2017年2月23日木曜日

銀行口座へのお金の振り込み@メキシコ

日本で、銀行口座にお金を振り込むには
ATMマシンを使う、
あるいはネットバンキングが当たり前で
自分の銀行口座から、相手の銀行口座へ
振り込むのが一般的ですよね。

もしくは、
銀行にあるATMで現金振り込みOKのマシンであれば
銀行口座を持っていない人でも
相手の銀行口座に振り込みができます。
でも、使える時間はごく限られていますよね。

メキシコでは、なんとすごいサービスがあるんです。

実は私も今日まで知らなかったんですが
コンビニエンスストアのレジで
現金で、相手の銀行口座に
お金を振り込めるんですよ。


メキシコには、日本と同じようにコンビニエンスストアがたくさんあり
おそらくもっとも有名なのはOXXO(オクソ)で、
どこの田舎町にもあります。

トゥルムになんか、6軒ぐらいあります!
こんなに小さい街なのに!!

で、このOXXOのレジで
相手のデビットカードのカード番号16桁を言って
お金を入金したいというと
そのデビット番号に紐づけられた口座に
振り込んでくれるんです。

今日、クライアントさんから
OXXOで入金したいといわれて
口座番号のクラベと呼ばれる14桁の番号を伝えたところ
これでは入金できないから
デビットカードの番号を教えてくれと言われました。

一般的に銀行同士でやりとりするときは
クラベと呼ばれる14桁の番号が必要なんですが
OXXOから入金する場合は
デビットカードについている16桁の番号が
必要だそうです。

知らなかった~
っていうか、便利ですね~

振り込んだよ!といれたので
ネットバンキングで見てみると
しっかり入金されていました!
速い!!

24時間営業のOXXOで払えるなんて
便利ですよね~

メキシコは
スーパーマーケットのレジで
自分の銀行口座に入金が出来たり、
OXXOで振り込みが出来たり。。。と
本当に便利な仕組みがいっぱいありますね。

もちろん、あまりにも便利すぎて、
自分の口座情報が
いろんなところにつながってて
それはそれで、
なんか怖い気もしますけど。。。


今日はまた、一つ新しいことを体験して
満足です♪


ちなみに、今日のトゥルムの海は
本当に何カ月ぶり?というぐらい
美しい美しい色でした。。。。

これぞ、私が愛するトゥルムです♪






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2017年2月21日火曜日

さっき見た笑顔が、今世最後。。。

今日は、ちょっとびっくりなニュースがありました。

先週、シャンバラプチホテルに
ヨガリトリートの参加者として来ていた女性が
滞在先のコスメル島で
亡くなったというのです。

一週間、ここに滞在した後
ダイビングをするために
一人でコスメル島に出かけていきました。

ご縁があったのか
彼女とは、よくお話しするチャンスがあり
チェックアウトの時も
ずっと一緒にいて
お迎えのシャトルがくるまで
お話ししていました。

お仕事は薬剤師さんなのですが
ダイビングが生きがいで
これが無かったら生きていかれないと!

いろんなダイビングスポットに言ったけど
コスメルが最高なんだ!ということでした。

私はコスメル島には行ったことがあるけれど
怖くてダイビングはしたことが無いので
いろんな話を聞いて、
想像を膨らませていました。

彼女が出発した日は
とても風の強い日で
プラヤデルカルメンからコスメル行きの船が
ちゃんと出るといいね~などと話していたのです。

そしてその翌日、事件は起きました。

ダイビングに行ったまま、彼女は帰らぬ人となったのです。

私は彼女とFBで友達になっていたのですが
お母さんが彼女の死をFBにアップしたことで
事件を知りました。

お母さんは、彼女が一番好きなことをしているときに
逝ったのがせめてもの救いだ。。と書いていました。

ダイビングのことを語るときの彼女は
私がペルーを語る以上に熱く、
彼女にとっては本当に生きがいだったんでしょう。

本望だったのかもしれませんが
でも若すぎる死でした。

オーナーに話したところ
メキシコ人特有の”No mames"(うそだろ?ちょっと待ってよ!とかそういう意味)
 を50回ぐらい繰り返していました。

そして、彼女のために祭壇を作ろう!と言い出しました。



オーナーはチベット仏教かぶれで
前に、チベット仏教の瞑想先生が滞在していたときに
リンポチェに頼んで、
この仏塔を作る許可をもらったらしいです。

一段一段、積み上げるたびに瞑想とお祈りの儀式をして
大変な苦労だったらしいんですが
なんと、一番上の壇の許可が出る前に
その瞑想の先生が雲隠れ。。。(汗)

というわけで、永遠に完成しない仏塔が
シャンバラには放置されているのです。

オーナーにとっては
この仏塔はホテル内で最も神聖なものなので
ここに彼女の祭壇をつくりました。

そしてオーナーは
千羽鶴は仏様に備えるものだと信じているので
何羽でもいいから折って!といわれ
とりあえず、手持ちの紙をあるだけ使っておりました。

千羽には程遠いですけど
気持ちは通じるかな。。。


オーナーと、祭壇を作り終わった後
合掌したら

「運命なんて、本当にわからないね。
今、僕が見てる君の笑顔が
今世見る最後の笑顔になるかもしれないんだよ。
次があるなんて、当たり前じゃないんだ・・・」

と、かみしめるように言っていました。

お子様が生まれたばかりで
新しいカナダ人の奥様をやっとメキシコに連れてきて
一緒に住み始めたオーナーにとっては
ものすごく考えさせられる出来事だったようです。


一期一会。。。

そして、彼女の旅路が穏やかなものでありますように。。。

ご縁をありがとうございました。


合掌


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2017年2月20日月曜日

かぞくのかたち

トゥルムでいろんなお客様と接していると
家族には本当にいろんな形があるのだな。。。と思います。

離婚なんていうのは、
もう、当たり前のことで
それが2回、3回も
それほど珍しいことではありません。

そもそも
結婚したら一人の人と添い遂げるなんていうのは
奇跡に近いんじゃ??と
思ってしまうほどです。


そして、それぞれの伴侶との間に
子供がいることも普通で
異母兄弟、異父兄弟、
あるいは、全く血はつながってないけど
法律的には兄弟。。。っていう人もたくさんいます。


毎年シャンバラにアートセラピーの
リトリートを連れていらっしゃる姉妹は
すごく顔が似ているんですけど
実際には全く血がつながっていないんだそうです。驚!


