2015年5月30日土曜日

シャンバラヒストリー♪ その1

シャンバラプチホテルは、
もともと、ヨガリトリート用のホテルではありませんでした。


というか、
そもそも、ホテルにしようと思って買った土地ではなかったそうです。笑


17年前
休暇でトゥルムに来たオーナーが
あまりの美しさに惚れ込んでしまい
そのまま移り住んでしまったとのこと。


トゥルムに住み始めた当初は、
ビーチ沿いにあるホテルの
マネージャーをしていたそうですが

あるとき、
ビーチの土地を買わないか?という誘いを受け
二つ返事で購入したのだそうです。


そして、
水道も電気も何もないタダの砂浜とジャングルの土地に
小さなほったて小屋を立てて
住み始めました。


毎日のようにビーチの砂を掃除し、
ジャングルを整備し、
少しずつ自分の家を整えていったそうです。

当然ですが
携帯電話もなければ
電話線もなければ
インターネットも無い時代。

一人でちょっともてあましていたオーナーは
黒のラブラドール、エンゾを譲り受け
二人で楽しく暮らしていたそうです。
(エンゾは2015年5月22日に13年の生涯を終えました)


当然ながら、当時、
道路も舗装されてはおらず
食事は、買いだめした
マルちゃんのカップラーメンか(笑)
荷車で売りに来るサンドイッチやタコスだったそうです。
(マルちゃんはメキシコでも有名です。たぶんNissinより有名・・・)



まだトゥルムビーチには
そんなにたくさんの観光客がおらず、
ビーチを掃除していても
歩いてくる人はほんのわずかだったそうです。


しかし、ある日のこと
一人の男性がビーチを歩いてきて

「君、部屋を貸してる?」と訊いてきたそうです。

オーナーは

「ココは僕の家で、ホテルじゃないよ」

と言ったところ


「残念だな~ こんなにキレイなのに・・・」と言われたのだそうです。


そのとき、ハっとオーナーはひらめき


「前金払ってくれたら、今日の夜にはちゃんと泊まれるようにするよ!」

と、相手に伝えたそうです。


その男性は、とても喜んで、気前よく前金を払い、


「あとで家族を連れて戻ってくる!」

といって、ビーチを歩いて行ったそうです。


そうしてお金を得た彼は
即座に町に行って
テントやらランタンやらいろんなモノを買い込み


ビーチに美しいテントロッジを作ったそうです。


たいまつで照らされたロマンチックなロッジに
夕方になって戻ってきたファミリーは大喜び!!!


そして
「友達も連れてくるから、もっとテントを立ててくれ」


といって、さらにお金を払ってくれたそうです。


その日、オーナーは


「ココでホテルをやろう!」と思いついたのだそうです。



トゥルムビーチで17番目に出来たホテル、
それが、シャンバラ・プチ・ホテルでした。



つづく



※夜になるとライトアップされる
ビーチ沿いのヨガスタジオ♪





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