思います。


いや~
毎日いろいろ学びになります!






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2016年2月27日土曜日

ヨガスタジオに大変化♪

今日は大工さんが来るよ~と
聞いてはいたのですが



まさか、海からやってくるとは。。。。


なにやら、ヨガスタジオに
棚を納品するようです。


棚が大きすぎて
シャンバラの入口から入れなかったので
隣のホテルの大きな入り口を通らせてもらって
ビーチ側から入ってきたそうです。笑



この間の厨房に導入した棚に似てるけど。。。






こんな感じで2台の大きな棚が
ヨガスタジオに納品されました。






そして、じゃーん!!
ヨガマットとか、ピラティスリングとか
キャンドルとか、お香とか
いろんなものをしまっておく立派な棚が
設置されたのです!







入口入ってすぐのところに壁一面で
設置されました!





全体を魚眼で撮影すると、
こんな感じ♪





今まで、小さな棚にぎゅうぎゅうづめだったのですが
これでとってもスッキリしました!



ヨガスタジオがさらに使いやすくなって
皆さんに喜んでいただけそうです♪




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2016年2月26日金曜日

急に夏が来ました!

満月が過ぎたら
急に夏が来たようです。

ついこの間まで、フリース着て
夜は布団にくるまって寝ていたのに
昨晩は、暑くて暑くて、
扇風機を付けて寝ました。笑


気温15度、湿度50%というところから
気温30度、湿度78%!!

一気に夏です!!!


トゥルムから、いくつか風景写真を♪



太陽の光が差し込む感じが
何ともいえない、美しい朝の風景





ホテルの中心部からビーチを見たところ。
海の青、旗のオレンジ、壁の白のコンビネーションが
とっても美しく見えます。






昨日の満月!
木星が左脇にぴったりくっついてます!
こんなに明るく見えると思いませんでした!





これからどんどん熱くなって
ただ、そこにいるだけで汗が出る。。。っていう
状態になります。

寒いよりは全然いいですけどね♪




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2016年2月25日木曜日

トゥルムにも紅葉???

トゥルムは常夏。。。と思っている方がいるかもしれませんが
決して常夏ではありません。

北緯はほぼ、香港といっしょですので
冬には、ちょっと冷え込む日が出てきます。


昨年の12月はほとんど気温が下がらず
暑い日が多かったので

今年はフリースの出番なしか?と思っていましたが


1月に入ってから、
急に寒くなる日が多くなり、
明け方15度以下になる日が
何日か続きました。




とはいえ、最低気温がその程度ですので
日本の冬と比べたら
とってもラクな冬ですけれど、
なにせ、暖房が一切ありませんので
ひたすら着込んで耐えるしかないのです。。。笑



