チチャロン(Chicharón)というのは
中南米全般で、豚肉の揚げ物のことを指します。
ペルーで、チチャロンというと
ちょっと特別な料理で
豚肉の大きな塊をゆでていき
水がほとんどなくなったところで
豚肉の塊から出たラードで
カラっと肉を揚げる・・・というものなんです。
つまりj自分の身から出た
ラードを使った素揚げ豚肉のことを
チチャロンといいます。
本当の意味は、それなんです。
でも、実際には
ふつうに油で揚げた「揚げ物」一般も、
チチャロンということがあります。
普通のスペイン語では
揚げ物全般のことは、フリット/フリッタ(Frito/a)となりますが
チチャロン・デ・カマローネス(Chicharrón de camarones)(海老の揚げ物)
チチャロン・デ・ポーヨ(Chicharrn de pollo)(鶏肉の揚げ物)
などと呼んだりすることもあります。
で、メキシコのチチャロンはどうかというと
ユカタンの場合は、
豚の皮をラードで揚げたものが
チチャロンらしいです。
スタッフが朝食用に買ってきたチチャロンがこちら。
見た目は、揚げせんべいみたいな感じ。。。
かなり脂っこいですが
スタッフにとっては、これが朝食らしい。。。
しかも、こちらの炭酸飲料といっしょに
食べるのが一般的。
ラードで揚げた豚の皮と
コーラやファンタを一緒に。。。っていうのは
ポテトフライや鶏のから揚げとビール。。。みたいな
そんな感じなんでしょうけれど
朝っぱらから、これを食べられるメキシコ人は
やっぱりすごい。
みんなに勧められましたが
私は、遠慮させていただきました。笑
ペルーでチチャロン食べたときは
油に当たって
おなか壊して大変な目にあったので
ちょっと怖いんですよね~
でも、おなかに自信のある方は
ぜひ、メキシコの典型的な朝食を
食べてみてくださいませ。。。