死者の日の祭壇を飾るので見にいらっしゃい♪といわれ
なるべく早くいこうと思ったのですが
仕事が押してしまい、夜になってしまいました。。。
Tに「まだ祭壇見られる?」と聞くと
「大丈夫よ!」というので
自転車で30分かけて
ホテルから町まで行き、
彼女の家をたずねました。。
そして、案内された祭壇は・・・・
食べ物が何にも供えられていない
空っぽの祭壇。。。笑
なんで????ときくと
「えっとね、朝のうちに供えて、
もう片付けて食べちゃったから。」
えええええ???
そんなことだろうと思ったから
まだ見られるかどうか聞いたのに・・・
「祭壇ある」って、ただ「ある」ってだけで
飾ってあるわけじゃなかったのか。。。。笑
やっぱり、面白いな~メキシコ人。
本当だったら、この祭壇の上に
たくさんのお料理と、ホットチョコレートドリンクが
おかれるらしいのですが
台座だけが寂しく残っています。
ちなみに、日本だと、
お供えした食べ物は、食べないと思うんですが
こっちの人は、十字を切ってから
食べるんだそうです。
味が吸い取られちゃってるって話でしたが
それは関係ないらしく、、
捨てるのはもったいないとされており
食べ物を分かち合うのが習慣だそうです。
ちょっぴり祭壇が残念だったので
帰りにローカルマーケットにいって
何か面白いものはないか?と探しに行ってみました。
ありました!
普段はなかなか売っていないヒカラ(Jicara)のカップ
ヒカラとは、ひょうたんのような実で
乾燥させてからカップとして使います。
水を飲んだり、ジュースを飲んだり。。。。
死者の日の祭壇では
ホットチョコレートドリンクをお供えするのに
使います。
ヒカラの乾かし方は
こちらの動画をどうぞ♪
そしてこちらが
コパル(Copal)という樹脂のお香。
こういう香炉に入れて、火をつけます。
日本だと、お線香みたいな感じでしょうか。。。。
黄色いコパルが一般的なのですが
この、白いコパルが最も貴重なんだそうで、
香もまろやかでだそうです。
見てください!普段は、ほとんど見かけない
いろんな種類のサツマイモ~
白いのも、オレンジのも、日本でおなじみの紫色のも
ぜーーーーんぶサツマイモです♪
なぜ、死者の日にサツマイモかというと、
これを甘く砂糖で煮たものを
お供え物にするからなんです。
そして、こちらがおなじみの死者の日のパン。
スペイン語だと、Pan de Muerto (パン・デ・ムエルト)なので
死者のパンになりますね。。。。
形は、ボタン?みたいで、
基本的には生地に卵が入ったパンです。
なんとなく、日本のクリームパンみたいで
中に何かが入っているように思いますが
何も入っていない、ただの甘いパンです。
そして面白いのが
一人用の小さなパンもあるのですが
キロで表示されている大きなパンもあるんです。
下の写真のは1キロある、死者の日のパン。ゴマ付き。笑
一般的に、死者の日のパンは
揚げパンみたいに、砂糖がまぶしてあるのですが
たまに、ゴマがまぶしてあるのもあります。
死者の日には欠かせないパンで、
この時期にしか販売しない。。。とも言われますが
6月ぐらいでも、スーパーに、一人用の死者の日のパンが
並んでいます。
日本でも、いつでも桜餅が食べられるように
季節感が無くなってきているのかもしれませんね~
とりあえず、なんとなく盛り上がりに欠ける死者の日でしたが
スーパーで、普段は見られないものをたくさん見ることができて
面白かったです♪
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