そして、そうやって寒い日が続くと
アーモンドの葉が色づいて
紅葉を見せてくれます。


日本の食べ物は一切懐かしく思わない私ですが
桜と、紅葉と、富士山は
時々、ちょっと懐かしくなります。


とくにアーモンドの赤い紅葉を見ると
日本の美しい紅葉が思い出されます。


赤くなっているのがアーモンドの葉
南国の代名詞であるヤシの木の間で
紅葉している葉があるなんて
なんか不思議ですよね。。。笑






道に落ちたアーモンドの葉。。。
とってもきれいな色です♪





なんとなく、四季がくっきりしない南国生活ですが
紅葉を見ると
ああ、ヤシの木みがいっぱいあっても
ここは冬なんだな~と実感します。


今年はちょっと冬が長引いているようですが、
もうすぐ春になりそうな予感です♪






2016年2月24日水曜日

ベランダに囲いができました♪

シャンバラプチホテルには
二階のお部屋が一つだけあり、
以前はとても小さなお部屋でした。



が、それをリニューアルし
こんな感じで広いテラスができました。
向うにターコイズブルーの海が見えます♪








そして、家具を買ってきて
こんな風にテラスに配置しました。






スっごくおしゃれなんですが
なにせ、柵がなくて怖い。。。。


夜中に酔っ払った人が落ちちゃったらどうしよう。。。と
心配してしまう怖さです。笑




そして、やっとオーナーが重い腰を上げて
テラスに窓を取り付けました♪



じゃん!こんな感じ!
これなら、夜落ちることはないでしょう!
ほっと一安心♪






ベッドが二つでいっぱいいっぱいだったお部屋も
二倍の大きさにしたので
家具も置けて、とってもゆったり♪








いい感じのお部屋になりました。



























もともとこのお部屋はツリーハウスみたい!と
人気だったのですが
テラスも入れると、今までの3倍の大きさになったので
さらに好評をいただいております♪


リニューアルのおかげで
アルババというこのお部屋は、
シャンバラ・プチ・ホテルで
一番お値段が高くなってしまいましたが

でも、ぜひ、この手作り感満載の
ツリーハウスを
楽しんでいただきたいです♪





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2016年2月23日火曜日

アボカドの成長♪

種からがんばって育てたアボカドですが
こんな感じで順調に育ってきました♪



私が手で持っているのが
アボカドの葉っぱです。








アボカドっていつも実は見ていますが
葉をきちんと触ったことがなかったんです。


実ががっちりして、ごつごつした感じだから
葉っぱも厚みがあるのかと思いましたが
触ってみると、ベルベットみたいにソフトで
優しい葉っぱ。。。


意外ですね~






そして私のアボカドの後ろに芽を出し
すでにアボカドの高さを超えてしまったのが
セイバ(Ceiba)というマヤの聖木。
























アボカドよりもすこしテカテカ光った葉っぱで
一つの枝から5枚の葉が出ているのが
分かりますでしょうか??





このセイバという木は
マヤの生命の木と言われ
とても大切に扱われてきた木です。


遺跡には必ずと言っていいほど
セイバの大木があります。



こちらは、まだ若いセイバの木。
3年ぐらいでこのぐらいの大きさになっちゃうほど
成長が早いんです!








セイバの幹にはこんなトゲトゲがあります。







そして、こちらがかなり成長したセイバ。。。。
幹からほぼ垂直に大きく枝を伸ばし
木陰を作ってくれる木なんです。。。






私のアボカドと同じ鉢に植えてあるこのセイバ・・・


なんと、海から種がどんぶらことやってきて
シャンバラの浜辺に打ち上げられていたんだそうです。


それを、植物を育てるのが大好きなP君がひろい
わたしのアボカドと同じ場所に植えたのでした。。。



そしたら、アボカドをしのぐ大きさに。。。。(笑)



あまりにも栄養を取りすぎるので
今度、鉢を変えてくれるそうです♪



アボカドが大きくなるのも楽しみだけど
セイバの成長も、すっごく楽しみです♪♪♪








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2016年2月22日月曜日

またもや火事が。。。。

昨年、トゥルムのビーチサイドで
大規模な火災があり
トゥルムでもっとも大きな
木造でサカテの屋根をもつ建造物が
一気に燃えてしまいました。


サカテの屋根は
炎にはすごく弱くて
一瞬で火が回ってしまいます。


シャンバラのほとんどのお部屋は
サカテという植物で葺いた屋根なので
私たちはいつもすごく気を使っています。


そして。。。。


今回、またもや大規模火災が起こりました!


観光客に人気のゼブラというレストラン兼ホテル。。。。


週末にはサルサ教室などが行われるため
たくさんの人が訪れる施設です。


メニューやドリンクも豊富で
ライブミュージックなどもあるので
シャンバラにいらしたお客様に
踊れるレストランはある?と聞かれると
ゼブラをおすすめしていたほどです。



