2016年3月23日水曜日

セマナ・サンタ

とうとう、始まりました!
カトリック諸国では大型休日のうちの一つである
セマナ・サンタ。

英語だとイースター。

日本語だと、復活祭といいいますね。


イエス・キリストが
十字架にはりつけにされたあと、三日後に復活したことを祝う
お祭りなのです。


アメリカだと、
庭にばらまかれた卵を
子供たちが必死に拾うゲームをするイメージがありますね。


そしてウサギ型のチョコレートが
スーパーにいっぱい並ぶことも。。。


ウサギも卵も、多産、繁栄を象徴するということで
復活祭にちなんで、珍重されるんだそうです。



私が住んでいるトゥルムでも
ウサギや卵の形のチョコレートが
スーパーに並んでいたりしますが


みんなが最も興味を示すのは連休!


基本的には木曜日からイースター当日の日曜日まで
連休になるのです。


でも、それにあやかって、
ほとんどの人がもっと休みをくっつけるので
2週間ぐらい休んで、
旅行に行ったりします。


まさに、日本のゴールデンウィークみたいな感じです。


この時期は
飛行機から宿から
とっても混みますし、
値段も上がるので、気を付けないといけません。


トゥルムの町の人も
一般的には休みますが
ほとんどの人が観光業で食べているので
ほぼ通常通りの営業になります。


とくにメキシコ国内の観光客が増えるので
大忙しになります。


でも、実は
メキシコ人観光客は、あんまり歓迎されないのです。。。

なぜなら、ほとんどの人がチップを払わないから(笑)


トゥルムのレストランやホテルでは
基本給がとても低く設定されており
チップが最大の収入源なのです。


なので、チップをほとんど払わない
メキシコ観光客は、
サービスのし甲斐がない。。。と思われてしまうようです。


実際、メキシコ人観光客で
私もひどい目にあったことがあります。


カップルがやってきて
1部屋使いたいというので貸したら、
なんと、友達を8人もつれてきて
ビーチで寝泊まりし、
シャワーは、その一室だけを使うのです。


「8人でお使いになるなら
4部屋分のお支払いになります」


というのですが


「部屋で寝るのは二人で、
あとの6人はビーチに来ているだけだから」


と言い張るのです。


さすがにあり得ないので
一晩だけで、
次の日は強制的にチェックアウトしていただきました。笑



チップどころの騒ぎではありません。笑


みんながメキシコ人の宿泊を嫌う意味が
その時に初めてわかりました。笑



お国柄、いろいろありますね~



それでは、メキシコにいる皆さま
よき、セマナサンタを!