2016年2月6日土曜日

テンペとチポトレ(Chipotle)

メキシコシティでテンペを製造販売しているルイサ。


メキシコには日本のような
発達した宅配システムがないので
冷凍ものをメキシコ各地にお届け。。。なんていうのは
無理な話です。


でも、方法がゼロではありません。


それは、送り主自身が
空港に行って航空会社に荷物を預け
受け取り主が、その便の到着に合わせて
空港に取りにって荷物を引き取る。。。という

原始的な方法です。


というわけで
メキシコシティで作られたテンペは
この方法で、トゥルムにやってきます。


トゥルムのすぐ近くにある
ちょっと都会のプラヤデルカルメンに
キンタナロー州でテンペを代理販売している人がいるので
私はその人からいつもテンペを購入しています。


先日10袋ぐらい購入したテンペが
あと残り一袋になったので
どんなお料理を作ろう???と考えた結果


メキシコ料理と組み合わせることにしました。


何度も作り込んで、
だいぶ、上手になってきた
サルサ・チポトレ(Chile Chipotle)とテンペの組み合わせ♪




サルサ・デ・チポトレというのは、
チレ・チポトレ(Chile Chipotle)という
特別な唐辛子を使ったソース。


チレ・チポートレの何が特別かと言いますと
唐辛子を燻製にしてあるからです。

もとになる唐辛子は、日本でもおなじみの
チレ・ハラペーニョ(Chile Jalapeño)
このチレ・ハラペーニョを燻製にしたものが
チレ・チポートレで
ちょっと独特の臭いがあります。








日本人の口には合わないという人もいますが
ハマる人には
たまらない味わいです。


一般的に、チレ・チポートレは
缶詰や瓶詰で売っていて
簡単に手に入りますが


私はそれが嫌いなので
乾燥したチレ・チポトレをかって
自分でサルサを作ります。


ルイサに教えてもらった
サルサ・デ・チポトレのレシピは
緑トマトと赤トマトを両方使うもので
酸味もあり、甘みもあり。。。で
とってもおいしいのです。


最初に作ったときは
辛みが足りないといわれて
スタッフたちに却下されましたが(笑)


どうやったらチポトレの辛みを生かせるかを研究して
だいぶ上手になりました。


たぶん、日本の方には召し上がっていただけない辛さですが
メキシコ人には大好評♪


で、素揚げにしたテンペを細切りにしたものと
出来立てのサルサ・デ・チポトレを混ぜ合わせ、
玄米ご飯といっしょにランチにしました。









メキシコ人だと
これをトルティーヤにのせて
タコスにして食べるんですけど

私はいま、ダイエット中で
トルティーヤを食べないように心掛けているので
玄米で♪


とってもおいしくできて
満足でした♪


テンペ自体は
インドネシアの食材ですが
メキシコ料理とも相性がいいです。


インドネシアにも
サンバルといって
メキシコ料理のサルサにあたる唐辛子ソースがいっぱいありますが
サルサとの違いは
砂糖を入れないことですかね~


インドネシアのサンバルは
辛いけど、甘いんです。
ときどき、激甘だったりします。笑


砂糖を使わないという意味では
メキシコ料理のサルサの方が、断然ヘルシーなので
テンペと相性ピッタリです♪



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