日本のスタンダードからすると
ちょっと風変わりでした。
小さいころから
外国のお客様が家に来ることは
珍しいことではなく
食事も、和食より洋食の方が多く
日本のモノよりも
外国のモノに囲まれて暮らしていました。
また
既製品を好まなかった母が
おやつでもなんでも手作りしてくれたので
いわゆる買い食いをすることもなければ
店屋物を取ることもありませんでした。
ケーキもプリンもクッキーも
手作りしてくれたし
マヨネーズも、ドレッシングも
なんでも手作りでした。
だから、既製の調味料を頼らずに
食事を作ることは
私の中ではとっても当たり前のことで
それを面倒くさいとは思わないのです。
こうやって外国に暮らしていると
日本では簡単に買えるものが
ほとんど手に入らないので
なんでも手作りしなくちゃいけません。
でも、そういうのを
何とも思わずにコツコツできるのは
母が教えてくれたからだな~と思います。
あと、もう一つ有難かったのは
母がガールスカウトに入れてくれたこと。
今のガールスカウトは知りませんが
当時は、キャンプとか野外活動がメインで
小学校の時から
テントを立てる、かまどを作る
薪でご飯を作る、
マッチ一本で火をつける
野外トイレを作る
竹を使ってテーブルや椅子を作る・・・・
なんていうことを、
当たり前のようにやっていました。
だから、
今みたいに
半分キャンプのジャングル生活は
私にとっては、それほど苦ではないのです。
まあ、ペルーのジャングルに住んでたぐらいですから
それに比べたら
お湯も、電気も、ガスもある生活なんて
ジャングル生活のうちに入りませんけど。笑
というわけで
今、思い起こしてみると
母が教えてくれたことは本当に偉大で
全部が、今の生活に役立っていて
本当に有難いって思います。
その当時は
なんでこんなこと??って思ったことも
いっぱいあったし
既製品のお菓子をおやつに食べている人が
うらやましかったり、
カップラーメンを
一回でいいから食べてみたいと思ったり、
マクドナルドに行ってみたいと思ったり。。。笑
今考えると
母がしてくれたことの方が
何十倍も贅沢なんですけど
既製品を買うことが
ある種の贅沢に見えていた時期もあり
何でうちは??なんて思ったこともありました。
でも、今、当時の学びが
血となり肉となり
こうやって異国の地での生活を
エンジョイできていることを考えると
母は凄く変わってる人だけど
でも、先見の明があったんだな~って思います。
今年の母の日は一緒にいてあげられないけど
(って、ほとんど一緒にいたことないけど。。。)
日本に帰ったら
母孝行しなくっちゃ!!
なかなか、面と向かってお礼を言えないけど
母には本当に感謝しています。
そして、今も元気で
いろんな趣味に生きている母を
誇りに思います。
ママ、ありがとう!
ちなみに、
スタッフに、「母の日は何するの?プレゼントするの?」って聞いたら
「私たちにとっては毎日が母の日ですから
母の日だからって特別なことはしません。
365日、感謝をし、
いつどんなときも贈り物をしたいときにします。
母の日まで待つ必要はありません」
と、ものすごい答えが返ってきました。
確かにその通り!よく言った!!!
メキシコ人ってみんなそうなの?すごい!!
ってよく考えたら、
このスタッフは
福音主義というプロテスタントの牧師さんの家の子供でした。
さもありなん。。。。
ふつうのカトリックの子に聞いたら
お花プレゼントする~♪
と言ってました。笑
ちょっとだけホっとしました。笑
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