2015年9月20日日曜日

ペルー旅行ガイド?!

最近、知り合った人が
みんなペルーに旅行に出かけて行きます。


しかも、みんなが私に
「ペルーに行くなら何を見ればいいか」と聞いてきます。

私がペルーのことばっかり考えているからなんでしょうか?笑

彼らに情報を伝えるために
ペルーのいろんな遺跡や町のことを思い浮かべるたびに
行きたくて、行きたくて、
どうしようもない衝動に駆られます。


正直、拷問に近い。。。笑


トゥルムという楽園にいながら
ペルーのことを考えて悶絶するなど
罰が当たりそうですが、、、、


まあ、人間の欲望というのは
限りがないものです。笑


実際のところ、
私がペルーをくまなく回っていたのは
今から20年前のことなので
当時とは、全く状況が変わっています。


私の情報をもとにペルーに行った人たちが
FACEBOOKに懐かしい風景をアップしてくれるのですが
当時の私の印象とは相当違っていて
けっこうびっくりしたり、ショックだったり。。。。


東京だって、20年したら
全然別の町なんですから
ペルーに変化があるのは当たり前ですけれど
いや~ 本当に変わりましたね~


私の情報なんて、
全然あてにならないかも。。。と思います。



しかしながら、
以前は行くのがとても大変だった遺跡に
簡単に行けるようになっていたりするので
それはそれで、とってもイイことだと思います。


ペルーと言えばマチュピチュ!かもしれません。


でも私にとってのナンバーワンは
マチュピチュではありません。


マチュピチュは、確かに感動します。
なんてったって、
ものすごくフォトジェニックですから!


だけど、個人的に最も好きな遺跡は


★チャチャポーヤスにあるクエラップ遺跡
★カハマルカにあるクンベマーヨ遺跡
★ワラスの先にあるチャビン・デ・ワンタル遺跡


です!


これらの遺跡は、
いわゆるペルーの王道観光ルートには
はまらない場所にあります。


ペルーのルートで必ず入る観光地は、
首都のリマ、クスコ、マチュピチュ、プーノ(チチカカ湖)、
ナスカ(地上絵)

ってかんじではないでしょうか?

これらはすべてペルー南部にあり
非常に効率よく回れるようになっています。


これに対し、
私が好きな遺跡があるのは
ペルー北部。


しかも、効率よく回れません。笑



メキシコブログと全然関係ないですが
ちょっとペルー熱に侵されているので(笑)
勢いで書いてしまいたいと思います。



★クエラップ(Kuelap)


クエラップは山頂にそびえたつ城壁のような遺跡で
チャチャポーヤス(Chachapoyas)という町の近くにあります。

クエラップ情報はこちらをご覧ください

もしチャチャポーヤスという名前を聞いて
あれ?どっかで聞いたことがある?と思った方!
そうです、チャチャポーヤスは、
あのクライブ・カッスラーの有名な小説、
「インカの黄金を追え!」に出てきたんですよ~
この小説の中には、セノーテも出てくるので
メキシコ・ペルー好きの人にはお勧め!
そんなことあるわけないだろ!というツッコミをしながらも
ぐいぐい引き込まれちゃうのが
クライブ・カッスラーの魅力です♪


あ、話はそれましたが
チャチャポーヤスというのは
田舎の町でして
クスコみたいに、大勢の観光客が訪れる場所ではありませんから
当然空港なんかありません。

たぶん、今も、そんなににぎわってはいないと思います。
でも、ホテルは増えているんじゃないかと思います。

もし首都のリマから最短で行くとしたら、
リマから、チクラーヨ行きの飛行機に乗り
チクラーヨからチャチャポーヤス行きのバスに乗る。。。というのが
いいと思います。

時間のある方は、
リマからチクラーヨまでバスに乗るっていうのもアリだと思いますが。。。

で、チャチャポーヤスの町に着いたら
クエラップに行くツアーを探せば
今なら結構簡単に見つかると思います。

とにかく、景色がすごい!

YOUTUBEでビデオを見つけたので貼ってしまいます!
これ見たら、行かなくてもいいかも~っていうぐらい
きれいなビデオ~






見ていただければわかると思いますが
巨大な遺跡です!
入口はとっても狭くて、中は広大。。。
何より、クエラップからの眺めが最高なのです。
王様の気分が味わえます!



