2016年4月27日水曜日

モレ Mole

メキシコでモレ(Mole)といえば
日本でいう、カレーみたいなものでしょうか?

いろんなご当地カレーがあるように
メキシコのモレも、地域によって
いろいろ違います。


今回、オアハカのモレをもらったということで
料理担当のTが作ってくれました。


が。。。。。


Tいわく


「このモレは甘すぎる!
たぶん、バナナとかチョコレートとか
干しブドウとか
砂糖とかがいっぱい入りすぎてると思う!!
私は、もっと辛みがあって
甘みが少ないモレがいい!」


というのです。


味見をしてみると
確かに、結構甘い。。。。
明らかに砂糖が入っている甘さ。。。



ミソの味が地域によって違うように
カレーの味が地域や家庭によっても違うように
モレの味も全然違うのです。。。



モレはご飯と食べたりするのですが
今回は、トルティーヤと。。


といっても、焼いたトルティーヤを
脇に添えるんじゃなくて、


たっぷり目の油で焼いたトルティーヤを
モレのソースに浸して
真っ黒にしているではありませんか!





こうやってモレをトルティーヤにしみこませて
柔らかくしたところに
鶏肉を挟んで、二つ折りにした状態で
さらにモレのソースをたっぷりとかけます。


なんか、チョコレートソースかけた
クレープみたいですが
鶏肉が挟まったトルティーヤに
モレをかけたところです!




これに、メディアクレマとよばれる
低脂肪のクリームや
玉ねぎとレタスの千切りなど
お好みのものをかけて食べるのが
ユカタン風。


甘い!!!とかいいながら
私がつくるハバネロソースをかけて
甘辛にして食べていました。


ちなみに
私が作るハバネロのサルサは
達人の域に達したようで(笑)


メキシコ人スタッフたちから


「ねえねえ、ハバネロ買ってきたから作ってよ」


と言われるようになりました♪


これでもう私もメキシコでお嫁に行けます!笑


ちなみに、料理がおいしく作れたときに
必ず言われる褒め言葉が


「もうお嫁に行けるね!Ya puedes casar」


なんですね~


そういう表現って、
世界共通なんですかね?
今だと、セクハラとか、言われるのかな。。。笑