お姉さんの方のお母さんと
妹さんの方のお父さんが
彼女たちが小学生ぐらいの時に
子連れて再婚し、そこで初めて”姉妹”となったらしいんですが
同じ環境で育つことで
似てしまうんですかね。。。

てっきり血がつながった本物の姉妹かと思っていましたが
話を聞いてびっくりしました。

でも、そうやって考えると
かぞくのかたちって
本当にいろいろあるな。。。と思うし
血がつながっている、繋がっていないは
思っているほど
こだわらなくてもいいのかも。。。と思ったりもします。


とくに、今は
テクノロジーが発展して
一緒に住んでいない家族とも
ビデオ通話が簡単にできるようになりました。


たとえ親が外国に居ようとも
その気になれば、
毎日でも話ができるわけです。


私が小さい頃は
父親が外国に単身赴任していることが多かったのですが

父親と電話で話すことなど
ほとんどなく(国際電話高かったし!)、
手紙のやりとりもほとんどなく、


半年に一回とか、日本に帰ってきてくれた時に
思いっきり一緒に遊ぶ。。。というのが
唯一のコミュニケーションでした。


というわけで、父親が近くに居た時間は
ほとんどないのですが


それでも、
父親に愛されていないとか
大事にされていない。。。と思ったことは
一度もありませんでした。


子供は子供なりに
遊ぶことでとっても忙しかったし・・・
(勉強はほとんどしていない。笑)


だから、
ヨガリトリートにいらっしゃるお客様が
ご自身のバケーションなのに
毎日、お子様やご家族と
スカイプなどで話しているのを見ると
どこでも繋がれる便利な世の中になったけど
それはそれで大変だな。。。と思います。笑


中には、
一日電話をしないだけで
子供が怒ってしまったりすることもあるらしいです。

とくに、その子供が離婚した相手の家に住んでいて
自分とは一緒に住んでいない場合は特に。。。

もちろん
子供が一向に反応してくれなくて
親が怒っていることもありますけど。。。笑


実際、FACEBOOKは若者離れが激しいと聞いています。
親が常に子供の写真をチェックするので
束縛感があるとか。。。笑

親にしてみれば
FBで子供にどんな友達がいて何をしているかを
チェックできるのはいいことなんでしょうけれど
子供にしたら、イヤですよね~

テクノロジーの発展は
いろんな恩恵をもたらしてくれますが
使い方によっては
いいものにもなるし、
面倒くさいものにもなるんだな。。。と
いろいろ考えさせられます。

とりあえず、一人でメキシコにいる身としては
家族にトゥルムでみたいろんなものを
すぐにインスタグラムなどで見せられるのは
とっても便利だし
日本の家族の状況をリアルタイムで教えてもらえるのも
すごくありがたいですけど。。

ブログというツールも
本当にありがたいな~と思う毎日です。

読んでくださる皆様
ありがとうございます♪


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2017年2月19日日曜日

ビーチヨガ@トゥルム

数日前、
いつものように朝ビーチに出てみると
なにやら向うの方に
白いテントが。。。



結婚式とかパーティーをやるときに
ああいいうテントを張るので
きっと、また週末はうるさくなるんだろうな。。。と思っていました。

でも、その夜はパーティーがなく
次の日もこのテントがはられたままだったので
あれ??と思って
近づいてみると。。。




なにやら中で
人々がヨガマットを敷いて
動いています。


なんと、ビーチにテントをたてて
臨時のヨガスタジオにしているんだそうです。




このホテルには
ちゃんとしたヨガスタジオがあるんですが
ビーチフロントではないため

ヨガの先生がホテルに頼んで
臨時で作ってもらったみたいです。

下には白く塗られた板を敷いて
直接砂浜の上でヨガをしなくてもいいように
配慮されていました。

こういうビーチヨガも
ありですね・・・

まあ、シャンバラの場合は
もともとヨガスタジオが
最も眺めのいいビーチフロントにありますので
こういう仕掛けは要らないんですが。。。



ヨガスタジオから
このターコイズブルーが見えちゃうんですから
贅沢ですよね♪

トゥルムで、一番いいヨガスタジオ!と
いろんなヨガの先生からお褒めの言葉をいただいている
自慢のヨガスタジオです♪

日本のヨギニにも
来ていただきたいな~と思っています。



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2017年2月18日土曜日

メキシコ人の得意技「それ、私じゃない」

メキシコ人スタッフと働いていて
本当に困るな~と思うことは

指示をまともに聞いてくれないということです。

たとえば、何かが間違っておいてあったり、
掃除されるべき場所がされていなかったり
汚れがあったり
あるべきものが無かったり・・・

そういったミスがあったとき
私は全員に
「こういうことがあったから
次からはこういう風にしてね」と
お願いします。

前は、誰がやったのか?と聞いて回り
その子に伝えようとしていたのですが
絶対に自分がやったとは言わないし
たとえその子がやったことが明らかでも
言い訳し続けて絶対に自分の非は認めません。

