特別に作った
ベイクドチーズケーキが大好評！で
他のスタッフから家族の誕生日に焼いてほしいと
依頼されるほど。。。。笑
そして、今日、
オーナーの要望があって作ったのが
Snickersdoodle. スニッカーズドゥードゥル。
私は初めて聞いたんですが
アメリカでは、定番中の定番といわれる
シナモンシュガークッキーらしいです。
オーナーはアメリカに小さなお子さんがいるんですが
彼女とよく一緒に食べるらしくて
急に思い出したようです。
初めて聞いたし
食べたこともないし
作ったこともないので
仕上がり具合がわからなかったのですが
とってもいい感じだったようで
オーナーはもちろんですが
スタッフにものすごく喜んでもらえました。
本当にシンプルなクッキーなんですが
シナモンシュガーをまぶしてから焼くので
すごく香りがいいんですね。
みんなに
「ケーキ屋やったらいいのに。。。」と
いわれたんですが。。。。
ケーキ屋さんって
儲からないイメージがあるのは
私だけでしょうか？笑
だって、
どんなに高いデコレーションケーキでも
トゥルムではたかだか150ペソとか200ペソとか・・・
（つまり日本円で21センチ型のワンホールが800円～1200円）
今のホテルの給料分稼ぐのに
一体、一日何個売ればいいんですかって感じです。
スタッフの給料は、一週間で1200ペソ（つまり7000円ぐらい）ですから
手取りをそのレベルにするとしたら
原価三割として、200ペソのケーキを約9個売れば
粗利は1200ペソほど。。。
一週間に9個ならオーダーケーキだけでも行けそうだ。。。
とくにこっちの人たちは
一つの家に大家族で暮らしているので
その程度ならイケるかも。。。
でも、さすがに、私はそうはいきません！
ホテル住み込みというのもあって
光熱費や家賃はかかりませんけど
でも、さすがに私の給料は
メキシコ人スタッフよりも
もうちょっとだけマシなので
いい気になって、パティスリーを開くなんて
間違ったことはできません。笑
一年中買ってもらえるように
地元の人を対象にするなら
値段をかなり安くしないといけないし
いわゆる外国人のお金持ちを対象にするとしたら
ハイシーズンの半年ぐらいしか売れないし・・・
トゥルムにできる
外国人がやっているっぽい
カフェやお菓子屋さんやパン屋さんは
しょっちゅう潰れたり、リニューアルしたりしているので
彼らが思う通りの金額を稼ぐのは
きっと難しいんだと思います。
まだ日本に住んでいたとき
パティスリーで働いていたことがあるんですが
そこでも、廃棄とかいろいろ考えると
どう考えても赤字じゃ？？？っていう感じだったので
日本でも、お菓子屋さんの経営って
難しいんだろうな。。。って思います。
とくに生菓子は原価がかかるので
焼き菓子を中心にしないと。。。。
というわけで、
私がトゥルムでスイーツ屋さんをやることはないと思いますが
でも、こうやってビジネスを考えるのは
面白いものです。
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