2016年11月22日火曜日

がんばって野菜を食べようとするアメリカ人たち。。。

先週までこちらに来ていたヨガリトリートのグループは
アメリカの、しかも砂漠に囲まれた田舎町からやってきた
人たちでした。


ヨガの先生自体は
もともとカリフォルニア出身らしく、
生徒さんに、ヘルシーな食事を伝えたいと思って
肉はなしで魚だけ!
グルテンフリー、デイリーフリー、シュガーフリーでお願いします。。。と
食事オーダーをしてきました。


なので、そのご要望通りにおつくりして
お出ししたところ
なんと、半数位以上の人が
魚が食べられない!笑


海のない砂漠の真ん中の街ですから
魚を食べることに全然慣れていないんだと思います。。。


ヨガの先生としては
絶対に肉食はさせたくなかったので
魚が食べられないなら、ベジタリアン料理にしなさい。。。と
生徒さんを指導。


なので、半数以上の方が
ベジタリアン料理になりました。


が、しかし。。。。。


野菜も食べてくれない!!!笑


ベジタリアン用に特別に作った食事に
ほとんど手を付けず
まるで子供が食い散らかすみたいに
とりあえず、ナイフとフォークでぐちゃぐちゃにして
食べたふりをしているだけ。。。。笑



そして、三日目以降は
少しずつ、食事をスキップする人が増えました。


つまり、ホテルの食事はたべずに
外のレストランにいって、「肉」を食べてるわけですね!笑



それでも、ヨガの先生はメニューを変えようとはせず。。。



しかし、途中で異変が起きました。


なんとヨガの先生自体が
ランチタイムに毎日サラダを食べるのに飽きてしまったのです。笑


グループ全体が
サラダに手を付けないという異常事態。。。。


それでも、
ヨガの先生はメニューを変えようとは言ってきません。


ですが、
シェフたちが
せっかく手間暇かけてサラダを準備しても
誰も手を付けないとしたらもったいないから
メニューを変えようと言い出しました。


そうしてシェフたちが
「これなら食べてくれるだろう!」と考え出したのが
メキシコの典型的なお料理です。


こちらがサラダの代替品♪
ソペSopeと言われるメキシコのスナック。





直径5センチほどの小さな手作りトルティーヤの上に
フリホーレスという黒インゲン豆のペーストと
オアハカチーズをのせて焼き、
そのうえに、レタス、クリーム、トマト、アボカドをトッピングしてあります。


皆さん、とっても喜んで食べてくださいました。


次の日にお出ししたのが
エンパナーダ(Empanada)
トウモロコシのトルティーヤ生地で作った
餃子みたいなものです。
中にはオアハカチーズがはいってます♪





エンパナーダを三つお皿にのせて
レタス、クリーム、アボカド
紫玉ねぎのレモン和えをのせて
お出ししました。


こちらも大好評!!


お腹がいっぱいなの。。。とかウソついて
サラダを全部残してた人たちとは思えない
食べっぷりでした。


リトリートという特殊な環境にいるだけでも
結構ストレスだというのに
食事が口に合わなかったら
本当に悲しいですよね。。。。

食生活を変える、新しい食習慣を学ぶっていうのが
リトリートの一つの目的ではあるでしょうけれど
きちんとレクチャーもせずに
ただただ、食べたこともない食事を出すだけでは
全然意味がないと思うわけです。。。


なので、
引率されてきた先生とも
いろいろお話ししつつ、
お客様の状態を見て
お食事関係も臨機応変に、
対応していっています。



今回のシェフたちのアイデアは
大成功だったようで
皆様大喜びでした!



よかったです!!!!


「はっぱばっかり食べさせられて
酷いリトリートだった!」

なんて記憶が残るよりは


「あのお料理、また食べたい」って言っていただきたいですし。。。笑



次のグループにも喜んでいただけるよう
がんばろうと思います♪





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