2015年8月13日木曜日

メリダ Merida

ユカタン半島でもっとも大きな都市は
「メリダ Merida」

カンクンやトゥルムがある州は
「キンタナロー Quintana Roo といいますが
メリダがあるのはユカタン 州


メリダはユカタン州の州都となります。


メリダはとても古い町です。


スペイン人による征服後は
エネケンと呼ばれるサボテンの生産で
繊維工業が発展し、
大きな収益を上げ、大規模な都市を形成しました。


当時、大規模プランテーションの地主たちは
巨大な富を得たため
自宅にも、町にも、教会にも
贅を尽くしたといいます。


しかし、その後、化学繊維が発明され
エネケンの価値がなくなるとともに
衰退してしまいました。

農業改革によって地主たちの土地が分割されたのも
大きな要因だったといわれています。


そういうわけで、
メリダの旧市街には、
この贅を尽くした時期に建てられた
宮殿のような建物が未だに残っており、

市庁舎や企業のオフィスとして
今も活用されています。





こちらがメリダ旧市街の中央広場。
広場は、コロニアル時代の建物と
カテドラルに囲まれています。







こちらがメリダのカテドラル。
なんと、南米大陸で一番最初に作られたカテドラル(大聖堂)なんです!






大聖堂の中は、とっても清楚。
ありがちなキンキラキンの装飾は一切なし!
でも、威厳があります。

私が訪れたときはちょうどパイプオルガンが
演奏されていて、感動的でした。






夜は、コロニアルの家がライトアップされます。







パリのシャンゼリゼ通りを模して作られたという
メリダの大通り。
この通り沿いに、たくさんのコロニアルな家が
並んでいます。






そして夜の楽しみは、この街並みを馬車で通ること♪








こちらがユカタンの代表的なお料理。。。
一番奥が「コチニータピビル」という
ブタ肉の煮込み料理。
真ん中はサラダ
手前があのレジェーノネグロです!









そして、こちらが観光地のレストランで
良く行われるマヤコーヒーの儀式。。。

アイリッシュコーヒーみたいに
アルコールに火をつけて
炎のショーをやってくれるのです。
注いでいる青い液体が、炎です!!!





マヤの伝統的な。。。とかいって
マヤ語で神々に祈りを唱えながら
おごそかにやってくれるんですが

なんでカルーアやねん!
マヤの時代にあったんかいな!
(写真にしっかりカルーアが映ってますね♪)


と突っ込みたくなります。笑





できあがったものがこちら。




コップの周りには塩がついていて
中身は、コーヒーと、カルーアと
アニスのお酒のミックス。

すっごく甘いです!


でも、このパフォーマンスは結構面白いので
(ツッコミどころ満載で)
チップをはずまなければいけない。。。ということを
よくよく考慮に入れて、頼んでみてください。笑




メリダはコロニアルの建物を見るには
大変面白い町であり
また、メリダの周りには遺跡も多いので
拠点として滞在される方が多いです。


メリダ近郊で有名な遺跡は
チチェンイツァと、ウシュマル。
両方とも絶対に見る価値のある遺跡です♪


ちなみに、メリダは
カンクンやトゥルムよりも
断然物価が安いのも魅力です♪


ぜひ、一度いかれてみて下さい!


トゥルムからは
自家用車(レンタカー)で3時間ぐらいかかりますので
日帰りしようと思えば、できなくもないですが
あんまりおすすめはしません。笑

バス(ADO)だと、4時間です。
トゥルムからは、毎日たくさん便が出ていますので
安くいきたい方は、時間のある方は
バスでも可能です♪



メリダのビデオを置いておきますので、
ご覧ください♪








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