ぜひ、訪れていただきたい遺跡のうちの一つです。





★クンベマーヨ(Cumbemayo)


UFOの目撃がとっても多いといわれる
クンベマーヨ遺跡は
ペルーでナンバーワンの温泉地である
カハマルカ(Cajamarca)郊外にある遺跡です。


はっきりいって、カハマルカは超おすすめです。
インカの時代に、王族たちが
体を休めた温泉に
今も入ることができるんです!!!


温泉とっても気持ちいいし、料理はおいしいし、
なにより、チーズが最高!!!!


牛がゆったりと牧場を歩いている様子をみると、
ここはアルプス?っていいたくなるぐらいの
牧歌的で美しい景色です。

しかし、ここには悲しい歴史があります。
スペイン人が、当時のインカ皇帝であった
アタワルパを捕まえ、幽閉し、処刑したのが
この地だったからです。

カハマルカには、今も、
アタワルパが幽閉されていた屋敷が
そのまま残っていて
見学することができます。


カハマルカには空港があり
リマから飛行機で行かれますので
比較的訪れやすい町だといえます。


で、目的地であるクンベマーヨですが
カハマルカからツアーで行くこともできますし
タクシーをチャーターもできます。


クンベマーヨは、自然の岩の森を利用して
不思議な建造物を作っているところです。
水路も張り巡らされていて
とっても面白いです。

UFOがいっぱい目撃されるっていうのが
分かるぐらい、神秘的な遺跡。。。。

歩くだけでいろんな発見があります♪
標高が高いので気を付けてくださいね!!


あんまりいいビデオがなかったのですが
よろしければこちらでイメージをつかんでみてください。
音声がうるさいので消した方がいいかもしれません。








★チャビン・デ・ワンタル


チャビン・デ・ワンタル (Chavin de Huantar)というのは
ペルーの歴史上、非常に重要な遺跡です。

ペルーの古代文明というとインカ・・と思い浮かぶと思いますが
実際にはインカ帝国というのは
ほんのわずかな期間であって
その前に蓄積されたインカ以前の
たくさんの文化があるのです。

それらは、インカの前という意味で
プレインカと呼ばれています。

このプレインカ時代の中でも
最も古いといわれ、紀元前1200年ぐらいから
栄え始めたといわれるのが
チャビン文化で
その中心地がチャビン・デ・ワンタルという神殿なのです。


この神殿は、二本の河が交わる地点に作られており
有名なのは、その内部構造。
地下にトンネルが張り巡らされており
中心部に、ランソンと言われる
有名な石像がご本尊のように設置されているのです。


回廊の窓から見えるランソン象は
非常に神秘的で、
一見の価値あり!です。

神殿自体も、たくさんの石像でデコレーションされており
見応えのある建築物です。


画質は悪いですが
こちらの映像でなんとなく構造がわかりますでしょうか?







チャビン・デ・ワンタルと聞いて
あれ?っと思った方は
かなりペルーの情報通。。。。笑

実は、かの有名な
在ペルー日本大使公邸占拠事件(1996年)
人質を救い出すために行われた作戦の名前が
チャビン・デ・ワンタルだったんですね。

理由は、チャビン・デ・ワンタルの神殿のように
トンネルを掘って救出に行ったからです。

余談ですが、、
事件の日、実は私もパーティーに招かれていました。
でも、いろいろ理由があっていかなかったのです。
友人たちが人質にされたと聞き
その日はテレビで釘づけになっていました。
ほとんどの人が開放され、バスで帰ってきたときには
ホッとしましたが、
残された大使館の方々は
どれだけ大変だったことか。。


あ、この話を始めると、いろいろ出てきてしまうので(笑)
それはおいといて、

とにかく、チャビン・デ・ワンタルは
ペルー国内でも非常に有名な遺跡であり
世界遺産にも登録されています。


最も手っ取り早い行き方は
リマからワラス(Huaraz)行きのバスにのり
ワラスで宿泊。

ワラスという町も
小さな町ですが一見の価値あり!です。

なぜなら、ペルー国内で
アンデス山脈が最も美しく見えるところだからです。

その美しさは、
言葉ではとてもいい表せません。

登山をされる方には
ワラスはとても有名な町で、
たくさんの方がトレッキングに訪れます。


ペルー最高峰のワスカラン
標高約6800メートル!


町自体が標高3000メートル以上あるのですが
そこから、さらに富士山ぐらいの山が見えるのです。
ものすごい光景です。







というわけで、オススメの遺跡3つを
ご案内してみました♪


すでにペルーを訪れたことがある方には
上級者編として、
あるいは初めて行く方で
結構時間が取れる方は
ぜひぜひ、訪れてみてくださいませ♪




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