お昼過ぎに、いきなりものすごい勢いで
救急車やら消防車やらが
目の前の道を通るので


いったいどうしたんだろう?と思っていたら
すぐにオーナーから連絡があり
ゼブラが燃えている!と。


以下は、ニュースサイトからお借りした写真です。



この日は運が悪いことに、とても風が強くて
あっという間に火が回ってしまいました。






ゼブラ以外にも風下の2件のホテルが
巻き添えになりました。






ゼブラという看板だけが残って
後は火に包まれています。。。




近隣のホテルが力を合わせて消火活動を行いましたが
風が強くて火の粉が遠くまで飛んで行ってしまい
とても追いつかなかったそうです。


とっても素敵なお店だったのですが残念です。。。


でも、ここのデザイナーさんは
本当にセンスのある方なので
きっともっともっと素敵なレストランを
作ってくださるんじゃないかと思います。


再建を心待ちに。。。。





2016年2月21日日曜日

ティンバル・デ・エンサラーダ

ティバル(Timbal)というのは
もともと
タンバリンとか丸い太鼓のことをいいますが


お料理の世界だと
丸い型に具をいれて固め
美しい盛り付けにすることをいいます。


シャンバラ・プチ・ホテルでは
フムスとか、レンズマメのマリネとか
キヌアとか
いろんなものをティンバルで固めて
盛り付けし
味も見た目も素敵なお料理をお出ししています。


今回は、
アボカド、キュウリ、トマト、黄色いパプリカのサラダを
ティンバルにしてみました♪































なかなかかわいい色に仕上がり

お客様にも喜んでいただけました♪


ティンバルは、すごくおしゃれに盛り付け出来るので
個人的にお気に入りの調理グッズです♪





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2016年2月20日土曜日

道の下からセノーテ出現??

うちのスタッフたちは
だいたい朝7時半に出勤して、
夕方5時まで働きます。
(そのうち、朝食と昼食で3時間ぐらい休むけど)

そしてディナーサービスがあるときは
一度、トゥルムの町にある家に帰って
シャワーを浴び、
夜の7時ちょっと前にもう一度戻ってきます。


シャンバラから町までは車でだいたい20分ぐらいなので
家にいられる1時間ぐらいしかないのですが


それでも、ここにその間にパパっとお風呂に入って
着替えて、身支度を整えてから
ディナーサービスに来るわけです。



とはいえ、そこはメキシコ人なので
7時のディナーに備えて15分前に来るということはなく
7時のディナーに備えて7時ぴったりに到着することが
ほとんどです。

たまに10分ぐらい遅れてきたり。。。汗


で、先週もいつものように遅れているので
まあいいか。。。と思って
私が一人で準備をしていたのですが


待てど暮らせど、
ディナーが始まっても
全く到着する気配がありません。


するといきなりメッセージが入り



「道に穴が開いてて通れない!!」


というではありませんか!


オーナーに状況を調べてもらうと
なんと、シャンバラプチホテルから
車で町方面に10分ぐらい走った
マヤ・トゥルムというホテルの前が陥没し
車が立ち往生しているとのこと。


ユカタン半島一帯は
河がなく、
地下水路が発達しています。


それは場所によっては鍾乳洞のようになっているのです。


ですから、
地上から何らかの負担がかかると
いきなり陥没し
セノーテができてしまうことがあるわけです。


昨年も、
トゥルムからカンクンに行く
大きな幹線道路で
大規模な陥没事故があり
復旧までに数日を要しましたが



今回は、なんと
とっても身近な道路で起きてしまいました!


その道は
トゥルムの町から海岸のホテル地帯に入る
たった一本の道なので
それがふさがってしまうと
町からシャンバラには到着できなくなってしまうのです。



交通整理の警官のおかげで
やっとのことで通ることができ
ディナーサービスの半ばごろに
やっと到着しました。


彼女達が話すところに寄ると
陥没した穴はかなりおおきく
二車線のうちの一車線をふさいでおり
片道走行になっているとのこと。


なので、警官がうまく調整していないと
双方がうまく行き来できないのだそうです。



翌日、
どうしても町に出かけなければいけない用事があり
タクシーで出たところ


確かに、昨夜の穴がまだそのまま
残っていました!






下に水が湧いているのがみえますでしょうか?????


