2016年10月24日月曜日

強制撤去されたホテルが戻ってきた!!!


なんと、今年の6月に強制撤去された18件のホテルのうちの一つが
戻ってきました!!!


※強制撤去されたときの話はこちらをご覧ください。


Villas Estrellas(ヴィーヤス・エストレーヤス)というホテルで
シャンバラ・プチ・ホテルの二件隣です。


このホテルは、土地の持ち主と
ホテルの経営会社が別々で


ホテルの経営会社の社長さんは
イタリアン人でした。


今年の五月に、200人もの私立警官(というよりチンピラでしたが。。。)を動員して
18件のホテルを強制立ち退きさせたとき、
この、VillasEstrellasというホテルのイタリア人社長だけは
絶対に動かない!!!!といって
数日間、ホテルに立てこもって、攻防戦を繰り広げていました。


土地の問題は、持ち主の問題であって
この土地を借りている自分の問題ではないから
ホテルのものを持ち出すなど絶対にありえない!と
がんばっていたのです。


なので、このホテルには、他のホテルよりも多いチンピラが取り巻いて、
厳重警戒態勢がしかれていました。

従業員たちは
立てこもっている社長さんのために
食料や水を運んだりしていたのです。


でも、結局、どうにもならなくて
社長さんは、立ち退きさせられてしまったのです。。。



それから数か月、
社長さんは必死に戦ったらしく、
やっとのことで、使用権利を取り返すことが出来ました!


そして昨日、
数か月ホテルを「ガード」というか「占拠」していたチンピラたちが警官に追い出され
社長さんと、ホテルの従業員が戻ってきたのです。


ホテルの入口は、太いロープや垣根のようなもので
厳重に囲まれていたのですが
それが解かれて、
もとのホテルの状態にもどりました。


もちろん数か月、チンピラたちに占拠されてたわけで
これから、大規模な改築が必要でしょうけれど
それでも、ハイシーズンを前に営業できるようになって
本当によかったです。


彼らの勝利は、
他の17件のホテルの立場をぐっと良くすると思われます。

みんながホテルや土地を取り返せるといいのですが。。。