2016年2月14日日曜日

バナナケーキ 二種

日本でも最近手に入るのかもしれませんが
メキシコでは
大きく分けて、バナナに二種類あります。


つまり、
果物として食べる
いわゆる日本でバナナと呼ばれて
売られているもの。



スペイン語ではPlatano(プラタノ)といいます。



そしてもう一つが
クッキングバナナとか、料理用バナナとか
英語だとプランテインとか言われるバナナで


メキシコスペイン語だど
これは
プラタノマッチョ(Platano macho)といいます。


そして、この料理用バナナは
基本的に一種類なんですが
食べ方が二通りあります。


一つは、まだ熟していない緑色のバナナを
調理して食べる方法。



もう一つは、熟してオレンジ色っぽくなったバナナを
調理して食べる方法です。




まだ熟していない緑色のバナナを食べる文化は
ペルー、ボリビアなどの南米に多く、
まるでジャガイモみたいな雰囲気で
いろんなお料理の付け合わせに使われます。



緑色の熟していないバナナを
薄く切ってチップスにしたものを
「チフレ」といい、
まるでポテトチップスのように食べるわけです。


熟していないバナナは
全く甘さがないので
触感もイモみたいな感じ。


チップスにしたり
ゆでてスープに入れたり
肉料理の付け合わせにしたり
マッシュして肉と合わせて
コロッケみたいにしたり。。。と
いろんな使われ方をします。




でも、私が住んでいるユカタン半島では
緑色の甘くないバナナを調理することは
あまりないように思います。


その代り、
熟してオレンジ色っぽくなったバナナは
よくフライにして
食事の付け合わせとして出てきます。


フルーツとして食べるバナナほど
甘みはないのですが
サツマイモみたいな、ほんのりとした甘みが
何とも言えないですし、
ホクホク感も、サツマイモ並です。




こちらがプラタノ・マッチョの熟したもの。
まわりが黒くなって来たら
食べごろです。
ふつうのバナナよりも若干サイズが大きめ。。。





いつもシャンバラに料理を作りに来るシェフたちが
このプラタノ・マッチョを使って
ケーキを作ったらおいしいよ!



というので作ってみました。




見た目、スっごくおいしそうにみえるんですが
なにせ、バナナの水分がなくて
甘みも普通のバナナより少ないので
ちょっと固めに仕上がってしまいました。。。





プラタノマッチョを使うときは
水分と砂糖を少し多めにしないと
メキシコ人には喜んでもらえないみたいです・・・・




次回、チャレンジしたいと思います♪



こちらは普通のバナナで作った同じケーキ。
バナナがしっとり、甘くて
こちらは飛ぶようにスタッフに売れて行きました。


正直な奴らだ。。。笑









にほんブログ村 海外生活ブログ メキシコ情報へ
にほんブログ村