犯人捜しをしたり、理由を追及したり、
自分がやったことの非を
認めさせようと努力するのは
時間の無駄ということは
これまでの3年間の経験でよくわかったので、
たとえ誰がやったか知りたいと思っても
あえてそれは聞かないようにしています。

だから、どうしても気を付けてほしいことがあったときや
ミスがあったときには、
全員に対して一般論として

「こういうことがあったから
次にそれを見かけたら
こういう風に直してね」

とお願いするようにしています。

が、しかし。。。

誰を特定するわけでもなく、
一般論としてお願いしても
即答されるのは

「あ、でもそれ私じゃないよ」という答え。

あなたがやったかどうかを聞いてるんじゃないし
私は犯人を捜しているわけでもないの。
こういうことがあったから
もし見かけたら、直してねって
そういうお願いをしているの。

というと、ふーん。。。という顔をするだけです。

とにかく、どの人に言っても

「あ、でもそれは私じゃないから」と即答されるんですね。

誰がやったかは関係ないの。
誰がやったか聞いたって、誰も本当のこと言わないでしょ。
私が言いたいのは、
こういうミスは二度と起きてほしくないから
みんなにお願いしているの。

と、毎回毎回、そこまで説明しなければいけないわけです。。。笑

何を聞いても
自分が責められているんじゃないかと恐れ
それは自分じゃないと言い張らなければいけない
彼らの文化というのは
一体どういうものなのか。。。。

自分もそういうミスをするかもしれないから
気を付けます。。。って
どうして、そういう風に考えられないんだろう。。。

絶対自分は悪くない
万が一何かしたとしても正当な理由がある・・

こういう考え方をしているうちは
何にも学べないと思うんですよね。。。

それとも・・・、
私の言い方に問題があるのか。。。
誰がやったか知りたいっていう
私の深層心理が
彼らに恐怖感を与えるのか。。。

「それは私じゃない」
って即答されるのを
何とか辞めさせる方法を
考えたいと思います。笑

日々、勉強ですね。。。。

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2017年2月17日金曜日

ドクトールの悲しみ。。。

オーナーの仲良しさんで
トゥルムでクリニックを開いている
ドクトール (Doctor スペイン語で医者のこと)がいます。

見たところ、私よりも年上に見えたんですが
なんと年下だったことが発覚!汗

その奥様も、
すごく年上にみえたんですが
実はかなり年下でした!汗!

いや~メキシコ人って
日本人より大人に見えますよね。。。

で、そのドクトールというのが
飛び級をして、15歳ぐらいで大学の医学部に入ったという
伝説の大秀才らしいんですね。

その後も、飛び級で医師の資格を取り
さらなる勉強を続け
アメリカにも留学したことがあるとか。。。

でも、
現代医療に限界を感じ
東洋医学を習い始め
鍼灸の資格を取ったそうです。

そして自分のクリニックでは
現代医療と東洋医学、
さらに、カイロプラクティック、
オステオパシー、オゾン療法などなど
とにかくいろんな代替医療をつかって
ホリスティック医療を実践している方なのです。

いろんなところでドクトールとして働いていたのですが
10年ぐらいまえにトゥルムに流れ着き
そのままクリニックを開いて住んでいるんだそうです。

海外からも患者さんが来るほどに
有名なクリニックになりつつあったのですが
突然の不幸が。。。


なんと、最愛の奥様が
がんになって余命三カ月と宣告され
余命宣告通りに亡くなってしまったのです。

まだ40歳になる前だったのに。。。

急に体調不良を訴えたので
ドクトールが検診をしたところ
どうやらがんのようだ。。。ということで
大きな病院で本格的な検査をしたのですが

その時は、がんではない。。。といわれたのだそうです。

でも、絶対にがんだと思ったドクトールは
再度彼女を検査に送り
その時に判明したのは
すでに全身に転移していて
もはや何もできない。。。ということでした。

抗がん剤を拒んだ彼女は
ドクトールの献身的な介護を受けながら
その余命を全うされたそうです。

お葬式にいったオーナーによると
ドクトールは、オーナーの目を見るなり
「何にもできなかったんだ。本当に何にもできなかったんだ。。。」と
大粒の涙を流し始めたそうです。

だぶん、彼が一度も味わったことのない
挫折だったのでしょう。。。


そして、ドクトールは
お葬式の場で
妻と自分の患者たちに、
自分の驕りを謝罪したい。。。と言っていたそうです。


メキシコの普通のお葬式では
墓地に遺体を埋めますが

ドクトールの奥様は
遺灰をトゥルムの海へ。。。と希望されたそうです。

聞いたところによると
メキシコの焼き場の火力はものすごく強いので
日本のように骨など全然残らず
灰になるんだそうです。

日本だと、遺灰を海に流したいときは
焼き場で受け取った遺骨を
砕いてもらうサービスを受け、
それをもって、許可のある場所で
海に流さなければいけません。

でも、メキシコでは
焼き場で受け取るのがすでに遺灰なので
そのまま海に流せるようです。

勝手に海にまいていいのかとオーナーにきいたら
もちろん!と言っていたので
日本のような規則はないようです。。。


私はオーナーの代わりにお留守番で
お葬式にはいかなかったのですが

ドクトールの悲しみが
オーナーの話から痛いほど伝わってきました。

私の場合は
家族に何かあったときにお願いできる
ネクストクリニックがあるので
なにはともあれ、安心です♪

少なくとも、
大切な家族の有事に「何もできなかった・・・」っていう言葉は
使いたくない。。。

だから、備えよ常に!って
大切だと思います。




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2017年2月16日木曜日

ケーキ職人のおしごと

ヨガリトリートグループのおひとりが
お誕生日♪ということで
どうしてもチョコレートケーキがいい!!と
ご要望をいただきました。

シェフにきいたところ
チョコレートケーキつくってもらって
もっていくから♪

ということでしたので
楽しみに待っていました。

そして到着したのがこちら。。。。




えええ!!
誰かが食べちゃってる???