とりあえず、一時的に石や砂を詰めて
何とか道路は復旧したのですが

とっても一時的な処理なので
非常に怖いものがあります。。。。



とはいえ、この道を通らないわけにもいきませんので
突然、穴が開いてセノーテに吸い込まれないよう
祈るばかりです。笑


こういうのを見ると
ユカタン半島の地下は
本当に地以下水路だらけなんだな~と
実感します。。。。








2016年2月19日金曜日

思いが現実を作る・・・と思う。。。

私がペルーにハマって何度も行っていたのは
1990年から1997年までの間。


ちょうどフジモリ氏が大統領に就任してすぐで
私が通っている間、ペルーの大統領はずっと彼でした。


フジモリ氏が大統領に就任した直後は
センデーロルミノッソというテロ集団によって
まだまだいろんな事件が起きており


日本の外務省からも
渡航自粛勧告が出されていたほどでした。



そんな状態ですから
日本人に限らず
観光客はとても少なく
今みたいにホテルなどの観光施設も
さほど整っていないし
交通網もひどいものでした。


それでも、
私は、それほどひどい思いをしたことがありませんでした。



たとえば、
フライトがキャンセルになったりとか
バスが事故にあって動かないとか
そういう経験はまずありえませんでした。


なので
とても危ない状況下ではあったのですが
私は自分が旅することに関して
あまりトラブルになるとは思っていませんでした。


しかし。。。。


とある人が私を訪ねてペルーにやってきました。


その人は、常日頃
ペルーに対してあまりいい印象を持っていない人でした。


でも、私がこれほど入れ込むので
一度行ってみたいと思ったのでしょう。


わざわざ休暇を取ってやってきました。



そして、その人と一緒に旅行することになって
とんでもないことを経験しました。



まずはじめがフライトキャンセル。
リマからクスコに行くフライトがキャンセルになり
何時間も待った挙句
結局どの飛行機にも乗れなくなったのです。


そして次の日に行くことに。。。。


当然ですが、その人は


「だからペルーなんだよ!」と文句を言っていましたが


私は


「あんたがそう思ってるから、そういうことが起きるんだよ!怒」


と、根拠なく思っていました。(笑)



そうしてやっと到着したクスコ!


やっぱりマチュピチュは外せないと思い
日帰りで行ったところ、
なんと電車が何もない野原で
突然止まってしまい。。。。



何時間も復旧待った挙句、夜になり
結局動かないという話になり
クスコから代行移動手段として
バスが送られることになりました。


そうして、がっくりと疲れて
クスコに戻ることになったのです。



なんということでしょう!
そんな目に合ったことは
一度もなかったというのに!



その時私は確信しました。
この人がこの現実を作ったと。


最初は冗談みたいに言っていたのですが
あまりにもありえない事件が
重なるので



「この人は自分のペルーに対する悪印象が
正しいと証明したくて
ヒドイ現実ばかり作ってる!!!」


と実感したのです。



その後、日本で働いていたとき、上司から



「思いが現実を作る」


と教えてもらい、
やっぱりそうなんだ~と納得しました。



というわけで、
○○になったらどうしよう?
○○だったらどうしよう??

と頭に浮かぶ心配は
なるべく注意を向けないようにして


自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを
考えるようにしています。


だけど、
人間って心配好きみたいで
ついつい、
○○だったらどうしよう?っていう方に
時間を割いちゃうんですよね。。。笑








2016年2月18日木曜日

良い土地発見!でも。。。


トゥルムで土地がほしい!と思っていたのですが
なかなかいい話が来ませんでした。


そもそも、トゥルムの町中は
値段が高すぎて
もう全然手が届かないところにあります。



オーナーが住んでいる
リゾート分譲マンション地区なんて

2LDKで、エレベーターもない4階建の建物で
しかもたいして大きくないのに
4000万円とか5000万円とかするんですから。


たった110坪の土地だけで1300万円です。


もちろん、敷地の入口は警備員が管理していて
何棟もたつコンドミニアムは森の中にひっそりとあり、
バンガローの間にはプールがあり。。。で
非常にきれいなところですけれど。


