2016年8月16日火曜日

近日公開なるか!? イシュカバル遺跡 Ichkabal 

キンタナロー州は、マヤ時代の遺跡がたくさんあります。


世界的に有名なのは、トゥルム遺跡だけですが


(チチェンイツァも、コバも、エクバラムも、
トゥルムから日帰りで行かれますが、
実はユカタン州にある遺跡なんです!)


それ以外にも、あまり知られていない
小さな遺跡がたくさんあるんです!


同じキンタナロー州にあるとはいえ、
トゥルムやカンクンからは遠いので
なかなか観光コースに入ってこないのが
残念なのですけれど。。。


で、今日になって面白いニュースが入ってきました。


もしかしたら、
かなり大規模で、いまだ未公開だった遺跡が
一般公開解禁になるかも!というのです。


その遺跡の名は、イシュカバル(Ichkabal)。


なんとつい最近、1995年になって発見され、
2009年から発掘作業が始まったということで
手つかずの遺跡に学術的な調査が入れる、
珍しいケースになったのです。


まだ、どういった発見があったのかなど
詳しくは発表されていませんが、
大型の都市遺跡だったらしく
マヤの先古典期後期からすでに建築が始まっていたようで
その後、何度も増築改築が繰り返され
西暦1300年ごろまで使われていたらしいということです。

新聞記事によりますと
遺跡全体の大きさは30キロ平方メートル。

現在のところ15の建築物と
4つのピラミッド神殿が見つかっているそうです。

そのうちのメインのピラミッド神殿は
基壇が200メートルあり、
高さは40メートル以上(一部の報道では44メートルとも)。

つまりチチェン・イツァよりも断然大きいわけです。
カラクムルの建造物Ⅱのですら幅150メートルですから
それよりも大きいですね!





※写真はhttp://www.mexiconewsnetwork.com/からお借りしました。



土地のエヒードス(Ejidos)とまだいろいろ折り合いがつかないみたいで
一般公開が遅れているようですが
近日中には、きっと!!!
楽しみです!


ちなみに、今の道の状況からすると
トゥルムからの日帰りは無理そうです。。。


バカラルという美しい湖がある町にいき、
そこから2時間ぐらいかけて、約40キロの道のりを走り
現地に行く必要があるようです。


なので、バカラルに一泊だったら
行けるかもしれません!


ちなみに、チェトマルとカラクムルの間にある
ジバンチェ(Dzibanché)という遺跡にも近いので


チェトマルからカンペチェに抜けるときに、
シュプヒルに泊まって
その近隣の


・シュプヒルXpujil
・ベカンBecan
・チカナChicanna
・オルミゲーロHormiguero
・リオベックRio bec
・オコルウィッOkolhuitz
・バラムクBalamku


といった細かな遺跡をついでに見て回るのも
いいですね~

(もちろん、相当遺跡好きな人にしか
喜ばれないプランと思いますけど。。。。。。笑)



いろいろ楽しみです!
オープンしたらすぐにでも行ってみたいです!!!







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