いえいえ、
食べちゃったんじゃなくて
実は、チョコレートコーティングのグラサージュが
いきなりはがれてしまったんです。。。。

そして、こんな無残な姿に。。。

シェフが受け取ったときは
大丈夫だったらしいのですが
冷蔵庫に入れている間に
グラサージュのゼラチンが乾燥してしまったらしく、
割れて剥がれて、滑り落ちてしまったのです。。。

いったい、どんな材料使ったら
こんなコーティングになるんでしょう。。。笑

ケーキ職人さんの腕を
疑います。。。。泣

幸い、ケーキは二個あって、
一つはそれほどひどい剥がれ具合ではなかったので
それにろうそくを立てて
お客様の前にお出しし、
こちらの崩れちゃった方は
人数分にお切りして
皆様にお出ししました。笑

いつも、考えられない事件が起きて
非常に楽しめます。笑

でも、次はもっとちゃんとしたケーキ職人さんに
お願いして作ってもらいたいな。。。


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2017年2月15日水曜日

トゥルムのピザ屋さん

トゥルムは、イタリア人が多いので
ピザ屋さんが多いです。

ビーチエリアにも
たくさんピザ屋がありますが

今回ご紹介するのは
Villas Tulum(ビージャス・トゥルム)という地域にある
アルゼンチン人がやっているピザ屋さんです。

Villas Tulumというのは
トゥルムの中心街から、少し離れたところにある
閑静な住宅街です。

カンクンからトゥルムにくる場合、
トゥルムに入る一番最初の信号の
ちょっと手前を入ったところにあります。

丁度、この信号は、
東側にいくと、トゥルムのビーチエリアにいくことになり
西側に行くと、コバ遺跡や、チチェンイツア方面にいくという
とても重要な十字路にあります。

丁度その角に、
Villas Tulumという住宅街があるんですね。

このVillas Tulumは
ローカルな人も住んでいますが
どちらかというと外国人が多く、
バケーションレンタルをしている家がたくさんあります。

つまり外国人が家主で
それをAirbnbなどで、旅行客に貸しているわけですね。

Villas Tulumは、ビーチエリアに行くにも近いし、
トゥルム遺跡や、グランセノーテにいくにも近いので
結構便利なところにあります。

なので、かなりの数の観光客が
バケーションレンタルでやってきます。

また、外国人の長期滞在者にとっても
家を家具付きで貸してくれるところが
たくさんあるので便利です。

ハイシーズンごとに
トゥルムにやってくる人などにも
人気の地域なのです。

以前は、ただの住宅街でしたが
最近はレストランやバーなども増えてきました。

街に行くにはちょっと遠いので
この住宅街の中にレストランがあるのは
とっても便利なんですね!

そういうわけで、この中にオープンしたのが
ピザ専門店の「El Almacen エルアルマセン」です。

トリップアドバイザーの評価は
こちらをどうぞ!

https://www.tripadvisor.com.mx/Restaurant_Review-g150813-d4695081-Reviews-El_Almacen-Tulum_Yucatan_Peninsula.html


友達が、ピザの生地が薄くて
カリッとしてておいしいんだよ!と言ってましたが
まさにその通りで
すごくおいしかったです!
ただ、日本人には塩がきつすぎるかも。。。笑



この写真に写っている木の板ですが
実はこれがお皿なんです!

ピザをひときれ取って
この木片にのせてから
辛いメキシコ風サルサをかけて
食べるんですね~♪

とてもおいしかったです!

が!!!!!

このVillas Tulumっていう場所は
なにせ犬を放し飼いにしている人が多いんですよ。。。

もちろん野良犬もいっぱいいるんですが。

で、犬がものすごい勢いで
レストランの中に入ってきたり
吠えたりするので
その点が、ちょっと居心地がよくないんですね。。。

犬連れて食べに来ている人も多いし。。。

もちろん、どんな犬でも大歓迎!!という人にとっては
天国のようなレストランですが、

衛生面とかいろいろ考えると
野良犬がうろうろしているのは
ちょっと嫌かな。。。

でも、ピザ自体はカリッカリで
すごくおいしかったです♪

トゥルムにきて、
ヴァケーションレンタルで
Villas Tulumに滞在されることがあれば
ぜひ行ってみてください♪


El Almacen
Dirección: Calle 2 Bis Oriente | Calle 2 Bis Ote, Tulum 77780, Méxic
Teléfono: +52 984 138 6743



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2017年2月14日火曜日

メキシコのバレンタイン

メキシコでもバレンタインデーはあります。
でも、日本みたいに
女性から男性にチョコを贈る日ではありません。

大切な人に感謝を表す日であって
男性からでも女性からでも
贈り物はOK.

