2015年5月22日金曜日

ローフード:Raw food

シャンバラプチホテルには
ヨガのリトリートでいらっしゃる方が多いため
いろいろな食のこだわりを持つ方にお目にかかることができます。


卵と乳製品以外の動物タンパクをとらないベジタリアン
卵も乳製品もすべてNGのベーガン
グルテンフリー(小麦粉未使用)、ダイアリーフリー(乳製品未使用)、
シュガーフリー(砂糖なし)、炭水化物フリー・・・などなど。


中でも、もっとも厳しいのがローフード(Raw Food)
ローフードというのは、いわゆる加熱をしないお料理で、
食べ物に含まれるビタミンやミネラルを
加熱で失わせることなく、すべて取り込みましょう!という思想です。


シャンバラプチホテルでは
一度、ローフードの専門家を招いて
みんなで徹底的に教わったとのことで
ローフードの調理にかかせない
ディスハイドレーター(脱水処理器)まであります!

ローフードでは、48度までの加熱であれば
栄養素が失われることがないといわれており、
ディスハイドレーターは
野菜やナッツの加工に使われます。

たとえば、生のアーモンドは
皮の部分に毒素がありますので
そのままは食べられません。

3日間、水を取り替えながら浸水させ、
綺麗にしてから、
ディスハイドレーターに36時間ほどかけて乾燥させるのです。

こうすると、ローストしたアーモンドよりも
より効果的に栄養素をとることができるわけです。



先日、ヨガリトリートでいらっしゃったグループは、
一日だけローフードでお願いしたい・・・ということだったので

ロー・ハンバーガー(加熱処理なしのハンバーガー)を
作りました。


まず、パテをどうやって作るかというと
ニンジンやナッツをみじん切りにしたものに
オリーブオイルなどを加え
丸く成形して、3日間、ディスハイドレーターにかけます。


すると、下記の写真のような、パテが出来上がるのです!
脱水するといっても、完全にやるわけではないので
ちょっとしっとりとした不思議な触感のパテになります。








ローフードでは、焼いたパンは使えませんし
フライドポテトも使えません。
でも、みてください、この写真!
なんとなく、フライドポテトっぽくないですか??


ローハンバーガーでは
パンの代わりにレタスをつかい、
フライドポテトの代わりに
チリパウダーと塩をまぶした
ヒカマを使うのです。


これに、生トマトやニンニクなどをミキサーで回して作った
ソースをつけて食べると、絶品!


パテだけ食べてもおいしくないのですが
ソースとレタスとパテを全部合わせて食べると
信じられないほど、味が変わるのです。


最高のコンビネーション!


みなさんに一度は食べてもらいたい!と思いますが
なにせ、作るのに3日もかかるので大変です。。。。笑


でも、ご要望があれば、
ぜひ時間にゆとりをもって、
お知らせくださいませ!




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