2017年4月11日火曜日

メキシコシティ&プエブラの旅3:久しぶりの高山病@メキシコシティ

ご存知の方がほとんどとは思いますが
メキシコシティは標高2200メートル。
結構高いんです!

私は、標高3300メートルのクスコに住んでいたことがあるため
2000メートル程度では、
高山病にはなりませんが
今回は、やばかったです。。。。

まさにペルーでいう、ソローチェ状態。。。

頭がズキズキと痛み
喉がからからに乾いて
常に水を飲んでいないといきていられない感じ。。。。

ありがたいことに、
宿泊先の友人が、コカ茶を持っていたので
それを大量に飲んでしのぎました。

久しぶりに高山病になって
本当にびっくりしました。

つくづく、
メキシコシティは山の上なんだな。。。と思いました。

なんせ山も川も全く存在しないキンタナロー州に住んでおりますので
山が珍しくて。。。。笑


そして、今回はメキシコシティから
プエブラに行く途中で
非常に有名な火山である
ポポカテペトル山と
イシュタクシワトル山を
見ることができました。

ポポカテペトル山は、
通称、ポポと呼ばれます。

ちなみに、スペイン語でポポの最後のポが上がり気味になりますと
う○ちの意味になりまして
火山のポポという時には、最初のポにアクセントが来なければなりません。

現地の方、お気をつけください。

で、この二つの並んでいる火山には
言い伝えがあります。

ポポカテペトルという優秀な戦士がいて
イシュタクシワトルという娘さんと恋仲だったのです。

戦争から戻ってきたら
二人は結婚するという約束だったのですが
ポポカテペトルが戦っている間に
イシュタクシワトルに横恋慕した男が
彼は死んだと嘘をついたのです。

嘘を鵜呑みにして、悲しみにくれたイシュタクシワトルは
ついに死んでしまったのでした。

結婚できると思って帰ってきた
ポポカテベトルは、彼女の死を知り
嘆き悲しみ、
彼女を現在のイシュタクシワトルのある場所に葬り
自分は隣でずっと彼女を見守ることにしたのです。

それが、
この二つの山が隣同士にあるゆえんなのです。。。

ポポカテペトルは、まるで富士山のような形をしていますが
イシュタクシワトルは、
女性が仰向けに寝て、
その髪の毛がずっと裾野に広がっているように見えます。

こちらの写真は、手前に見えているのが
イシュタクシワトルで、左側にうっすらと見えているのが
ポポカテペトルです。



ドライブ最中になんとか撮影したものなので、
ちょっと画像が悪いですが。。。。

メキシコシティからだと
とにかく空気が悪くて、両方の山が全く見えなくて
高速道路で近くを走ることで
やっと見ることができました。

でも、帰りは、たとえ高速道路からでも
ガスで霞んでしまっていて
ほとんど見ることができませんでした。

空気汚染の深刻さを
ひしひしと感じた旅でした。




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