身内が一番の敵？

ホテルのオーナーは

ものすごい秘密主義、、、というのは

前のブログに書いた気がしますが、

そこにいたる経緯を

少しだけ聞く機会がありました。

彼いわく、

身内が一番の敵だそうです。

それは、悪意があるという意味ではなく、

なんの考えもなしに、

簡単に情報を漏らしてしまうからだと。

しかも、自分の勝手な解釈で。笑

トゥルムの人たちの付き合いは

家族ぐるみで

そこらじゅうに親戚がいますから、

一度間違って伝わると

大変なことになります。

そして、それがとんでもないことに発展する・・・
というのを何度も経験し、

それから、話すのを一切やめたそうです。

だから、例えどこかに出かけるときも、

どこに行くかは言わず、

何時に戻るかも言いません。

誰かが訪ねてきたら、

オーナーに直接連絡するように伝えろと言われています。

そもそも、何の連絡もなしに

訪ねてくる人は

例え彼らが、オーナーの友達だといっても

絶対に信用するなと。（笑）

本当に友達なら

ちゃんと、自分に知らせてくるし、

連絡したのに返事がないから直接来たと言う人には、

特に気をつけるように、、、とのこと。（笑）

実は、このパタン、すごく多いんですよね～


「僕は、何十年も彼と友達なんだから、ビーチ使わせてよ～」みたいな。



まずは、オーナーと連絡とって下さい。
こちらにオーナーから知らせがあったら、お通しします・・というと


「えー、何度もメッセージ送ってるけど、返信くれないんだよ～」

と言い返してきます。



そこで、その場で
「じゃ、オーナーと連絡とりますから、お名前頂けますか？」というと



「いいよ、いいよ、わかった、又今度来るから」



といって、帰って行きます。笑


あとで、オーナーに訊くと
「そんなヤツ知らない」と言われます。笑


また、しつこく、今、オーナーがどこに居るのか、
いつ戻ってくるのかを
聞き出そうとする人も居ます。


もし、スタッフが居場所を知っていたら
ポロっと言ってしまうこともあるかもしれない。。。と思うほど
巧みな聴き方をしてくるので、

本当に知らないと、
どの角度から切り込まれても、何一つ情報を与えることが出来ないので
ある意味、とても有り難いです。


ホテルを守り、そして従業員を守る。


自分が独立したときに気にかけなければいけないことを
たくさんたくさん、学ばせてもらっています。

にほんブログ村


にほんブログ村