2016年4月22日金曜日

シピポ・コニボ

最近、
ヨガリトリートグループを連れてきたい。。といって
ホテルを訪ねてくるヨガの先生が
とっても多いです♪

シャンバラホテルは
全部の建物が真っ白だし
ヨガスタジオがビーチにあるので

ビーチを散歩している人たちにとっては
とても目立つホテル。

小さいけど、かなり目立ちます。笑


なので、たいていの人は
ビーチから入ってきて
ホテルの中を見てまわり


レストランもバーも、カフェも
お土産物ショップも、
うるさい音楽も、臭いお香もなにもない
とっても静かなホテルであることを発見して


「これならリトリートにぴったり!!」と
感じてくださるわけです。


今日だけでも4組ほど、訪ねてきて
ホテルの中をご案内させていただきました。


そして、、、
そのうちの最後の人が
ちょっと変わったフランス人で


「僕は、ヨガの先生じゃなくて
スピリチュアルマスターだから
スピリチュアルヒーラーになるための
リトリートをするんだ」


というのです。


話を聞いてみると
これまで世界中のいろんなところに住んで、
いろんな場所でリトリートをやってきたそうですが
二週間前からトゥルムに住み始め
トゥルムでリトリートができる場所を
探していたんだそうです。


そして、彼の「スピリチュアル」なセンスが
「ここしかない!!」と感じたとのこと。笑


スピリチュアルなヒーリングって
何をするのかと思って聞いてみたら、

なんと彼は10年間、ペルーのプカルパという
ジャングルの町に通い
そこから、シピボ・コニボという部族の村にいって
シピボ・コニボの言語を習い、儀礼を習い、
薬草を習って、
それを使ってスピリチュアルな癒しをしているんだそうです。


私も今から20年以上前に、
プカルパには何か月か住んでおり
シピボ・コニボの部族とも接触していたので
あまりの偶然にびっくり!!!


私の場合は
シピボ・コニボの人たちの
アヤワスカを使った儀礼に
何度か立ち会わせてもらっただけですが

そのフランス人はスペイン語を学んだうえに
現地の言葉までマスターしているんだそうです。


いや~
物好きというか、変わった人がいるものですね~


実は、シピボ・コニボたちは
とってもいい人たちなんですが
村に入る前に、マサトというお酒を出され
それを全部飲み干さないと、信用されない。。。ということがあります。


そのマサトというお酒は、
いわゆる人間の唾液を使って発酵させたお酒で
作り方を知っている人間にとっては
悪夢としか言いようのないお酒なんですが(笑)


それを、大きなひょうたんのカップいっぱい飲み干せ。。。と言われるのが
何ともきついんです。


私はお酒が飲めないので
助手の人に2杯飲んでもらったりとかして(笑)
なんとかその場をしのいでいましたが

そこがネックで、
完全に入り込むことができなかったという経験があります。


シピボ・コニボと聞いて、ふと、マサトを思い出し
そのことを言ったら、



「さすがだね!マサト知ってるなんて!
本当にシピボのところにいたんだね」と信用してくれたらしく
さらに話が盛り上がりました。笑


マサトなんて、名前、すっかり忘れていたのに
彼の顔を見たら、思い出そうという努力もなく
記憶が戻り、自然とその名前が口から出ていて
びっくりしました。


やっぱり、ペルーは私のふるさとなんだな~と
懐かしくなりました。


ここのところ
仕事でへこむことが多く
ちょっと病んでいたので、

久しぶりにペルーアクセントのスペイン語を聞き
地元の話題で盛り上がって
ちょっと元気になりました♪