2016年12月14日水曜日

セノーテ:ムルトゥン・ハ Multun Ha

セノーテには本当にいろんな種類があります。
海の近くにあるセノーテは
ほとんどがオープンセノーテといって
洞窟ではなく、まるで池みたいになっているものです。

例えばこんな感じ♪
マングローブに囲まれた池のようなセノーテ。



あるいは完全に土地が陥没して
地下にある水の底に沈んでしまい
切り立った崖に囲まれて
丸い池のように見えるタイプ

例えばこんな感じです。




こちらも丸く陥没したタイプのセノーテです。




こちらは結構深くまで陥没しています。




洞窟型のセノーテにも
いろいろあって、
とくに完全に上がふさがって
ドーム状になっているセノーテは
非常に神秘的です。


今回私がどうしても行ってみたかった
ムルトゥン・ハというセノーテは
たった一つしか
明り取りの穴が開いていないという
小さな洞窟セノーテ♪


地下40メートルのところにあるということで
階段を60段ほど降りて
下っていきました。


そしていきなり現れたのが
こちらのドーム!




水の透明度が本当に本当にすごくて
びっくりするほどきれい。。。。


もちろん、このセノーテで泳ぐ人は
きれいにシャワーを浴びて
日焼け止めやサンオイルを流さなければいけないことになっています。

なので、先にシャワーを浴び、
そのあと階段を下ってセノーテに降りていくことになります。

完全に円形のきれいなセノーテで
プラネタリウムみたいなドームになっていて
本当に素敵なセノーテです。



ただ、残念だったのが
ものすごく明るい人工的なライトを使って
中を照らしていること。。。


写真に写っているライトは
明り取りの穴から差し込む太陽ではなくて
巨大な人工的なランプなんです、、、。


まあ、真っ暗だったら
この美しい青い水の色も
見えないわけだし・・・・


見てください!この青!!
水の底が近く見えますけど
軽く15メートルはあります!





確かに、電気がないと暗くて危ないし、
仕方がないのかな~とは思ったのですが

太陽の光が一筋指して、
とってもきれいというウワサだったので
それはウソだな。。。と思いました。笑


ちなみにこの穴が、ドームの中に唯一開いているものです。






この明かりだけだと、
確かに弱いかも。。。。
でも、だからこそ
その場所だけスポットライトみたいになって
キレイだと思うんですけど。。。




ちなみにムルトゥン・ハの近くに
あと二つ洞窟セノーテがあって

タンカシュ・ハ(Tankach-Ha)と、チョー・ハ(Choo-ha)というのですが
この二つには行く価値はないと思いました。


とくにチョー・ハは
ほとんど行く価値ありません。
(見ても面白くないし、泳ぐこともできない)


タンカシュ・ハの方は
ムルトゥン・ハよりも、ちょっと大きいぐらい。

こちらはタンカシュ・ハの内部を飛び込み台から見たところ。




この洞窟の中に
10メートルと5メートルの高さの
飛び込み台がついています。

洞窟の中でセノーテの中に飛び込めるという
他ではできないアクティビティがあります。




なので、家族連れとか
子供たちの修学旅行にはいいと思うのですが
みんながばちゃばちゃ飛び込んでいるが故に
セノーテの水が濁っていて

セノーテを見ても、
「わあ!」という感動はありませんでした。


なので、セノーテに飛び込んで思いっきり遊びたい!
という人にはいいのですが

透明度の高いセノーテで
静かに泳ぎたい。。。
という人には
お勧めできません!


でも、ムルトゥン・ハは
見るだけでも本当にきれいなので
行く価値あります。


たいていの場合、
コバ遺跡を観光したあと


ドライバーの判断で
ムルトゥン・ハにいったり、タンカシュー・ハにいったり
それぞれのグループにあったところに
連れて行くことになっているのですが

どうせ行くならムルトゥン・ハと
セットにするのがいいな~と思いました。


ただし、セノーテダイビングには向きません!
セノーテダイビングをするには
ダイビングに適したセノーテに
行く必要があります。


洞窟の中の入り組んだ水路は
外から見ているだけじゃ、
全然わかりませんから。。。。



皆様の目的に合わせて
行ってみたいセノーテを
チョイスしていただけたらと思います♪






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