2015年9月1日火曜日

メキシコの「酔っ払い」と「二日酔い」

私が住んでいるトゥルムという町は
ユカタン半島出身の人が多いのですが
ほとんどの人が、お酒が大好き♪


ホームパーティーなどで
お酒は欠かせません。


メキシコなら、テキーラ?と思うかもしれませんが
ほとんどの人はビールを飲みます。



ビールは、
スペイン語ではセルベッサ(Cerveza)
といいますが
メキシコでは、チェラ(Chela)が一般的です。
※ペルーでもチェラは使われます。


そして、メリダ近辺のユカタン州では
日本でもおなじみのコロナビールが主流ですが
こちらでは、ソル(Sol)やドスエキス(XX)が一般的です。


最近、テカテ(Tecate)というのがよく売られていますが
うちの従業員によれば、他のビールより安いから売れているだけで
おいしいというわけではないとのこと。


うちの従業員たちのお気に入りは、ソルです。


そして、ビール瓶をたくさん買ってきて飲むのは割高なので
何リットルも入っている、樽みたいな、ビールサーバーを買います。


巨大なビールの入れ物のことを
ここでは、ミシル(Misil)といいます。
いわゆる、ミサイルです。
アルミ色でミサイルみたいに見えるからですかね~?


でも、これは、ユカタン半島独特の言い回しのようで
メキシコシティーなどでは
カワマ(Cahuama)というそうです。
カワマとは、トゥルムの海岸によくあらわれる巨大なウミガメのこと。

ウミガメみたいに大きい入れ物だから。。。だそうです。



そして、何十杯もビールを飲んで酔っ払った人のことを
一般的なスペイン語では、ボラッチョ/ボラッチャ(Borracho/a)といいます。
つまり、男性であれば、ボラッチョで、女性であればボラッチャですね。


しかし、メキシコでは、その言葉はあまり使われず
ペド/ペダ(Pedo/a)と言われます。


もともとのペドの意味は、「屁」です。笑

しかし、酔っ払ってどうにもならなくなった人は
ボラッチョ/ボラッチャではなく、ペド/ペダと言われます。


そして、二日酔いは
クルード/クルーダ(Crudo/a)といわれます。
これもメキシコ特有の言い回しで
一般的にはラサカ(rasaca)といいます。


もともとのクルードの意味は、「生なま」という意味です。
たとえば、ペスカード・クルードは、生の魚を意味します。


しかし、二日酔いで頭がガンガンするときには、
私、二日酔いだ~という意味で
エストイ・クルード/クルーダ (Estoy crudo/a)といいます。



ついでに言いますと、酔っ払いを指すペドという言葉は
普通に屁の意味でも使います。


そして、ペドは非常に応用範囲が広くて


エス・トゥ・ペド(Es tu pedo)と言いますと


英語でいう、「It's your business」みたいな感じになります。
つまり、

「それはあんたの問題だ」


みたいな感じです。


人の持ち物、洋服などなどを指して、
ペドと言ったりもします。


もちろん、非常に汚い言い方になりますので
良い子は使わないようにしましょう。笑


それにしても、こういう言葉を知らないと
みんなの会話について行かれないというのが
大変なところです。


自分では決して使わないけど
覚えなければいけない言葉。笑


日々、勉強になります!


けど、できればきれいなスペイン語、覚えたいな~
最初に来た国が
メキシコじゃなくてよかった~と思う日々です


ビバ!ペルー!!!(笑)




にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ メキシコ情報へ
にほんブログ村