でも、たいていはバラの花や
お菓子などをプレゼントするようです。

トゥルムの街にあるチェドラウイというスーパーでは
こんなデコレーションがされていました。









何ともけばけばしい
カップケーキですね~

これは欲しくないな。。。

日本では今日がバレンタインですが
メキシコでは明日。。。

私はまたケーキでもやいて
みんなに配るかな~♪


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2017年2月13日月曜日

メキシコ人のあだな・・・

以前に、メキシコ人はひどいあだ名をつけるという
記事を書いたことがありますが
今回、新しく入ってきた新人の子のあだ名も
悲惨です。。。

本当の名前はS君という、立派な名前があるのですが
誰もその名前を呼ばずに
チョンボ!といいます。

日本でいうチョンボは
麻雀用語からきたもので
ごまかすという意味なので
日本語でもチョンボはあんまりいい意味じゃありませんが

メキシコでチョンボというのは
黒いコンドルを指すらしいです。

色が黒くて細くて
頭の形が黒コンドルに似ているから。。。というのが理由らしいですが
酷い。。。笑

これで、
うちで働いている男の子たちには
全員、何らかの生き物のあだ名がついていることになります。

お騒がせのF君はトロック。つまりトカゲ。
新人のS君はチョンボ。黒コンドル。
そして、夜のガードマンをしているI君はモスコ。つまり、蚊です。

誰も本名を呼ばず
あだ名で言い合っていて
私が本名を呼ぶと
誰それ?と聞かれます。笑

なんだかな。。。。


そして、今日、
物凄いことが発覚しました。

いきなり館内連絡用の無線から
S君の声で

「ねえねえ、シャンバラ・プチ・ホテルってどこ?」

という質問が聞こえてきたのです。

オーナーがすぐに無線に飛びついて

「お前は勤めているホテルの名前も知らないのか!」

というと、無線を聞いているみんなが
大爆笑!!

勤め始めてからもう2週間ぐらいになるのに
S君は、ホテルの名前を知らなかったらしいです。
こわ!!!

そのあとお昼時に
全員からそのネタで
いじられていました。笑


もともととぼけた子で
天然だな~と思っていましたが
本当に面白い!

しばらくS君こと、チョンボ君で
楽しめそうです♪



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2017年2月12日日曜日

ありえない!!!洗濯屋にブチ切れ事件

以前、マッサージセッションに使うシーツを
特注したという記事を書きました。

そのシーツは
特注のサイズで、普通のシーツとは違って
焦げ茶色をした厚手の布で作ってもらいました。

そして、使うたびに
いつも私たちが使っている
洗濯屋さんに洗ってもらいます。

ある日、仕上がってきたシーツを見たら
なんと、一部真っ白に色が抜けているではありませんか!

どうやら、漂白剤を使った洗濯ものと
合わせてしまったようです。。。

そこで、洗濯屋を呼び
このシーツは使えないから弁償するようにと言いました。

うちでは漂白剤のものとは一緒にしないから
うちのせいじゃないと言い張っていましたが

私はこのシーツが無傷で洗濯屋に送られるのを見ていますので
洗濯屋以外で、漂白剤がつく可能性はありません。

そのことを延々と説明し
やっと次の請求から引くことが決まりました。


そして・・・・

請求時にシーツ代を差し引こうとすると

「なんで、差し引くんだよ!
このあいだ、白く色が抜けちゃったシーツの代わりに
別のそっくりのシーツを持ってきただろ?」

といいます。

は?どういう意味??
このシーツは特注で
他のホテルでは絶対に使ってないオリジナル。
しかも、この人がこの生地を手に入れられるわけないのに。


「何を言ってるの?
そっくりのシーツなんて
あるわけないでしょ?
これ、オリジナルなんだから」

というと


「他のホテルだって、使ってるよ
君だけじゃないよ、このシーツ使ってるの」

とわけのわからない話


「このシーツはね、サイズから何から
全部特注なの
他からシーツを持ってくるなんて、ありえないから!」

というと

「他のホテルで使ってるのがあったんだよ。
だから、それのサイズを直してもってきたんだよ」


というではありませんか!


ちょっと待て!
百歩譲って、そのホテルが
うちと全く同じ生地を使っていたとしよう。
でも、そのサイズ直しをしたってことは
そのホテルのシーツを盗んだってこと??

もう、本当に意味が分からない。。。

何を言っても
シーツの枚数数えてみろよ、全部あるはずだから
だって、他のとこから持ってきたんだから・・・の一点張り。

他のところから持ってきたは
もっとマズイだろう!?って思うんですけど
信じられない言い訳に
あきれてものが言えなくなってしまいました。

やり取りするのも面倒くさくなったので
シーツの数を数えて連絡するといって
追い返しました。

結局、シーツは一枚足りず
白く色が抜けたシーツは
捨てられたか、まだ洗濯屋にあるかどちらかと思われます。

そして
色が抜けたシーツの代わりに持ってきた・・・と言い張るシーツは
結局うちのものであって
他のどっかから持ってきたものではなさそうです。


他のどっかのホテルのシーツを
盗んだんじゃないとしたら
それはそれで安心ですけど

だけど、特注だって言っているのに
他のホテルでも使ってると言える
その根性がわからない。

実は、この洗濯屋さん
最初に見たときから、気に食わないんです。
ものすごく嫌な目をしてて。。。

絶対、裏で変なことしているな。。。っていうのが
ありありとわかる人なんです。

今回、言い合いをしてみて
本当にひどいヤツだということが
はっきりしました。

こんなやつと仕事するのは絶対ヤダ!

オーナーは、この洗濯屋の嘘つきオヤジの
奥さんと非常に長い付き合いで
奥さんのことを信用しているようですが
この旦那は、本当にあり得ない。

次は、絶対にいい負かされないようにしないと。。。って
思うんですけど
結局、嘘つきと話しているだけで
時間が無駄に感じてしまうのです。

もう、顔見るだけでイヤだし。。。

ああいう、汚い心を持った人と
話すだけ時間が無駄なので
せめて、私が関わらなくてもいいように
私が担当している洗濯物だけでも
洗濯屋を変えよう!と思う
今日この頃です。

ビーチエリアに取りに来てくれる洗濯屋さんが
うまく見つかりますように!


