2016年12月7日水曜日

11年務めたスタッフを辞職に追い込んだマウンティング・・

二年ぐらい前、
テレビドラマの影響とかで
「マウンティング」という言葉がはやりましたね。

もともとマウンティングというのは
動物が自分の優位性を示すために
相手の上に乗っかる行動のことですが


これが人間に適応され

自分の方が幸せ♪と自分の優位性をアピールする
女性間の人間関係にも使われるようになったらしいのです。


非常によくわかる心理・・・



で、今回11年務めたP君がやめて
スタッフがいろんな裏話をし始めたのですが
その中で、驚くべきものがありました。


若い女性スタッフDちゃんが
なんかの拍子にP君に


「自分の方がオーナーに信頼されていて
給料だって多い。
私は○○の責任者を任せるといわれて
給料を上げてもらったんだから」


と言い放ったらしいです。


その話が本当だとすると、
その子はシャンバラに来てから
1年もたたないうちに、
11年働いていたP君より
給料が上になったことになります。


彼女の話を確認もとらず、鵜のみにしたP君は


「自分はオーナーに評価されていない」と
怒りだし、
それが結果的に「辞職」につながったらしいのです。


実は、P君より多く給料をもらっていると吹聴した彼女は
他の子にもいろいろマウンティングをして
輪を乱す行動が多かった子でした。


文句と正論はいっちょ前に言うのに
自分は何もしない。。。笑


なんども相手を陥れるようなことをオーナーに言い
結果的にそれがバレてオーナーに怒られ
P君がやめる二か月ぐらい前に
すでに、シャンバラから消えていました。


だから、P君が冷静に考れば
Dちゃんが言ったことは
ウソだった可能性が高いことがわかったでしょう。


でも、Dちゃんがやめた後も
P君の怒りは収まらなかったようで
結局辞めるに至ったのです。


その話を聞いて
オーナーに、Dちゃんの方が
給料がよかったのか?と聞くと
そんなはずはない。。。と言います。


そしてP君がそんなことを疑っているとは
思いもしなかったと。


直接確かめに来れば説明もできたのに・・・と
悔やんでいました。


11年という歳月をあっさり覆してしまう
マウンティング行動。


もちろん、
P君が、オーナーのことを完全に信頼していれば
Dちゃんの話など
鼻で笑って終わりだったでしょう。


でも、Dちゃんにそういわれたとたん
「オーナーならやりかねない」と思ってしまう
心の闇があったということ。


長い年月一緒にいることで
築き上げられる信頼関係もありますが

それとは逆に
長い年月の中で
いろいろ培われる不満や疑い、
甘えもあります。


あとできいたら
DちゃんはP君にいう以外にも
私に関しても、いろいろ言っていたらしいです。


例えば、
私がスーパーバイザーとしての仕事をしないから
Dちゃんがいつも
●●ちゃんの仕事チェックしたの?と
催促してやってる。。。とか。。。。


誰が聞いても
「何じゃそりゃ」って話で
私はそんなこと言われた記憶はありませんが

でも、
そういうたぐいのことをいって

私がいかにダメマネージャーで
いうことを聞く価値がないかを
吹聴していたらしいです。


知らんかった。笑


まあ、今となってみれば
P君のことも、私のことも、
本当にDちゃんがそう言っていたかどうかは
実際には疑わしいわけです。

だっていない人のことは
何とでもいえるし。。。
はっきり言えば
今いるスタッフが面白おかしく
脚色しているだけかもしれません。


というわけで、
真実は闇の中です。


実際のところ、
直接、目の前で話を聞いたって
自分の勝手な解釈で
捻じ曲げてしまうこともあるぐらいですから
伝聞なんて、本当にいい加減なもんです。


そのことがよくわかっていれば、


「こうなんだって!」というウワサ話を
いちいち本気にすることもなく
情報源をきちんと確かめて
問題があれば対処することが出来ます。



正直申しますと、
うちのオーナーは、本当に悪い噂が多いです。(笑)

だから、
私は「極悪非道な人」と働いていることになっています。


「よく、あんな人と一緒に働けるね。。。」
と、誰もに言われます。


はっきりいって、
いい噂は一つもききませんし
スタッフ自体も、
長年、オーナーと働いている人も、
オーナーがいかにひどかったか。。。という歴史を
延々と語ってくれます。


最初はいろいろ聞いていたのですけれど
自分が見て、知っているオーナーと
けっこう食い違う部分があり
結果的には
自分が感じたこと信じよう。。。と思うようになりました。


確かに、変なところもある(笑)
でも、いいところもある。
人間だから、そんなの当たり前です。


まあ、実際のところ、
私にとっては仕事上の上司なので
仕事のことさえきちんとしてくれれば

私生活がどんだけヒドかろうが
女関係がどれだけヒドかろうが、
嘘をつこうが、


何の関係もありません。笑


どちらかといえば、
仕事とプライベートを
予想以上にきっちり分けてくれるので
私にとっては
とってもありがたい上司です。


それぞれの人にとって
その人間が持つ意味と役割は違うのだから
自分がその人たちと
どう付き合いたいのか
何をしたいのか、
それが一番重要なのではないかと思います。


女たらしのF君も
一緒に働いてる女の子たちにとっては
いろいろ面倒な存在でしょうけれど
私からしたら息子みたいな年齢で
働いてくれさえすれば
何の被害も問題もありませんし。。。。笑


今回のマウンティングの話は
今後スタッフと一緒に働いていく中で
とても重要なことを
教えてもらいました。


変な不満がたまらないように
きちんとスーパーバイズしていくことも
大切だな。。。と思います。


まあ、実際には
私よりもメキシコ人スタッフの方が
ストレス溜めない方法を
よく知っている気がするんですけどね。。。笑


怒られても知らん顔、
罪は絶対認めない、
けんかしても次の日はケロリ・・・


見習わないと。。。です。笑



にほんブログ村 海外生活ブログ メキシコ情報へ
にほんブログ村