2015年8月21日金曜日

カンペチェ Campeche

カンペチェ Campecheはユカタン半島の付け根にある州で
その州都も、カンペチェといいます。

トゥルムやカンクンは、カリブ海に面していますが
カンペチェはユカタン半島の西側にあるため
メキシコ湾に面しています。


海沿いの町ではありますが
ビーチはありません。


しかし古くから港として栄え
町を取り囲む壁は非常に堅固です。


現在のカンペチェの町は
旧市街の数倍も大きくなりましたが

海に面したかつての城塞都市は、
ユネスコの世界遺産に登録されるほど
昔ながらの町並みが残されています。


正直言って、このカンペチェの町は
本当に、本当に、本当にかわいくて、
ものすごくオススメです。








ディズニーランドみたい?笑








別に何か特別な遺跡とか
見どころがあるわけではないのですが
町を何週も歩きたくなるほど
色合いといい、町の雰囲気といい
どこを切り取っても絵になるのです!




町の中心部にある広場とその周囲の建物









広場に面した教会















広場発の観光トローリー
観光名所を回ってくれます。













そして、こちらが
町を取り囲む城塞
ライトアップされるとすごみがあります!








海側の城塞の入口。







内陸側の城塞の入口







この二つの扉でしっかり守られていたのですね~





カンペチェは、物価も安いですし
海産物がおいしいですし
町はかわいいですし、
数日ゆっくりするのに、オススメです♪


歴史地区内には、おしゃれな
カフェやレストランもいろいろあってたのしめます。


宿泊するのであれば、ぜひこの歴史地区内に!
なぜかというと、城壁の外は
あんまり安全ではないからです。


城壁の中であれば
夜歩いていても、全く問題なし!


コロニアル様式の建物を改装した
おしゃれなホテルがたくさんありますよ♪


トゥルムやカンクンに比べると
格段に値段が安いのも魅力です!


ぜひ、当時の面影を残すホテルに
泊まってみてください♪


ちなみに、カンペチェの町というのは
ここだけを目指していく。。。というよりは、
チアパス高原からユカタン半島に抜ける旅行者たちの
中継点といった役割を果たします。



チアパス高原というのは
かの有名なパレンケ遺跡やヤシチラン遺跡、ボナンパック遺跡などが
あることで有名です。


メキシコで有名な遺跡で5本の指にはいる
パレンケ遺跡は、
絶対に行ってみてほしい遺跡のうちの一つです。


このパレンケ遺跡から、バスでユカタン半島に抜けるとき、
もしくは、ユカタン半島からパレンケに行くときに
カンペチェは、ちょうどいい中継地点となるのです。


また、カラクムルという巨大遺跡にいくにも
カンペチェは便利な町です。


カラクムルについては、今度詳しく書こうと思いますが
パレンケ、ティカル(グアテマラにあるもっとも有名なマヤの遺跡)と
同じ時期に栄えた巨大な都市であり、
この三つは、常に争っていたといわれています。


ティカルとパレンケが、
世界的にもすごく有名になり
観光客の数も多いのに対し、


カラクムルは、いまだ、修復が進んでおらず
訪れる観光客も微々たるものです


しかし、これだけ巨大な遺跡でありながら、
未だ、3つのピラミッドに上ることができるのは
カラクムルだけ。。。


ということで、
最近は、訪れる人が徐々に増えてきている・・・とは
言われていますが、
カバー遺跡よりも、たぶん、マイナーです。笑



まあ、この辺りはまた詳しく。。。。


というわけで、カンペチェは、
ユカタン半島と本土をつなぐ重要な中継点であり、
たくさんの観光客が訪れるかわいらしい町です。


私自身、実は、中継点として一泊しただけで
ゆっくり回ったことがないので
次に行くときは、数日過ごしてみたいと思っています♪





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