でも、そんな値段だったら
日本でマンション買った方がいいんじゃないか?と思います。笑


まあ、彼が住んでいるところは
トゥルムでも全く別格のリゾート開発地ですけれど、


トゥルムの町中でも
かなり値段が高く、
10×8メートルの土地付き建売が500万円とか、そんな状態です。


こちらが建売の写真。
家と家がくっついていて、プライバシーゼロ。笑




というわけで、
さすがにトゥルムの町中は無理なので
少し郊外で広めの土地を。。。と思っていました。


そしたら
トゥルムの町から12キロほど西に進んだところに
30×30メートルの土地が100万円ほどで売りに出されていると
連絡が来たのです。



約270坪の土地がその値段なら、
まあまあかな~ということで
見に行ってきました。


土地は、大きな幹線道路から300メートルほど、
脇道を入ったところの角地でした。


本当にただの土地なので
植物だらけでジャングルになっています。


これがちょっとパノラマ使って撮影したところ。
砂利道に囲まれた角地です。






私が撮影しているところから車までが
30メートル。土地の一辺。
土地の中は草と木だらけで
何にも見えない。。。。笑



覗いてみると、
ちょっとした小高い丘みたいなのが見えましたので
完全に平らではないみたいですし
大きな石もたくさん見えました。



なかなかいいんじゃない?と思って
もう一方の道も歩いてみると。。。。



なんと隣の土地は
すでに切り開かれているのですがごみの山・・・






実は、こういう郊外の土地によくあるんですが


ごみ業者が捨てる場所に困って
置いて行ったり


あるいは土地の保有者が
自分の家の要らないものを
捨てにきたり・・・と


ちょっとでも捨てやすい場所があると
これ幸いと、おいて行ってしまう場合があるのです。



もし、自分が家を建てるとして
隣にこういいう土地があるのは面白くない。。。


ごみをきれいにすること自体は簡単だけれど
こういう問題とずっと一緒に暮らすのは
絶対にイヤ。。。



なので、
条件は良かったのですが
今回はお断りしました。



必要ならば、きっともっといい物件が出てくるでしょう♪



初めて、土地を買う!と思って
土地を見に行って
実際にその地に住んでいる人に
いろんな話を聞くことができて
参考になりました。


やはり郊外の土地に住むには
相当なガードが必要なようです。。。


つまり、泥棒対策!


今は、ホテル内に住んでいるから
セキュリティー面では
ホテルのガードマンたちにまかせっきりですが


郊外の土地は、簡単に泥棒に入られちゃうみたいで
ものすごくきちんとセキュリティーしないとだめといわれました。


ああ、ここはメキシコだった。。。と
改めて思い知らされました。笑


郊外は安いけど、安いなりに
いろいろ高くつくこともありますね。。。


ちなみに、水は、セノーテの水が地下に流れているので
井戸を掘ればOKと言われ、それでちょっとワクワク!!!!


電気も、幹線道路から300メートルなら簡単にひけるといわれたので
発電機を持つ必要がなさそうです。


郊外と言っても、
ビーチより、水も電気関係も恵まれていてよかった!

安全面さえ何とかすれば
郊外に住むのもそんなに悪くはなさそうなので
次のいい物件を楽しみに待とうと思います♪






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2016年2月17日水曜日

テリヤキビーフジャーキーの行方

ホテルのお部屋を掃除する
ハウスキーピング担当の女の子たち・・・・。

普段のお仕事は結構大変ですけれど
お客様がお土産で残してくださるものは
楽しみの一つです。


虫除け、シャンプー、リンスなどはもちろんですが
中には
化粧品類とか、洋服とか
いろいろな食べ物などを置いて行ってくださる方もいます。


先日、ベテランスタッフのTが嬉しそうに持ってきたのは
大量のチョコレートと
照り焼き味のビーフジャーキーの袋。


アメリカから来たグループの方が
置いて行ってくださったそうです。


テリヤキ味って日本の味だって知ってる?

とTに聞くと
そんなことは全く知らなかったようでした。

でも甘辛い味は好きだといいます。


で、そのままスナックで食べるのかと思ったら


「何言ってるの?これは干し肉でしょう?
ランチにするのよ!!」


とのこと。


ビーフジャーキーをランチ?????


