ホテルにチェックインするようすはさまざまです。
ヨガの先生が
世界的に飛び回っている方だったりすると
いろんな国や地域から参加されるので
当然ながら、
ホテルに到着する時間がまちまちになります。
また、ある特定の地域の生徒さんを
連れていらっしゃる場合は
全員が同じ飛行機に乗っていらっしゃるので
20名が一度に到着されます。
でも、ほとんどの場合
参加者が自分の都合で
飛行機を予約し
自力で空港からシャンバラまでいらっしゃるので
到着時間がずれることがほとんどです。
なので、その都度
ホテルの使い方をそれぞれの方にお話しし
お部屋にご案内するわけです。
先日、いらっしゃったグループは
20名全員が、
一度に到着されるというパターンでした。
今まで、そんなにたくさんの人を
一度に受け入れたことがなかったオーナーは
「どうしよう！みんなが一度にきちゃうんだよ！
どうやって部屋に案内しよう？？」
と本気で悩んでいました。
私が
「全員をリビングにお通しして座っていただき
ホテルでの注意点を全員にお話ししてから
一組ずつお部屋にご案内したらどうですか？
ココナツとフルーツを置いておけば、
みなさん、静かに待ってくださると思いますけど？」
というと
「おおお！それはいいアイデアだ！
そうしよう！」
とのこと。
っていうか、それを思いつかないこと自体が
私には不思議なんだけど
何に悩んでいたんだ？？？？笑
そうして準備したココナッツとフルーツ
お客様にはとても喜んでいただけました♪
オーナーも
最初に全員に必要事項をお話ししてから
一部屋一部屋ご案内するという方法を
とても気に入ったらしく
「これからは、たくさんの人が一度に到着しても
安心だな！」
といっていました。
一体、どういう思考回路なんだ？メキシコ人？？？
シャンバラ・プチ・ホテルは
ホテルとはいえ、
滞在に当たっては
宿泊客の皆様のご協力をいただきたいことがいっぱいあります。
・トイレットペーパーはトイレに流さないこと
（たとえ大の方がついていても、すべてゴミ箱へ）
・水道システムがないので、水を大切にしてほしいこと
・各部屋にはコンセントがないので
コンピューターや電話を充電したいときには
リビングルームなどの公共のお部屋を使うこと
・自家発電なので時々停電が発生すること
・コーヒーメーカーなどのたくさんの電気を消費する電化製品使用禁止
・お部屋には食べ物を放置しないでほしいこと（虫が出る！）
などなどなど。。。
とにかく、
水も電気もない、ジャングルの生活なので
いつも皆さんが普通に使っているものが
気軽に使えない。。。という不自由さがあります。
だからこそ、
普段は味わえない、自然の中での体験ができるわけですけれど
そのために、協力していただきたいことが
いっぱいあるわけですね♪
というわけで
こういうことをいろいろとお話ししなければならず
チェックイン時には結構時間がかかるわけなのです。
それを、一度に皆様にお話しできれば
私たちにとっても好都合♪
オーナーはこのようなチェックインシステムを
「日本式チェックイン」と名付けたようで
（いや、これは日本式じゃないんですけど。。。）
その後も活用してくれるようになりました。
私たちにとっては当たり前のことでも
他の国の人にとっては
新鮮なことって
本当に多いのですね。。。。
面白い体験でした！