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2017年2月11日土曜日

ディア・デ・カンデラリア

2月2日は
ディア・デ・カンデラリアという日。

1月6日のディア・デ・ロス・レイエスの日
ロスカというのパンの中にはいっている
人形を引き当てた人は
タマレスというトウモロコシ蒸しパンを
おごらなければなりません。

で、うちにいつも来ているシェフの一人が
4つも人形を引き当てたので
みんなで楽しみにしていましたが

何にも持ってこなかった!笑

小さなロスカには3つの人形が入っているんですが
今回オーナーが買ってきたロスカは大きかったので
6個も入ってたんですね!

そのうちの4つを引き当てるって
どんだけ運が悪いんだか。。。笑

あ、でも基本的には
ロスカの人形を手にした人は
運がいいんですよ。笑

だけど、タマレスをおごらなくちゃいけないから
ババひきみたいに思われちゃうわけですけど。。。

とはいえ
ロスカを引き当てても
無視を決め込めば
おごらなくてもいいみたいです。はははは。

みんなに責められても
なんでもってこなきゃいけないんだよ!って
逆切れしてましたから。笑


それなら、来年から
もうちょっと安心して参加できるな。。。笑


私はこの三年間、
一度も人形を引き当てたことはないんですが
毎年、必ず引き当てた人が
タマレスを持ってきていたのです。

だからみんなで期待してたんですけど、
人のおごりでロスカを食べるだけ食べて
無視を決め込むシェフには
期待するだけ無駄だったようです。。。。。。笑

いつもはスタッフの行事には首を突っ込まないオーナーも
今回は彼がロスカを購入したので

今日はタマレスパーティーの予定だったのに!と

シェフをいじりまくっていましたが、
そんなことはお構いなし。。。でした。

メキシコ人は嫌味にも強い!笑


ここにいると、いろいろ鍛えられます♪


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2017年2月8日水曜日

どんでん返しでL君が辞職。。。

しばらく更新していない上に
引き続き従業員ネタですいませんが

なんと、大どんでん返しで
働き者のL君が
シャンバラをやめて
自分の村に帰ってしまいました。。。。

F君が残ることになり
兄弟二人で仲良く働いていくのか。。。と思っていた矢先に
急展開!

しかも、
オーナーにも、私にも何も告げずに
給料日に給料を受け取って
そのままいなくなってしまったのです。


朝早く荷物をまとめて出発したらしいので
私が起きて仕事を始めるころには
もういませんでした。

そしてF君から
お兄ちゃんは、田舎に帰った。。。と
ただそれだけ報告を受けたのです。

なんで??
オーナーは知ってるの?と聞いても

なんでだか知らない。
急にやめるって言って、帰っちゃった。。。と。


そんな無責任に
いなくなるような人には見えないのに
いったい、何が起きてしまったのか。。。


私の予想では
F君がL君に対する嫉妬から
こそこそ嫌がらせをし
L君が頭に来ちゃったんじゃないかと
思っているのですが。。。


実際、F君は
L君に仕事の大事なポイントを教えないで
わざと失敗させて
オーナーにL君の失敗を見せつけるという
とっても大人げないことをしていました。笑


いや、女同士のいやがらせはしってるけど
男同士でも、低レベルな嫌がらせ
するもんですね。。。笑


最終的には
大事なところを教えなかったF君の問題っていうのが
明らかになるわけで
結果的には自分に不利なことをしているわけですが、

あの一瞬の「してやった感」が
たまらないんでしょうか。。。



たとえ朗らかなL君でも
何度もそれをされて
オーナーに勘違いで怒られ続けたら
(最終的に誤解は解けるとしても)
やっぱり嫌になりますよね。。。


こうして
F君にとって
目の上のたんこぶだったL君がいなくなり

F君が顎で使える新人の男の子と
二人でメンテナンスをすることになりました。

やれやれ。。。

とりあえず、新人の男の子が
とっても働き者で
いい子なので
それだけが救いです。。。。。

F君に苛め抜かれないといいけど。。。





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2017年2月5日日曜日

F君のその後。

オーナーが自分のお兄ちゃんを評価することに
嫉妬し、シャンバラプチホテルをやめることにしたF君。


F君は、正直なところ
ものすごく仕事ができるタイプではないので
お兄ちゃんのL君がいれば
仕事上は何の問題もないのですが

一番困るのが
スタッフを連れて来るドライバー役が
いなくなってしまうこと。


ホテルのスタッフたちの一部は
私と同じようにホテル内に住み込みしていますが
ほとんどの子が
トゥルムの町に住んでいて
毎日通ってきます。


どこのホテルの従業員でも
一般的にはコレクティーボと呼ばれる
乗り合いミニバスを使ってくるのですが


シャンバラプチホテルの場合は
従業員用の車があり
ドライバーのF君が
全員を拾ってホテルに連れてきて
帰るときは、全員を家まで送っていきます。


なので、従業員は
交通費を一切払わなくていいうえに
乗り合いミニバスの停留場まで歩いていく必要もなく、
ドアtoドアで、仕事に来られるわけです。


F君は字が読めませんが
裏金を使って筆記テストなしで
運転免許証を取ったため(笑)
基本的に彼が運転手をしてきました。


しかし、彼がやめるとなると
車の運転ができる人がいなくなり
全員が乗り合いバスで来なければいけなくなるのです。


F君がいなくなるのはいいけど
ホテルまでの交通手段がなくなるのは絶対に困る!

と思った女性スタッフたちは、
なんとかドライバーを見つけてきて
オーナーに「F君がいなくても大丈夫です!!」と
新しいドライバーに車を運転させてもいいかどうか
許可を得に行きました。


オーナーも、
全員がバラバラにくるよりは
ホテルの車を使って
買い物とかも全部済ませてきてくれる方が好都合なので
快諾!