一体どうするんだろう?とおもったら
またもや、あの作業が始まりました。
そう、細く裂く「デセブラール」です。





そして、たっぷりの油とで
ビーフジャーキーを炒めます。


出来上がったら
チラキレ(Chilaquiles)という
スープの上にトッピング。






チラキレというのは
トマトスープ(赤トマトでも緑トマトでもOK)の中に
トトポス(いわゆるトルティーヤチップス)を入れて
温めたスープ。


トルティーヤがいっぱい残ってしまった時とか
トトポスがいっぱい余ったときなどに
簡単に作れる料理です。


日本だと雑炊みたいな感じでしょうか?
残り物のご飯を簡単にスープにして食べちゃう。
ルールはなくて何でもあり!みたいな。。。。


チラキレには
メディアクレマというクリームや
チーズ、サルサなどをかけてたべます。
アボカドをのせるときもあれば、
レタスのみじん切りや玉ねぎのサラダをのせることも。。。



要するに、何でもありです。



普段は、鶏肉をゆでて裂いたものをのせますが
今回はビーフジャーキーがあったので
それを応用というわけです。


なるほど、確かにランチですね!!



私の中で、ビーフジャーキーは
おつまみでしかなかったので
新しい発見でした。笑





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2016年2月16日火曜日

タマレス Tamales

1月6日の東方三博士の日に
ロスカというパンを切って
誰がタマレスをおごるか。。。というゲームで盛り上がりました。


で、タマレスをおごる日は
2月2日の「カンデラリアの日 Dia de la Candelaria」だったのです。


でも持ってくるべき人がだれもタマレスを持参せず。。。笑


あれ?タマレスは?というと


口をそろえて「忘れた!」



さすがメキシコ人!


まあそんなことだろうと思い
すっかり忘れていたところ


なんと破局の危機にあると
何か月も言い続けているF君が
18歳の奥様手作りのタマレスを
持ってきてくれました。



奥さん元気?と聞くと、必ずと言っていいほど
「もうすぐ出ていっちゃうみたいなんだ・・・」というF君ですが



わざわざ旦那の同僚のために
タマレスを手作りしてくれる人と
仲が悪いようには思えませんよね~


やっぱり、メキシコ人の言うことは
話半分にしておかないとな~と
心を新たにしたのでした。笑




まあ、それはさておき、こちらがそのタマレス






一般的なタマレスは
蒸して作るのですが
F君の奥様が作ったのは
焼きタマレス♪


しかも、マセカ(Maseca)というトウモロコシの粉や
マサ(Masa)と呼ばれる乾燥トウモロコシから作られる生地を使わず

エローテ(Elote)という、生のとうもろこしをつかった
タマレスなのです!!!!




こちらが包みを取ってみたところ。
皮は焦げていますが、中身は焦げていません。






生のとうもろこしで作ったタマレスは
一番手がかかりますから、
とっても気合を入れて作ってくれたことがわかります。




ちなみに、エローテで作ったタマレスは
甘い味のデザートみたいなタマレスのことが多いのですが
今回、彼女が作ってくれたのは
鶏肉入りの塩味おかずタマレスでした。


タマルマニアの私からすると
微妙にパサパサ感があって
お世辞にも「超おいしい!!!!」ではありませんでしたが
でも、一生懸命作ってくれたんだな~と思うと
ジーンとしました。









実はメキシコではまだ
「これ!!!」というタマレスに出会っていません。


(ラードがいっぱい使われるので
食べるのを控えているというのが
理由の一つではありますが。。。)



いつかお気に入りに出会えるといいのですが、

そうすると、
ペルーで食べすぎて5キロも太ったときみたいに
ものすごい体型になりそうな気がするので
要注意です。笑




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2016年2月15日月曜日

バレンタインデー Dia del amor y la amistad

2月14日、日本でおなじみのバレンタインデー
女の子が男の子にチョコを渡す日。。。


というのは
完全に日本で作られた商業的戦略でして
実際のバレンタインデーは

そういうものではありません。


メキシコでは
バレンタインデーとは言わず
Dia de amor y la amistad といいます。

つまり「愛と友情の日」です。


だから、女の子が
好きな男の子にチョコをプレゼントする日じゃなくて


男性も女性も
大切な人に
愛と友情を示す日なわけです。


その手段として
メキシコでよく使われるのがお花。


普段は妻をないがしろにしている男性も
この日ばかりは花を買って帰るそうですし


普段、夫をないがしろにしている女性も
この日ばかりは、
おいしい食事を作ったりしてサービスするそうです。




昨年は思いがけずスタッフから
バラの花をもらったので


今年は、私の方から
みんなが大好きなニンジンココナツケーキを焼き
それをデコレーションしてプレゼントしようと思っていました。


昨夜は、夜中の1時のチェックインがあり
それまでは繊細なケーキを焼くわけにいかず
チェックインが終わった後、調理スタート!


