2016年12月13日火曜日

シェルハ遺跡

半年ぶりぐらいで
丸一日のお休みをゲット!


イミグレに行く用事で
半休をもらったことはありましたが
丸一日、何も仕事をしなくていいのは
久しぶり♪



朝から晩まで
どうしても行ってみたかったところを
駆け抜けてきました。笑



まず、前から気になっていたのが
シェルハ遺跡。


トゥルムは
カリブ海に面した要塞遺跡が有名ですが
実はその周囲にいくつもの建物があります。


でも、かなり崩壊しているので
そのほとんどが放置されていて
きちんとした遺跡公園としては
整備されていません。


その中でも、比較的きれいに残っているのが
シェルハ遺跡です。





シェルハは、マヤ語で「水の入口」という意味であり
その名の通り、素晴らしい入り江があり
当時は、貿易港として非常に重要な役割を果たしていたそうです。

シェルハという名前は
遺跡と入り江を中心にした
この地帯一帯を指す言葉でしたが


今となっては
観光客に大人気の
テーマパーク「シェルハ」として
その名を知られるようになりました。


つまり、かつて貿易に使われていた
特徴のある入江を中心にして
シェルハというテーマパークが建築されたのです。

シェルハ公園には
入江やセノーテなどを活用した
自然に即した面白いアクティビティが充実しています。

シュノーケリングやカヌーはもちろん
ウミガメやイルカと遊べたりもします。

スペイン語バージョンですが、よろしければこちらのビデオをどうぞ♪




一万円近い入場料を払うと
中では、食べ放題飲み放題なので
丸一日、何も気にせずに遊ぶことが出来ます。
(イルカと泳ぐなど、オプションでお金を払うものもありますが。。)


お子様連れのお客様には
大変人気のテーマパークなのです。


だから、「シェルハ」ときいて
遺跡を思い浮かべる人はほとんどいないでしょう。


でも、実際に、シェルハテーマパークのすぐ隣に
遺跡があるんですね。


行く人はあんまりいないんですけど。。。笑


今回、お休みの日に行こうと決め、
朝8時オープンなので
それに間に合うように到着したところ
まだ誰もいませんでした。。。笑



シェルハは、
恐らくかなり広かったと思われますが
今、建物が修復されている場所は
ほんの僅かで、
ほとんどが密林の中です。


歩いてみられる場所は限られており
30分もあれば、余裕で見て回れてしまいます。






このような感じで
土台は多少修復されていますが
ほとんどの建物は
それ以上の修復がなされていません。



また建物の中に
フラスコ画が残っているものもあります。

マヤの遺跡は、今みると
土台の石組が放置されているだけですが

当時は、漆喰の壁で覆われ
カラフルに彩色されていたといいます。

部屋の中もきっとキレイに
装飾が描かれていたのでしょう。








宮殿と名前がついている建物。
他の建物に比べると横長です。





入口付近にあるまとまった建物群から
約300メートル西側に歩いていくと
結構大きめのセノーテがあります。





静かでとてもきれい。。。
緑の森に囲まれて
水面の色は
深い緑色でした。


そしてこのセノーテのほとりに
いくつかの建物群が残っているのです。





建物の中には
ブルーや赤で
きれいに彩色されていたようで
その名残が残ってるのですが

残念ながら、中を見ることはできません。






自然がいっぱいの遺跡で、
イグアナやカピバラのような動物も
普通に見ることが出来ます。


そして、
まるでクリスマスツリーのように
お花が咲いている木まで
見つけてしまいました。




のんびりしていて
とってもいいところでした♪


駆け足旅行のお客様に
「絶対見てください!」と
オススメするほど、見どころがある遺跡ではありませんけれど
マヤの遺跡に興味がある方にとっては
一見の価値ありの遺跡です♪


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