2015年8月24日月曜日

エスカベチェ Escabeche

エスカベチェ(Escabeche)というのは、
スープみたいな、煮込み料理みたいな
不思議なお料理です。


ちなみに、それはメキシコの
エスカベーチェであって


ペルーのエスカベチェとは
同じ名前で、全く別のお料理です。


スペインで「トルティーヤ Tortilla」は
卵料理を指し、

メキシコでは、トウモロコシパンを指すのと
同じぐらい、全く別物です。笑



ちなみに、ペルーのエスカベチェは
日本の南蛮漬けみたいに
酢で魚の揚げ物をマリネしたお料理。
もう、絶品です!!!
(ペルーびいきですいません。。。)



というわけで、
今回は、メキシコのエスカベチェをご紹介します。



エスカベチェは、鶏肉だったり
七面鳥だったり、豚肉だったり
どんなお肉も使えるのですが、
今回は、鶏肉のエスカベチェです♪




まずは、メキシコでお馴染みの儀式。。。。笑
トマト、にんにく、玉ねぎ、唐辛子を
直火であぶります。
焦がしているようにしか見えませんが
これがいい味を出すためのコツだそうです。






調味料をあぶっている間に、
鶏肉を下ごしらえして、
こっちでは鶏肉を丸ごと買ってくるので
下ごしらえというのは、解体のことです!
そして、程よくバラバラにして、お鍋にいれます。








そして、鍋にお水を入れ、
焦がした・・・じゃなくて、あぶった調味料を入れて
ぐつぐつと煮ます。






鶏肉に火が通ったら
鶏肉だけを取り出します。
そして、先日ご紹介しましたレカドという
調味料ペーストを、鶏肉の煮汁でといて
鶏肉にまぶします。
ここでは、レカド・ロホ使われています。







そして、マリネされた鶏肉を
今度はオーブンに入れて焼きます。
すでにゆでてあるんですが、
さらに焼くんです。
つまり、パサパサになります。笑







紫玉ねぎをスライスし、塩とレモンで軽く和え
スープから唐辛子を取り出して
玉ねぎの上にボンとのせます。








焼きがった鶏肉を
スープに戻し、
塩コショウで味を付けて出来上がり。

スープと肉の上に、
紫たまねぎのマリネをのせて
トルティーヤといっしょに頂きます。

紫玉ねぎをよそうときに、
ボンと乗っかっている唐辛子を
好きなだけちぎって
スープに入れます。






焦げてるんだけど、何とも言えない
香ばしい香り。。。
そして、パサパサなんだけど
味がしっかりついている鶏肉。。。


とても不思議なお料理です。


おいしいといえばおいしいが
自分で作ってみようとは
思わないかも。。。。笑



というわけで、
ペルーでエスカベチェを食べてきたみなさん、

メキシコのエスカベチェは
全然違う生き物じゃなくて、食べ物ですので
注文するときは、気を付けてくださいね!


私は、何も知らずにレストランで
エスカベチェを頼んで、
愕然としましたので。。。笑








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