2015年11月27日金曜日

カルド・デ・バルバコア Caldo de Barbacoa

先日、カナダからトゥルムに戻ってきた友人に誘われて
はじめて、Caldo de barbacoa カルド・デ・バルバコアを食べました!

トゥルムは、
小さい町ではありますが、
とても国際的なところで

カナダ、アメリカはもちろん
アルゼンチン、ベネズエラなどの南米諸国、
さらにはイタリア、スペイン、ドイツ、スイス、イギリス、フランスなどの
ヨーロッパ人もたくさん住んでいます。

しかし、そのほとんどが、いわゆる季節労働者。

つまり、
ハイシーズンである、11月から4月末まで
トゥルムで出稼ぎをし、
5月~10月は、自分の国に帰って仕事をして
たんまり稼いでメキシコに戻ってくる。。。というやりかたです。

はっきり言って、トゥルムのローシーズンは
本当に仕事がありません。

特に今年のローシーズンは、
海藻問題もあって
本当に、本当に、悲惨な状態でした。


だから、ローシーズンには
ほとんどの外国人がいなくなり
ハイシーズンになると、またみんな所定の場所に戻ってきて
ヨガを教えたり、マッサージをしたり、
クラフトを作って売ったり・・・・という商売を
するわけなのです。


私のように、
どこにも行かずにローシーズンをじっと耐えてる外国人は、
結構珍しい部類です。笑


で、私の友人はヨガの先生であり
オステオパシーの実践者でもあります。

彼女も、ローシーズンは、
カナダに戻って稼いで帰ってくるタイプ。


そんなわけで、半年ぶりに帰ってきた彼女が
どうしても食事をおごりたいというので
行ってきました。


そして、行った先は、屋台。。。。笑


なにせ、仕事が押してしまって
町に出る時間が遅くなってしまったので
他に食べるところがなかったのです。。。。笑



でも、おかげで
今まで食べたことがないものを食べることができました。



それが、バルバコアです。



バルバコアというのは
英語でいうとバーベキューに当たるわけですが
メキシコでは、
土の中に、焼いた石をいれ
そのうえに、山羊、羊、牛肉などなど
いろんなお肉を置いて
蒸し焼きにする料理らしです。



お肉が柔らかくなるまで蒸してあり
肉と、スープを一緒に食べます。


注文すると、鍋の中から肉の塊を取り出して
細かく切ってくれます。





そして、それを小さな器にいれ
スープを注いでくれます。





こんな感じの屋台で
みんなで和気あいあいとお食事。。。




スープは、意外とこってりしていましたが
お肉が柔らかくていい感じでした

が、


なんとなく、化学調味料の味がしました。。。笑


ホンモノのバルバコアは
化学調味料なんか使わないと思いますけど
屋台のお料理は
どうやって作っているかわかんないですもんね。。。


スープには
お好みで玉ねぎのみじん切りや
コリャンダーの歯を刻んだものを入れ
トルティーヤを浸しながら
食べます。


ホンモノのバルバコアだったら
おいしいんだろうな~


ちなみに、ペルーでは、
山岳地方で、焼いた石を使って
数時間埋めて蒸し焼きにする料理を
パチャマンカといいます。

これは、マジでおいしい!!!

お肉も、お芋も・・・・


ああ、想像するだけで、おなかがすいてきた。


メキシコ料理もまずくはないですけど
やっぱりペルー料理には絶対にかなわないと思うのです。笑
(メキシコ命の皆様、ごめんなさい)


いつか本場ペルー料理が食べられることを夢見ながら
メキシコ料理を楽しもうと思います。笑

もしかしたら
まだ食べてない、本格的においしい料理が
あるかもしれないし~♪


ちなみに、いまのところ、
メキシコ料理でナンバーワンは
レジェーノネグロです
これは、お金払ってでも、食べに行きたいと思う一品です。



にほんブログ村 海外生活ブログ メキシコ情報へ
にほんブログ村