2015年10月30日金曜日

小さいトルティジェーラ

先日、トゥルムの町に
買い出しに行ったとき
金物屋さんに立ち寄ったら
とっても小さなトルティジェーラを見つけました!









トルティジェーラとは、
トウモロコシのパンであるトルティーヤを作るための
押し型。


二枚の円形の金属の間に
マサと呼ばれるトルティーヤの生地を
丸めたものをいれ、
勢いよく押しつぶして、丸く成形するわけです。


一般的なトルティーヤは
直径が12~20センチぐらいですが
この小さなトルティジェーラは
5センチぐらい。。。


写真左下に写っている大きいのが
一般的なトルティジェーラで
マフィン型の上に並んでいるのが
小さなトルティジェーラ・・・


かわいい~~


おもちゃ?それとも外国人のお土産用??
とおもったら
なんと、実際に使うらしいです。


パーティーやブッフェの前菜に
とっても小さなタコスを出すことがあり

そういう時には、
直径5センチぐらいの小さなトルティーヤを焼いて
その上に、鶏肉、レタス、アボカドなどをトッピングして
トレーにたくさん並べるんだそうです。


ホテルの料理上手なスタッフに
写真を見せて
「こんな小さいのがあるんだよ~
買ってみる~???」と言ったら


こんなんで
ちまちま作るより手でやった方が早い・・・と言われました。笑



確かに、丸めて、
トルティジェーラの間に入れて
金具で締めて、押して。。。。。ってやっているうちに
彼女たちなら、パパと手で広げて
2枚ぐらい作ってしまいそう。。。笑



というわけで
小さなトルティジェーラの購入には至りませんでした・・・


ちなみに写真の上側に写っている
木製のものも、トルティジェーラ。

金属製のものが一般的ですが
木製のもあるんですね~



なお、トルティジェーラでトルティーヤを作るとき、
記事がトルティジェーラにくっつかないようにするコツを知っていますか?


普通だったら、ラップを敷く。。。と思うかもしれませんが
こちらのラップは品質が最悪。。。


なので、最もいい方法は
ビニール袋を正方形に切って使うことです。


こちらの人たちは透明、もしくは半透明のビニール袋を
一辺15センチぐらいの正方形に切り、
それを10枚から20枚用意します。


そして、一枚をトルティジェーラの下に敷き
そのうえにマサを乗せ
さらに、ビニールを上に載せてから
トルティジェーラを閉じ、押します。












そうすると、ビニールとビニールの間に
トルティーヤが丸く成形されるわけですね。


そして、上のビニールを取り
下のビニールに乗せたまま、
焼く人に手渡すわけです。


こうすると、どこにも生地がくっつかず
上手に扱えます。


しかも油を使う必要がありません!


ラップだと、すぐにくっついちゃったり
破れちゃったりして、
何度も使えないので
ビニール袋が一番です!!


トルティーヤがうまくできないよ~という方
ぜひ、原始的に
ビニール袋を引き裂く方法で
お願いします!笑