冠のような形をしたパンのことで
この時期に特別に作られます。
日本ではほとんど知られていませんが
1月6日は、
東方の三博士の日（El dia de los reyes エル・ディア・デ・ロス・レイイェス）
といい、
この特別なパンを食べます。
味はただの普通の甘いパンなのですが
中に3つの人形が入っており、
それが入っている部分を食べた人は
2月2日に、タマレスをみんなにごちそうしなければなりません。
今回は、3つの人形が
それぞれ一人ずつに当たったので
3人が、タマレスを持ってくることになりました。
ちなみに、中に入っていた人形というのは
こちら。。。。
もっと、かわいいのを想像していましたが
真っ白な人型でした。。。笑
昔は、木製だったり、焼き物だったりしたらしいですが
今は、ほとんどがこのプラスチック製だそうです。
それにしても
なんか、ちょっと味気ないお人形ですよね～
というわけで、
お仕事前にひと騒ぎして、
みんなで甘いパンをほおばっていました。
そういえば、去年2個も人形引き当てた子がいたのに
タマレス、ごちそうにならなかったな～
今年は、どんなタマレスが届くのか
楽しみです。
ちなみにタマレスというのは
中南米でよく作られる
トウモロコシ蒸しパンのことです♪
塩味から、お菓子のような甘いものまで
いろいろなバリエーションがあるんですが
ラードをいっぱい使っているので
かなり重たい軽食？です。
昔は
タマレスが大好きだったので
いろんな国で食べましたが
今でも印象に残っているのが
グアテマラのアンティグアという町の市場で食べたタマレス。。。
海老のトマトソース煮が入っていて
もう、びっくりのおいしさでした。
って、もう20年も前の話なので
今も売っているかどうかはわかりませんが。。。。
このユカタン半島だけでも
本当にいろんな種類のタマレスがあるので
食べ歩きしたら、楽しいだろうな～と思います。
若いときは、平気で食べていましたが
今は、ちょっとおなかに重たすぎて
遠慮している食べ物のうちの一つなのです。。。
うちのスタッフによれば
ラードを使わないタマレスもあり
時々、作って売っているセニョーラがいるということなので
いつか試してみたいと思っています。
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