イースターのことです。
パスクワの日を含む一週間を
セマナサンタといい、
イースター当日はパスクワと言います。
スタッフたちに
パスクワには特別な料理はないの?と聞いたところ
ない・・・
と言います。
でも、セマナサンタの間は
肉が食べられないので
魚や野菜料理が中心になるとのこと。
なかでも
ユカタンでは、チャヤ(Chaya)という薬草を使った
タマレスが好まれるそうです。
タマレスとは
このブログで何回も出てきている
トウモロコシの蒸しパン。
まあ、ちまきのコメの部分が
トウモロコシとラードを和えたものになっている。。。
といえばわかりやすいでしょうか?
一般的には、鶏肉や豚肉を具にして
作られますが
セマナサンタでは、肉が禁止なの
その中身をチャヤにするというわけです。
チャヤというのはユカタン特有の野菜というか
薬草で、
英語だと、ツリー・スピニチといいます。
つまり「木のホウレンソウ」
なぜかというと
葉の感じがホウレンソウに似ている・・・と
言われるからです。
正直、そんなに似ているとは思いませんし
葉は、ホウレンソウよりもずっと堅いです。
実際の葉はこんな感じ。
チャヤの木はこんな感じです。
そんなに高く大きくなる木ではありません。
最大でも3メートルぐらいでしょうか。。。
このチャヤを卵と炒めて
それをトウモロコシの生地で包んで
蒸したのが、チャヤのタマレス。
持ってきて~食べてみたい~
とお願いしましたが
翌日すっかり忘れられていました。笑
まあ、そんなもんですけどね。いつものことです。