メキシコの首都は、メキシコシティです。
私が20年以上前に、初めてメキシコに来た時
まだスペイン語がおぼつきませんでした。
なので、メキシコシティーのスペイン語は
「シウダッ・デ・メヒコ Ciudad de Mexico」だと思い込んでいました。
もちろん、それは決して間違っているわけではありませんが
あまり一般的には使われておらず、
実際には、
メキシコシティーは
「デー・エフェ DF」と呼ばれていることがわかりました。
デー・エフェ DFとは、ディストリット・フェデラル(Distrito Federal)の略語です。
なので、あなたはどこの出身?とメキシコ人に聞き、
DFと答える場合は、首都のメキシコシティ出身者ということになります。
でも、ときどき
「Mexicoよ!」という人がいます。
これは、メキシコという国出身という意味でも使われますが
首都のメキシコシティ出身という意味でも使われるんですね
そして、さらにややこしいことに、
メヒコ州(メヒコ州の首都はトルーカ)の出身という意味でも使われるんです。
なので、どこ出身?と聞いて、メヒコよ!という場合には
ニュアンスをくみ取らないといけません。笑
ちなみに、メキシコシティ出身の人のことを
メキシコシティ出身じゃない人が、ちょっと皮肉をこめて
呼ぶ言い方が
Chirango/a(チランゴ/チランガ)です。
メキシコシティの人に
「あなた、チランゴね」なんて
面と向かっていうと、ちょっとムっとされるかもしれないので
気を付けましょう。
でも、本人が
「ぼくはチランゴだよ」という分には、問題ありません。
どこの国でもそうだと思いますが
都会から来た人たちが
郊外の町や村で
エラそうにしたり
バカみたいにお金を使ったりすると
「鼻持ちならない!」という風に反発を受けますよね。
こういうときに、
「だから、チランゴ(チランガ)は~」みたいな感じで
コソっと言われてしまうわけです。
あるいは勉学や就職で
地元から、都会に出ていく人たちに
「君も、チランゴ/チランガになるんだね~」みたいな感じで
言ったりします。
私は自分が江戸っ子なので
チランゴ/チランガもそんな意味なのかと思っていましたが
どうやら違うようなので、
ジョーク以外では使わないようにしています。笑
ちなみに、うちのホテルのオーナーは
れっきとした「チランゴ」です。笑
私は、メキシコシティが大好きです♪
住むにはちょっと。。。。ですけど
時々行くには、素敵なところ♪
特にソカロという大広場の近くの歴史地区がお気に入りです。
コロニアルの雰囲気が残っていて
しかも、テンプロマヨール(Templo Mayor)という、
アステカの遺跡も残っています。
こちらがソカロにある
テンプロマヨールを後ろから見たところ。
そして、ソカロから少し歩いたところにある
タイルの家(Casa de los azulejos)というのが、
私のお気に入り♪♪
見てください!この美しい青いタイル!!!
1600年代に作られたこの建物が
いまだに使われているんですよ!
アンティークな感じのタイルが
何とも言えません。。。。
実はこの建物、いまだに商業施設として使われているんですよ!
メキシコでもっとも有名なデパートチェーンであり
レストランチェーンでもあるサンボルンスが入っています!
こちらはサンボルンスのカフェ
どーということはない味ですけれど、
メキシカンな朝食が食べられたりするので
マ●●ナルドよりはマシかな~
天井にもびっしりタイル♪
階段の上から、タイルの家の中にあるサンボルンスを
眺めたところ。
建物の周り中、全部タイルです。
メキシコシティに行ったら、
ぜひ、見に行ってください♪
とっても素敵です!
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