2016年12月23日金曜日

ムイル遺跡 Muyil

ムイル遺跡(La zona arqueológica de Muyil) は、
トゥルムから南へ30分ほど行ったところにある
マヤの遺跡です。


ムイルというのはとってもとっても小さな村ですが、
遺跡という観光資源、そして
シアン・カアン生物圏保護区の入口として
知られています。

シアン・カアン生物圏保護区は
世界遺産にもなっている千葉県と同じぐらいの面積の
巨大な自然公園ですが
そこにある巨大な湖を楽しむための
ボート乗り場あ
このムイルの遺跡のすぐ近くにあるのです。


このため、シアンカアンとムイル遺跡を
セットで楽しむツアーが多く組まれています。


ムイルはもともとはかなり大きな地域を
支配していたと思われますが、
建物が修復されて見学できる部分は
限られています。







遺跡の入口のすぐ近くにある建築群が
こちら。。。




ピラミッドを中心とした建築群です。



そしてムイル遺跡の面白いところは、
他のキンタナロー州にある遺跡と違って
グアテマラのティカル遺跡を中心とした
ペテン文化の影響がみられること。

なんと
同じ様式のピラミッドがあるのです。

それがこちら♪




ピラミッドの形が
チチェン・イツアやコバなどとは
違うのがお分かりになると思います。




とても威厳のある建物です。


この建物の裏側には、
サギのモチーフが描かれていました。


修復された姿は
あんまり美しくありませんけど、
こんな感じです。

ピラミッドの上にある二枚の板に
サギが描かれています。




拡大するとこんな感じ。




昔はピラミッドの上まで登れたようですが
2016年現在は
もう中に入れなくなっています。

残念ですが、保護のためには
大切なことです。


ムイル遺跡は小さな遺跡ですが、
ペテンスタイルのピラミッドは
見応えがあります。

行ってみて損はない遺跡ですので
シアンカアンに行く際には
ぜひ立ち寄っていただきたいです。


入場料は2016年12月現在65ペソ。
朝8時から午後5時までオープンしています!







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