2015年9月16日水曜日

チレ・ワヒーヨ Chile guajillo

チレ・ワヒーヨ(Chile Guajillo)というのは
メキシコ料理の中でよく使われる唐辛子です。

しかし、ユカタンではほとんど使われることがなく
むしろ、中央部、北部で使われます。


チレ・ワヒーヨは、
生のときは、チレ・ミラソル(Chile Mirasol)といい、
乾燥させると、チレ・ワヒーヨになります。



乾燥させたチレ・ワヒーヨの表面は
他の唐辛子のように
シワシワにはならず
つるっとしていて、明るい赤色です。


チレ・ワヒーヨは、
玉ねぎとにんにくとクミン・シードを合わせただけでも
シンプルなソースになり、
肉料理、卵料理、魚料理などに使われます。


しかし、赤いトマトとの相性が抜群で、
赤トマトとチレ・ワヒーヨを組み合わせたソースは
もう、それだけでスープで飲めてしまうほどおいしいです。


チレ・ワヒーヨは、全然辛くないので
辛いのが苦手な方でも、楽しんでいただける唐辛子です♪



チレ・ワヒーヨと赤トマトのソースの基本は
トマト1つに対して、チレ・ワヒーヨが4本という組み合わせ。
それに、お好みで
玉ねぎをちょっととにんにくの小さなかけらを一つ。。。という感じです。





まずは、きれいに洗ったチレ・ワヒーヨ(種と芯はそのままで、ヘタだけとる)
赤トマト、にんにく、玉ねぎを鍋に入れ
お水をひたひたに入れます。
(今回の分量はチレワヒーヨ20本、トマト5個、
玉ねぎ1/4個、にんにく大1片。
これてソースが1リットルぐらいできます)






そして沸騰してから8分ほどゆで続けます
ゆでている最中に
トマトをトングで取り出して、
皮をむき、また鍋に戻します。



そしてゆで終わったら
ゆで汁をあまり入れないようにして
中身だけをミキサーに入れて
回します。

少し水分が足りないと思ったら
ゆで汁を足してください。

混ぜ合わせたら、漉し器をつかって
ソースを漉します。


種や唐辛子の皮などを全部取り除きます。
このソース、洋服につくと
色が残りますから、気を付けてくださいね~




そして、出来上がりはこんな感じ!
ケチャップみたいな色ですね!
でも、唐辛子のダシが効いていて、
スっごくいいお味なんです♪






メキシコでは、よくアルボンディガ(Albondiga)という
肉団子のソースに使います!






こちらが、その肉団子!といいたいろころですが
これは、肉団子じゃないんです!
シャンバラ・プチ・ホテルでは
お肉は提供していませんので
ベジタリアンなアルボンディガ。
なんと、レンズ豆をつかったお団子なのです~♪





このソース、
肉団子はもちろんですが
豆腐ハンバーグとか
ステーキとか
焼き魚とか、
コロッケとか、とんかつとか。。。
和風お料理のソースにも合いそうです!!!

ちなみにポーチドエッグ、目玉焼き、
スクランブルエッグにかけても
おいしいです!メキシカンな朝食になりますね♪


また、野菜を入れて煮込んでも
おいしい野菜スープになりそうです。


ひき肉とこのソースをちょっと炒めて
トルティーヤの上にのせたら
立派なタコスにもなりますね~



というわけで、
いろんなお料理に使えるチレ・ワヒーヨソース!


メキシコ在住の方、せっかくメキシコにいるんですから
ぜひぜひ作ってみてください!







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