カバー Kabah は
ウシュマルの目と鼻の先にある遺跡です。
スタイルとしては、ウシュマルと同じ
プウク様式であり、
同時期に栄えた建物群です。
メリダからウシュマルに行くと
たいていの場合、セットで一緒に回ることになりますが
大急ぎのツアーだと飛ばされます(笑)
なぜかというと、
カバー自体は非常に大きい遺跡であるにもかかわらず
ウシュマルほど修復が進んでおらず
また、巨大なピラミッドが見つかっているわけでもなく、
ちょっと地味だからです。
しかし、ウシュマルよりも
雨の神チャックの様子がよくわかるので
マヤ建築や装飾に興味のある方は、
ぜひ行っていただきたいです。
まず、カバーの入口はこちら。
チチェンイツァやウシュマルの入口と比べていただくと
明らかに「マイナー」な感じが
伝わってきますね~笑
遺跡のスタッフが作ったの?みたいな。
お金が全然かかっていない感じです。
ちなみにEntrada(エントラーダ)とは、入口のことです。
マイナーといっても、建物は結構立派です!
修復が進んでいないというだけであって
見渡す限り、建造物です。
そして、見てください!この雨の神チャックの顔が
ずらーーーーーっと並んだ壁面を!!!
雨の神チャックの鼻が、しっかり残っているものもあります。
本来であれば
全部の石像がこの鼻をもっていたわけですね!
チャックだらけの壁面!圧巻!
チャックをしっかり見たかったら
ぜひぜひ、カバーに行ってみてください。
ちょっと感動するぐらい、
チャックがいっぱいいます♪
そして、マヤのどの遺跡にもあるのですが、
こちらは、マヤの聖なる木で
セイバ (Ceiba)と言われます。
緑っぽい木肌、
木の幹ついているたくさんのトゲ、
放射状に出ている枝。。。
それらがセイバの特徴です。
この木の下で
儀礼などを行ったといわれています。
ちなみに、このセイバはまだとっても若い木で
もっともっと巨大に育ちます。
遺跡では、こういった植物や鳥なども見られるので
とても面白いですね!
いいガイドさんにあたると
いろんな説明をしてくれますので
楽しいですよ。
私は、けっこうガイドはつけないタイプだったのですが
(なんか、ぼったくられそうだから。。。笑)
今回、遺跡のガイドさんに案内してもらって
本当にいろいろ教えてもらい、
結構楽しめました。
お金と時間に余裕がある方は
ぜひ、遺跡のガイドさんを雇ってみてください!
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