メキシコでトルティーヤ(Tortilla)というのは
トウモロコシ、もしくは、小麦粉で作った
薄いパンのことを指します。
スペインでトルティーヤと言えば、
ジャガイモなどを入れて厚く焼いた卵焼きのことですが
メキシコではパンであり、
それは、主食です。
つまり日本でいう、お米、白いご飯。
どんなおかずにも、
かならずトルティーヤが付きます。
お米を使ったお料理は主食ではなく
あくまで副菜。
炊き込みご飯のようなお米を
トルティーヤで包んで食べたりするわけです。
主食ですから
日本で白飯が残るように
トルティーヤも残るわけです。
日本だと冷たくて硬くなったご飯は
雑炊にしたり、炒めご飯にしたり
チャーハンにしたり、おこげにしたり。。。と
いろいろな使い道がありますが
固くなったトルテイーヤも
いろんなお料理に使います。
一番簡単なのは
そのまま油で揚げて、
トトポス(トルティーヤチップス)にしてしまうことです。
チップスにすれば、
ワカモレとかサルサとかといっしょに
簡単に食べられます♪
そしてもう一つよく使われる方法が
トルティーヤの卵炒め♪
Huevo con Tortilla(ウエボ・コン・トルティーヤ)といいます。
固くなったトルティーヤを
1センチぐらいの正方形に切り、
それを油で炒め(たいていの場合マンテカと呼ばれるラードを使います)
そこに、卵を入れてよく火を通します。
塩コショウをすれば出来上がり♪
まさに卵チャーハンですね!
卵はカリカリパサパサになるまで火を通すのがメキシコ流。。。
なので、できあがりはこんな風にポソポソになります。
これに、サルサをかけて食べるわけですね♪
作ってみると意外とおいしいので
トルティーヤが余っちゃって困った~という方は
ぜひやってみてくださいませ♪
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