トゥルムから南へ30分ほど行ったところにある
マヤの遺跡です。
ムイルというのはとってもとっても小さな村ですが、
遺跡という観光資源、そして
シアン・カアン生物圏保護区の入口として
知られています。
シアン・カアン生物圏保護区は
世界遺産にもなっている千葉県と同じぐらいの面積の
巨大な自然公園ですが
そこにある巨大な湖を楽しむための
ボート乗り場あ
このムイルの遺跡のすぐ近くにあるのです。
このため、シアンカアンとムイル遺跡を
セットで楽しむツアーが多く組まれています。
ムイルはもともとはかなり大きな地域を
支配していたと思われますが、
建物が修復されて見学できる部分は
限られています。
遺跡の入口のすぐ近くにある建築群が
こちら。。。
ピラミッドを中心とした建築群です。
そしてムイル遺跡の面白いところは、
他のキンタナロー州にある遺跡と違って
グアテマラのティカル遺跡を中心とした
ペテン文化の影響がみられること。
なんと
同じ様式のピラミッドがあるのです。
それがこちら♪
ピラミッドの形が
チチェン・イツアやコバなどとは
違うのがお分かりになると思います。
とても威厳のある建物です。
この建物の裏側には、
サギのモチーフが描かれていました。
修復された姿は
あんまり美しくありませんけど、
こんな感じです。
ピラミッドの上にある二枚の板に
サギが描かれています。
拡大するとこんな感じ。
昔はピラミッドの上まで登れたようですが
2016年現在は
もう中に入れなくなっています。
残念ですが、保護のためには
大切なことです。
ムイル遺跡は小さな遺跡ですが、
ペテンスタイルのピラミッドは
見応えがあります。
行ってみて損はない遺跡ですので
シアンカアンに行く際には
ぜひ立ち寄っていただきたいです。
入場料は2016年12月現在65ペソ。
朝8時から午後5時までオープンしています!
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