F君がやめても
誰も困らない状況が作り上げられました。



そして。。。。


いざ車のキーを置き
新しいドライバーに任せてF君は
乗り合いバスで帰りなさい。。。っていうときになって


いきなりF君が
「やっぱりオーナーと話してくる!」と
オフィスに飛んで行ってしまったのです。


結果・・・・
F君はやめずに残ることに。。。笑



オーナーにきいたところによると

お兄ちゃんのL君がやめるといったときは
給料を上げてまで引き留めたのに
なんで自分の時は引き留めてくれないんだ?

という、
わけのわからない逆切れをしてたらしいです。笑


F君は、最後まで
オーナーが引き止めてくれると信じてたみたいですね。笑


なんだかんだ言ったって
自分がいなくなったら困るだろう・・・
ドライバー役もいなくなるし。。。
絶対オーナーは折れて
辞めないでくれっていうに違いないと
信じていたようです。


だけど、オーナーは
ほとほとF君にはつかれていたし
そんな駆け引きに応じるつもりはなかったので
引き止めもせず、あっさり手放したわけです。


それはF君にとっては
大いなる計算違いだったわけです。


だから土壇場になって


「まじで?ホントに引き留めてくれないの?
これで最後??」

となり、
自分から「辞めたくない」と言いに行ったというわけ。笑


まるで女が、男の気持ちを確かめるのに
別れを切り出すのと同じような感覚。。。
女々しすぎるよ、F君!!!


オーナーは、その話し合いのあと
本当に疲れ切っていて、
もうやだ。。。と。笑


そして、

君はメキシコだから
一度やめるって言ったのを撤回するのが
許されると思ってるかもしれないけど
それはあり得ないから!
このトゥルムという田舎町だから許されることであって
メキシコシティとか
ちゃんとした都会だったら
こんなことは絶対に許されないんだからね。
一度やめるって言ったら、二度と信用されないし
二度と戻っては来れない。
それをみんな知っているから
辞職は慎重にやるべきことなんだ。
ここみたいに、簡単に辞めると口に出せるのは
一般的じゃない。
メキシコ全部がこんなだと思うなよ。。。


と、散々説明を受けました。笑



まあ、私がメキシコシティで働くことはないでしょうから
このトゥルム流に慣れるしかないですね。。。笑


というわけで
F君はやめないことになり、一件落着!なのでした。


やれやれ。


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2017年2月4日土曜日

とうとうF君が辞職。。。

シャンバラ・プチ・ホテル、一番のお騒がせ男児だった
F君が、今日辞職しました。


表向きの理由は
もっとお金が必要なので
この給料ではやっていけないということ。


でも、本当の理由は
お兄ちゃんのL君が
辞める騒ぎのときに
オーナーが彼の給料をアップして
引き留めたことのようです。


つまり、嫉妬です。笑


二年以上勤めてやっと手にした金額を
兄のL君はたったの二か月で
手にしてしまったのです。


F君にしたら
これ以上の屈辱はありません。


だけど、お兄ちゃんのL君は
F君とは比べ物にならないくらい
働き者で、いい子なんですよね。。。


何か仕事を頼むと
後先考えずにやって失敗し、
結果二度手間になるF君とは
大違い。。。


オーナーがお兄ちゃんを引き留めたくなる気持ちはよくわかるし
逆にF君を引き留める気にならないのも
よくわかる。。。笑


結果的に
明日を最後にやめることになりました。


正直言って、
字も読めない、まともな教育も受けてない
住民登録もないF君が
今以上の給料のところに
勤められるとは絶対に思いませんが

彼曰く、ここよりもいいところは
いくらでもある!ということなので

まあ、がんばって探してみたらいいと思います。
現実を知って後悔して来い!って感じです。笑


あ、そういえば
11年務めてから辞めてしまったP君ですが
なんと、やっぱりシャンバラに戻ってきたいと
オーナーに打診していたらしいです。笑

やっぱりね。。。。


ここは給料が。。。とかいいながらも
結局、現実を見たら、今得ているもののすばらしさが
わかるわけですよ。


馬鹿なやつ。。。。



でも、さすがのオーナーも
あんなドラマのあとに
今更どのツラ下げて
戻ってきたいなんていうんだ???とご立腹だったようです。


オーナーからはなにも聞いていなかったのですが
P君からいきなりメッセージが入って
やっぱり、戻るなんてありえないよね?
オーナーなんか言ってた??と探りを入れてきたのです。


オーナーにそれとなく聞いてみたところ
やっぱり戻す気はないようだったので
あたりさわりのない返事をしておきました。


シャンバラより割のいい仕事は
すぐに見つかると思っていたらしいのですが
二か月たっても見つからず
かなり焦っていたようです。
まあ、私からすれば予想通りですけど。


