2016年4月17日日曜日

パヌーチョ Panucho

今日は食事担当のTが
朝から、フリホーレス(黒インゲン)を煮たり
鶏肉をゆでたりして
とってもそわそわ。。。


なぜかというと
パヌーチョを作るからです。


パヌーチョというのは
稲荷用の油揚げみたいに
穴が開いているトルティーヤに


フリホーレスのペーストを入れてから
たっぷりの油を敷いたフライパンで揚げ焼きし、

その生地の上に
鶏肉、レタス、アボカドなどなどをのせて食べる
ユカタンの伝統料理。


私が彼らの料理方法を見ていて
一番不思議なのは


熱々に焼き上げたトルティーヤの上に
レタス、アボカド、玉ねぎなどの冷たいものを
どんどんトッピングして
全員分を準備してしまうこと。





上の写真は
12人分のパヌーチョを作っているところですが
(1名5枚ぐらい食べるので、全部で60枚ぐらい作ってます)

大きなお盆の上にトルティーヤを並べて
トッピングを施し
さらに、そのうえにもう一段トルティーヤを並べて
トッピングを施しています。


私の個人的な見解からいえば

温かいトルティーヤの方が
おいしいはずなので

手巻きずしみたいに
食べる前に自分で好きなだけトッピングして
食べたらいいのに。。。と思うわけです。

だって、レタスの水分で、
パヌーチョの生地は水っぽくしなしなになっちゃうし
何より温かいトルティーヤが冷めます。

だけど、彼らは、
全部トッピングして、準備して
5つぐらいを一皿に盛り付けて
一人分として提供するのです。


作り終わってから、食べ始めるまで
1時間以上ほったらかしにしていることもあるので


確実にトルティーヤは冷めていて
どう考えてもおいしくない。。。。


でも、彼らにはあんまり問題じゃないらしくて
冷たくなったパヌーチョに
辛いサルサをかけ
それをちぎりにちぎって、1時間ぐらいかけて
ゆっくり食べるわけです。






あったかいうちに食べた方がおいしいでしょう?というと
熱すぎると持てない。。。と
現実的な答えが返ってきました。


まあ、確かにね。。。


私がトルティーヤを食べるときは
Tが手作りして焼いたのを
その場でコマル(フライパン)からとって、ちぎって口に入れるので
すごくびっくりされます。


そんな熱いの大丈夫???と。。。。笑


日本のラーメン、
食べさせてやりたい!!!!