2016年4月25日月曜日

サトヴィックな生活

今度の新しいヨガリトリートグループの皆様は

私が今までに一度も接したことが無い
食事制限を持つ方々。。。


英語では、Sattvaと書かれていたので
調べてみたら

アーユルベーダの理論なんですね。。。


アーユルベーダとはご存知の通り
インドで生まれた古代医学体系であり
それは生き方そのものを説く教えでもあります。


で、このアーユルベーダでは
すべてのものに
サットヴァ、ラジャス、タマスと呼ばれる
三つのグナ(性質)があるといわれます。

「サットヴァ」=「純質」つまり、光、純粋、平穏、知的など。
「ラジャス」=「激質」 つまり、情熱、活性、怒りなど。
「タマス」=「翳質 (えいしつ) 」つまり怠惰。


人間の状態がサットヴァになることが
いいことなわけですが
それを目指すには
サトヴィックな食事が一番いいとのこと。


つまり、食べ物も、三つの性質に分類されているわけですね。


サットヴァな食べ物というのは
とにかくフレッシュなもの。
冷凍食品とか缶詰とかは論外。
また、
にんにく、玉ねぎ、唐辛子といったスパイシーなものも
サットヴァな状態を乱すからNG.
砂糖もNG.

肉も魚も、死んでいる生き物を食べるわけですからNG.

乳製品は、本当にフレッシュな、いわゆる「生乳」であれば
いいらしいですが
箱詰めで常温で保存できる牛乳などNG


(トゥルムで売っている牛乳は、全部このタイプで
日本で売っているみたいな牛乳は存在しません。

とはいっても、日本で売っている牛乳も
正確に言えば、生乳じゃなくて、加工乳なので
サットヴァではありませんが。。。笑

日本でホンモノの生乳を提供しているところは
私が知る限りは、北海道の想いやりファームさんです。)



というわけで、
食べられるものが、とっても限られるんですね。。。


朝食にはいつもグラノラをお出ししていますが
ふつうに購入する既製品のグラノラには
砂糖がふんだんに使われていますので


手作りグラノラに挑戦することに!


そして、お食事はローフードなので
トルティーヤを焼くこともできず
ご飯を炊くこともできず
パンを出すわけにもいかず
火を通すサルサもNGだし
卵も肉もNGだし。。。で


かなり限られた材料で
サラダなどをおつくりすることになりました。


いや~
生で食べられるものって
難しいですよね。。。本当に。


それにしても
玉ねぎとにんにくと唐辛子がなかったら
私はインドカレーが食べられないから
きっと生きていかれないな~笑


個人的には長生きよりも
QOL優先です!!!!!(笑)


とはいえ、食べて自分が具合悪くなる食べ物
(砂糖、牛乳、生玉ねぎ、豆類、豆乳)などは
長生きうんぬんよりも
その日の自分のコンディションが落ちるので
食べませんけど。


砂糖に関しては、
メキシコ人スタッフに散々その怖さを説いてきましたが
オーナーも含め、誰一人として
私の言うことは聞いてくれませんでした。


でも、今回
サトヴィックダイエットをするグループがくることで
オーナーはいろんなことを調べたらしく


私が言う通り砂糖は毒だった。。。と言ってきて


「だけどさ、僕たちにとって
コカ・コーラは小さいときから
食事の御供として
ふつうの飲み物だったんだよ。

それが、こんなに悪いものだなんて
考えたこともなかった!!」


と、叫んでいました。


そして
これからは砂糖なし生活をする!と宣言!!!笑



今回、
私が作った砂糖なし(はちみつは入)のグラノラを味見してもらい、

いつも食べている砂糖たっぷりのグラノラとの違いを
感じ分けてもらったところ

あまりの違いに愕然としていました。



砂糖って、慣れればなれるほど
どんどん摂取しちゃうからこわいですよね。。。



さて、今週のお料理はいったいどうなるでしょう?
そして、オーナーは、毎日食べているタコスと
砂糖たっぷりのフルーツジュースを
我慢できるでしょうか?笑



楽しみです♪



















というわけで、
今回のグループのお食事は、
ほとんどがローフード。
つまり生で食べられるもの。