そうこうしているうちに、
シャンバラのすぐ近くにあるアハウホテルから
海を撮影した写真が
P君から送られてきました。


君のすぐ近くで働くことになったよ!と。


アハウホテルには
P君の兄弟や親せきが
たくさん働いているので
まさかそこで??と思ったら


そのすぐ近くにある
オーナーの大親友の家で
働くことになったそうです。


オーナーの大親友ですから
当然P君がシャンバラに11年務めてたことも知ってるし
昔からの知り合い。。。


オーナーはちょっと複雑な気持ちみたいですが
まあ、仕方ないですよね。


ちなみに、この大親友というのは
もともとは、シャンバラホテルの隣にあった
UNOアストロロッジというホテルの
オーナーです。

UNOは、悲しいことに昨年の6月に
強制立ち退きにあい
交渉がうまくいかず
結果的に土地を取り上げられてしまいました。


でも
この土地とは別に
オーナーのヌノさんは
ビーチエリアに小さな土地を持っていて
そこを自宅にしていました。

なので、今はそこをシェアハウスにして
レンタルしているらしいのです。

そのちっちゃな家で
P君は
メンテナンスとして働くことになったらしい。。。笑


絶対給料安くなったはず!笑


私も、やめてやる!!って思ったこと何度もあったから
人のことはいえません。

待遇とかお金とか関係なく
私のプライドが。。。って・・・。

だけど、とりあえず、石の上にも3年だから
がんばろう!!!と
踏みとどまってもうすぐまる3年になります。


去年の前半は、本当にオーナーにブチ切れてて
やめる気満々だったけど
今年は、いろんなことが改善されたので
だいぶ気持ちに余裕ができました。


それに、
自分の言い分を抑えて
相手の身になって考えてみれば
ありえない待遇をしてもらっている。。というのがわかるので


感謝の気持ちを忘れずに
しっかり現実を見て行こうと思います。


P君、そしてL君、F君の
辞める辞める騒ぎは
いろんな意味で
自分が得ているものの大切さを
見直すきっかけになり
とてもありがたかったです。

これからここを巣立つF君が
いい仕事に巡り合えますように。。。。





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2017年2月3日金曜日

ビーチエリアで欠かせないガス


トゥルムのビーチエリアというのは
陸の孤島のようになっています。

つまりライフラインが全然ないんですね。

水道なし。
電気なし。
ガスなし。
下水ももちろんありません。


なので、
シャワーなどに使う水は
タンクローリーから購入し
電気は、ガソリンやディーゼルを使って
自分たちで発電し
下水は、バキュームカーに来てもらい

そしてガスはタンクを買うわけです。





実際のところ
ガスは
日本のようにどこでもガス管が通っているわけではなく
トゥルムの街ですら
ガス管はありません。

なので、どこの家も
このガスのタンクを買って
無くなると補充してもらうわけですね。

ガスはたいていの場合
料理するためのガス台と
シャワーをお湯にするための湯沸かし器に
使われます。

でも、お湯のシャワーを使っている現地のメキシコ人など
ほとんどいませんので
たいていは、料理用です。


そしてこのタンクは
こういうトラックが回収に来て
ガスを詰めなおして
また持ってきてくれます。




ガス会社には
大きなところで
ガス・インペリアルと
セタガスという二種類があって


シャンバラではセタガスを使っていました。


が、しかし。。。。
最近問題が発覚!


今までだったら1週間使えていたガスタンクが
なんと4日しかもたないようになってしまったのです。

何が起きているかというと
メキシコのガソリン公社が民営化されるにあたり
燃料の値段がのきなみ値上がりしたのです。

ガスも同様。

今まで30リットルのガスのタンクが
424ペソだったのに
いきなり529ペソになったのです。
105ペソも一気に値上がり!!

それはあんまりです!!

この値上がりによって
一度に30リットルのガス補充を頼めない家庭が続出。。。

したがって、ガス屋さんが
30リットルのタンクのうち半分だけを補充して
半額で提供するっていうのを始めたわけです。




うちのタンクは半分にしてほしくはないのですが
どうやら半分補充で届いていたらしいんですね。。。
お金は30リットル分払ってるのに。。。


というわけで
今、ガス会社を変えようと試行錯誤中。


オーナーは
タンクをいちいち買うのは面倒だから
大きなガスステーションを作って
ガスをそれぞれの湯沸かし器やガス台に配給できるように
ガス管配管をやる!!と言い出しました。

それは非常にいいことですけれど
やはりそれなりの許可を得ないといけないらしいです。

ガスタンクをいくつも持っているだけなら問題ないらしいんですが

大きなガスステーションをつくって
そこにガスを溜めておくとなると
大がかりな設備になりますし
万が一火事をだしたりしたら
それこそ、ガスステーション自体が
巨大な爆弾になってしまいます。


というわけで
オーナー悩み中。。。


一つ一つのガスタンクを
一つ一つの湯沸かし器につないでいる状態だと
いつガスがなくなるか
常にチェックしてないといけないし、
変えるときも、重たいタンクをもってホテル中歩かなくちゃいけないので
大変。。。


もし、ガスステーションになったら
すっごく便利だろうな~と思いますが
まだまだ先の話になりそうです。


去年は、
ものすごく大きな発電機を投入して
設備投資したばかりなので

すぐにとはいかないでしょうけれど
少しずつ少しずつ、
文明化が進んでいるシャンバラです。





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2017年2月2日木曜日

さとうきび Caña de Azúcar

ホテルのスタッフの子が
田舎の方に遊びに行って
サトウキビ畑を通りかかったそうで

その時にもらったサトウキビを
持ってきてくれました。


サトウキビはカーニャデアスーカルCaña de Azúcarといいます。
カーニャだけでも通じますが
カーニャは茎、竿、釣り竿のことも意味するので
サトウキビといいたいときは、砂糖を意味するアスーカルを付けます。


堅い皮を剥いて
食べやすい状態にしてくれたのがこちら♪





普通にかじってみると
いわゆるガムシロップンのような甘い汁が
口の中に広がります。

ものすごく線維が固いので
甘い汁を楽しんだ後は
線維を捨てます。


甘い香りが漂うのか
すぐにハエが寄ってきて、びっくりしました!

砂糖を取らない生活をしていますが
たまに少しくらいならいいか?と思って
なめてみました。


そしたら
すぐに唇が腫れて
アレルギー反応が。。。。笑

精製していない砂糖でも
ダメなときがあるんですね。。。


持ってきてくれた子の気持ちがうれしかったので
目の前で無理やり食べましたが
やっぱりかゆかった。。。笑

ちなみにこうやってサトウキビから
ジュースを作ります♪
トゥルムの街でも
フレッシュなサトウキビジュースを
作ってくれる店ありますよ♪




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