熱々だったので、デコレーションができず
朝やろうと思って
キッチンに保管しておいたのですが


朝、自分の仕事が終わってキッチンにってみたら
デコレーションをする前に
みんなに食べられちゃって、無くなっていました。。。。。泣



まあ、わずかな時間にここまで消えているということは
気に入ってくれたということなので
すごくいいことなんですけど


なんだかちょっと拍子抜け。。。。。


というわけで
私のバレンタインは、
はいどうぞ♪と渡すまでもなく
終わってしまいました。。。。



日本風にチョコレートケーキを作ろうかと思ったんですけれど
うちのスタッフは
ブラックチョコレートを使ったケーキが大嫌い!

苦い!っていうんですよね。。。


毎日シナモン入りのチョコレートドリンク飲んでる癖に
ミルクで割って、甘くしないと
チョコレートは飲めないんだそうです。


以前、奮発してココアパウダーを購入し
ガトーショコラとブラウニースを作りましたが
誰も食べてくれませんでした。。。。


メキシコ人の味覚は本当に不思議で
いまだに理解できないことがいっぱいです。




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2016年2月14日日曜日

バナナケーキ 二種

日本でも最近手に入るのかもしれませんが
メキシコでは
大きく分けて、バナナに二種類あります。


つまり、
果物として食べる
いわゆる日本でバナナと呼ばれて
売られているもの。



スペイン語ではPlatano(プラタノ)といいます。



そしてもう一つが
クッキングバナナとか、料理用バナナとか
英語だとプランテインとか言われるバナナで


メキシコスペイン語だど
これは
プラタノマッチョ(Platano macho)といいます。


そして、この料理用バナナは
基本的に一種類なんですが
食べ方が二通りあります。


一つは、まだ熟していない緑色のバナナを
調理して食べる方法。



もう一つは、熟してオレンジ色っぽくなったバナナを
調理して食べる方法です。




まだ熟していない緑色のバナナを食べる文化は
ペルー、ボリビアなどの南米に多く、
まるでジャガイモみたいな雰囲気で
いろんなお料理の付け合わせに使われます。



緑色の熟していないバナナを
薄く切ってチップスにしたものを
「チフレ」といい、
まるでポテトチップスのように食べるわけです。


熟していないバナナは
全く甘さがないので
触感もイモみたいな感じ。


チップスにしたり
ゆでてスープに入れたり
肉料理の付け合わせにしたり
マッシュして肉と合わせて
コロッケみたいにしたり。。。と
いろんな使われ方をします。




でも、私が住んでいるユカタン半島では
緑色の甘くないバナナを調理することは
あまりないように思います。


その代り、
熟してオレンジ色っぽくなったバナナは
よくフライにして
食事の付け合わせとして出てきます。


フルーツとして食べるバナナほど
甘みはないのですが
サツマイモみたいな、ほんのりとした甘みが
何とも言えないですし、
ホクホク感も、サツマイモ並です。




こちらがプラタノ・マッチョの熟したもの。
まわりが黒くなって来たら
食べごろです。
ふつうのバナナよりも若干サイズが大きめ。。。





いつもシャンバラに料理を作りに来るシェフたちが
このプラタノ・マッチョを使って
ケーキを作ったらおいしいよ!



というので作ってみました。




見た目、スっごくおいしそうにみえるんですが
なにせ、バナナの水分がなくて
甘みも普通のバナナより少ないので
ちょっと固めに仕上がってしまいました。。。





プラタノマッチョを使うときは
水分と砂糖を少し多めにしないと
メキシコ人には喜んでもらえないみたいです・・・・




次回、チャレンジしたいと思います♪



こちらは普通のバナナで作った同じケーキ。
バナナがしっとり、甘くて
こちらは飛ぶようにスタッフに売れて行きました。


正直な奴らだ。。。笑









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