2016年2月20日土曜日

道の下からセノーテ出現??

うちのスタッフたちは
だいたい朝7時半に出勤して、
夕方5時まで働きます。
(そのうち、朝食と昼食で3時間ぐらい休むけど)

そしてディナーサービスがあるときは
一度、トゥルムの町にある家に帰って
シャワーを浴び、
夜の7時ちょっと前にもう一度戻ってきます。


シャンバラから町までは車でだいたい20分ぐらいなので
家にいられる1時間ぐらいしかないのですが


それでも、ここにその間にパパっとお風呂に入って
着替えて、身支度を整えてから
ディナーサービスに来るわけです。



とはいえ、そこはメキシコ人なので
7時のディナーに備えて15分前に来るということはなく
7時のディナーに備えて7時ぴったりに到着することが
ほとんどです。

たまに10分ぐらい遅れてきたり。。。汗


で、先週もいつものように遅れているので
まあいいか。。。と思って
私が一人で準備をしていたのですが


待てど暮らせど、
ディナーが始まっても
全く到着する気配がありません。


するといきなりメッセージが入り



「道に穴が開いてて通れない!!」


というではありませんか!


オーナーに状況を調べてもらうと
なんと、シャンバラプチホテルから
車で町方面に10分ぐらい走った
マヤ・トゥルムというホテルの前が陥没し
車が立ち往生しているとのこと。


ユカタン半島一帯は
河がなく、
地下水路が発達しています。


それは場所によっては鍾乳洞のようになっているのです。


ですから、
地上から何らかの負担がかかると
いきなり陥没し
セノーテができてしまうことがあるわけです。


昨年も、
トゥルムからカンクンに行く
大きな幹線道路で
大規模な陥没事故があり
復旧までに数日を要しましたが



今回は、なんと
とっても身近な道路で起きてしまいました!


その道は
トゥルムの町から海岸のホテル地帯に入る
たった一本の道なので
それがふさがってしまうと
町からシャンバラには到着できなくなってしまうのです。



交通整理の警官のおかげで
やっとのことで通ることができ
ディナーサービスの半ばごろに
やっと到着しました。


彼女達が話すところに寄ると
陥没した穴はかなりおおきく
二車線のうちの一車線をふさいでおり
片道走行になっているとのこと。


なので、警官がうまく調整していないと
双方がうまく行き来できないのだそうです。



翌日、
どうしても町に出かけなければいけない用事があり
タクシーで出たところ


確かに、昨夜の穴がまだそのまま
残っていました!






下に水が湧いているのがみえますでしょうか?????


とりあえず、一時的に石や砂を詰めて
何とか道路は復旧したのですが

とっても一時的な処理なので
非常に怖いものがあります。。。。



とはいえ、この道を通らないわけにもいきませんので
突然、穴が開いてセノーテに吸い込まれないよう
祈るばかりです。笑


こういうのを見ると
ユカタン半島の地下は
本当に地以下水路だらけなんだな~と
実感します。。。。