2016年2月19日金曜日

思いが現実を作る・・・と思う。。。

私がペルーにハマって何度も行っていたのは
1990年から1997年までの間。


ちょうどフジモリ氏が大統領に就任してすぐで
私が通っている間、ペルーの大統領はずっと彼でした。


フジモリ氏が大統領に就任した直後は
センデーロルミノッソというテロ集団によって
まだまだいろんな事件が起きており


日本の外務省からも
渡航自粛勧告が出されていたほどでした。



そんな状態ですから
日本人に限らず
観光客はとても少なく
今みたいにホテルなどの観光施設も
さほど整っていないし
交通網もひどいものでした。


それでも、
私は、それほどひどい思いをしたことがありませんでした。



たとえば、
フライトがキャンセルになったりとか
バスが事故にあって動かないとか
そういう経験はまずありえませんでした。


なので
とても危ない状況下ではあったのですが
私は自分が旅することに関して
あまりトラブルになるとは思っていませんでした。


しかし。。。。


とある人が私を訪ねてペルーにやってきました。


その人は、常日頃
ペルーに対してあまりいい印象を持っていない人でした。


でも、私がこれほど入れ込むので
一度行ってみたいと思ったのでしょう。


わざわざ休暇を取ってやってきました。



そして、その人と一緒に旅行することになって
とんでもないことを経験しました。



まずはじめがフライトキャンセル。
リマからクスコに行くフライトがキャンセルになり
何時間も待った挙句
結局どの飛行機にも乗れなくなったのです。


そして次の日に行くことに。。。。


当然ですが、その人は


「だからペルーなんだよ!」と文句を言っていましたが


私は


「あんたがそう思ってるから、そういうことが起きるんだよ!怒」


と、根拠なく思っていました。(笑)



そうしてやっと到着したクスコ!


やっぱりマチュピチュは外せないと思い
日帰りで行ったところ、
なんと電車が何もない野原で
突然止まってしまい。。。。



何時間も復旧待った挙句、夜になり
結局動かないという話になり
クスコから代行移動手段として
バスが送られることになりました。


そうして、がっくりと疲れて
クスコに戻ることになったのです。



なんということでしょう!
そんな目に合ったことは
一度もなかったというのに!



その時私は確信しました。
この人がこの現実を作ったと。


最初は冗談みたいに言っていたのですが
あまりにもありえない事件が
重なるので



「この人は自分のペルーに対する悪印象が
正しいと証明したくて
ヒドイ現実ばかり作ってる!!!」


と実感したのです。



その後、日本で働いていたとき、上司から



「思いが現実を作る」


と教えてもらい、
やっぱりそうなんだ~と納得しました。



というわけで、
○○になったらどうしよう?
○○だったらどうしよう??

と頭に浮かぶ心配は
なるべく注意を向けないようにして


自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを
考えるようにしています。


だけど、
人間って心配好きみたいで
ついつい、
○○だったらどうしよう?っていう方に
時間を割いちゃうんですよね。。。笑